イタリアはユーロ圏内でも物価がやや高めのエリア。そのため旅行で気になるのは、旅費よりも滞在費…とお悩みの方も多いと思います。
ここでは、イタリアのお金にまつわる基本情報と、国内で人気のスーパーでのショッピング方法をまとめてご紹介! イタリア各地を観光旅行で訪れた際に毎日普段使いで訪れてほしいローカルスーパーとショッピング方法をお教えします。
目次
イタリアの物価・お金にまつわる基本情報

お金
通貨はユーロ。補助単位はセント(1ユーロ=100セント)。
周辺のスイス、フランス、オーストリア、ドイツなどのユーロ圏内は、どこでも同一通貨ですので、日本からは円をユーロに換金して持参しましょう(イギリスはブレグジット※EU離脱のため、ポンド使用、いつからユーロが使用できなくなるかは、最新ニュースで必ずチェックしてください)。
イタリア ユーロ | 1ユーロ 124.15円 |
アメリカ ドル | 1ドル 110.92円 |
ロシア ルーブル | 1ルーブル 1.70 円 |
(2019年5月6日現在)
イタリア国内は、ホテル、レストランなどほぼクレジットカードでの支払いが可能で、一種の支払い能力の証明になっています。ただし、VisaやMasterCard、AMEXなど各店舗で取り扱いがまちまちのため、ダイナースやJCBなど複数のクレジットカードを持参するのがマストとなります。
両替
イタリアは、両替手数料が高い国として知られています。円からユーロ、アメリカ ドルからユーロに両替しても「手数料」が店によって大幅に請求されます(手数料込€1=150円というところもありました)。また空港や駅の両替所は手数料がとても高いので注意が必要です。
両替手数料よりクレジットカードでキャッシングした場合の換金利率が低い可能性もありますので、イタリア国内のATMを利用してキャッシングするのも一つの手段です。
しかし、ATMが必ずしも正常に動作するとは限りません。トラベルプリペイドカードやデビッドカードなど複数持参したほうが安心できます。ATM利用時に暗証番号などが必要になるので日本から控えを持参しましょう。
現金
イタリア到着後から鉄道やタクシーに乗車するために現金(ユーロ)が必要となるため、日本からユーロを多めに両替して持参することがベストです。
日本でユーロに両替してくれる場所は郵便局、銀行、トラベレックス、空港内の両替所などです。
安くて便利!公共交通機関
イタリアでは地下鉄(Metropolitana)、バス(Autobus)、トラム(Tram路面電車)を上手に利用して移動しましょう。安くて便利なイタリアの公共交通機関、乗りこなすと更に旅行が楽しくなりますよ。
(料金比較 日本/ローマ)
日本(大人料金初乗り/東京) | ローマ | ||
地下鉄(Metropolitana) | 140円 | 100分有効/€1.5 24時間/€7、48時間/€12.5など | |
バス(Autobus) | 210円(IC 206円) | ||
トラム(Tram/路面電車) | ――― | 100分有効/€1.5 | |
タクシー料金 | 410円 | 3€ |
(2019年5月6日現在 1ユーロ 124.15円)
※ローマでは地下鉄、バス、トラムは共通、100分間有効で乗り換え可能。ただし鉄道は一度改札を出ると鉄道の乗り継ぎ付加となります。
オトクに利用!イタリアの物価がわかるローカルスーパーとショッピング方法

ここでは、イタリアの物価がわかる場所、スーパーマーケット情報を濃いめにピックアップ!観光地ではない「暮らし」がわかる主婦の台所、イタリアのローカルマーケット事情をご案内します!
Billa(ビッラ)/フィレンツェ
フィレンツェなどイタリア屈指の観光地にもあるリーズナブルなスーパー「Billa(ビッラ)」は、観光客に優しいオーストリア資本のスーパーで、赤の背景に黄色のBillaという社名が印象的なお店です。
毎日の生鮮食糧品、生活雑貨がお安く手に入るスーパーで、イタリア旅行中のホテル生活に楽しみを与えてくれます。おいしい地元産の生ハム、パスタ、紙パックのワインやトマトソースなどがあり、ついつい無駄使い…。免税の範囲を忘れてしまうほど買い物を楽しめます。
※注意!日本へ持ち帰れる免税範囲
品目 | 数量または価格 | その他 |
酒類 | 3本 | 1本760ml |
海外市価合計 1万円以下のもの | 全量 | (例) 1個1000円のチョコレート9個や1本5000円のバッグ2個は免税。 この場合、1万円以下のものは免税額20万円の計算外。 |
その他 | 20万円 (海外市価の合計) | ・ショッピング合計額が20万円超過の場合、 20万円以内におさまるものが免税、残りは課税 ・1個20万円以上のもの。 25万円のブランドバッグは全額課税。 |
スタンダ(Standa)/ローマ、フィレンツェ
ローマやフィレンツェであちこち見かけるスーパー「スタンダ(Standa)」は、赤色バックに白のロゴが映える看板が目印のお店。店舗によっては食品以外に衣料品やお土産品までそろう場所もあるので、バラマキ用のお土産をリーズナブルに購入するお店リストにぜひ加えてみてください。
※間違えないで!衣料品のイタリアンサイズ
婦人服 | 日本 | 3 | 5 | 7 | 9 | 11 | 13 | 15 |
イタリア | 34 | 36 | 38 | 40 | 42 | 44 | 46 | |
婦人靴 | 日本 | 22 | 22 1/2 | 23 | 23 1/2 | 24 | 24 1/2 | 25 |
イタリア | 35 | 35 1/2 | 36 | 36 1/2 | 37 | 37 1/2 | 38 | |
紳士靴 | 日本 | 24 1/2 | 25 | 25 1/2 | 26 | 26 1/2 | 27 | 27 1/2 |
イタリア | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 |
CONAD(コナッド)/ローマ、フィレンツェ
ローマのテルミニ駅地下や、フィレンツェで見かけるスーパー「CONAD(コナッド)」は、トスカーナ州生まれのスーパーマーケットです。お花のワンポイントマークがかわいい、フィレンツェ旧市街地では日曜でも空いているお店です。
「日曜でも空いている」は、イタリアではとても珍しいことなので初イタリア観光時は不便に感じるかもしれません。コンビニがまずないことにも日本人は驚く人も多いので基本情報として知っておきましょう。
UPIM(ウピム)/ローマ
スーパーというよりは、デパートのような規模のお店「UPIM(ウピム)」は、ローマの人気観光地サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂付近にあります。地下フロアはスーパーとなっていて、ローマで生活するためには重要な拠点となります。
肉やチーズは対面販売のため、イタリア語(ニュアンスOK)でオーダーしなければなりません。言葉が不安な方はパック総菜販売もあるので、そちらを利用するのをおすすめします。
イタリアの物価がわかったら、ショッピング方法をマスター

イタリアの物価がわかるスーパーマーケット事情を知ったら、次はヘビロテで訪れてみましょう。スーパーでのショッピングは日本同様、ショッピングかごを手にしてお買い物スタート!果物は手袋装着、総菜売り場では番号札を使用して、順番が来たら必要な量(g)をオーダー・カットするなど、スタッフにお願いしての買い物となります。
型カートは有料
お店の入り口付近にある大型カートは、イタリアでは有料のお店もあります。有料の場合、チェーンにつながれているため1€コインなど料金をいれて外して使用します。※買い物後は返金してくれるお店もある。
レジ精算
レジ精算時は、前の人のかごと自分のかごの間に仕切り板を置き、商品をベルトコンベアのようなレジ台に全部出して清算します。袋は有料、袋詰めもセルフがほとんど。店員さんはレジ横に座って対応しているため、日本の接客との差に違和感を感じてしまうでしょう。
返金、返品は不可の店が多いです。
量り売り
みずみずしいイタリアの新鮮な果物などは量り売りになるため、その場で重さを計って自分で料金シール(バーコードシール)を準備してレジに進みます。野菜や果物の量り売りは、イラストで表示されているのでわかりやすいです。
まとめ イタリアの物価は高め!でもおもしろい!!
イタリアは人気観光地のためユーロ圏内の中でも物価は高めですが、滞在中にスーパーなどを利用することによって出費を抑えることも可能です。旅行で訪れる際は、ホテルやレストランでの食事を楽しみ、プラスその上でイタリアのスタンダードな生活に触れてその国の生活情報を体験しましょう!イタリアでおトクにショッピング&ライフスタイルを間近でチェックして、その国民性に触れてみませんか。
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