【イタリア旅行編】チップの渡し方と相場を知っておこう!

これからイタリアに旅行される方は、どんなシーンでチップが必要で相場はいくらなのか気になりますよね。

日本ではチップの習慣がありませんが、イタリアをはじめとするヨーロッパでは、サービスを受けたら感謝の気持ちを表すためにチップという形でお金を渡す習慣があります。

チップは気持ちなので100%支払う必要はありませんが、心付けとして渡すのがマナーです。

これからイタリア旅行をされる方は、チップの渡し方と相場を知っておきましょう。

イタリア旅行でチップを渡すシーンはどんな時?

イタリア旅行中では、ホテルやレストラン、タクシーに乗った時にチップを支払うシーンが多くなります。

ホテルでは、メイドさんがベッドメイキングやお掃除をしてくれるので、外に出かける前に枕元に1ユーロ程度を置いておくようにしましょう。

枕の下に置いてしまうと気づかれずに洗濯袋の中に入れられてしまう可能性があります。

チップのお札は軽く折りたたんで枕元に置くとわかりやすいので良いですね。

基本的にチップは小銭で支払うと失礼になるので、どんなシーンでも必ず紙幣で渡すようにします。

小銭を多く持っていても、小銭を掻き集めて1ユーロにして枕元に置くのはマナーが良くないのでやめましょう。

チップを置く場所は、枕元以外にもサイドテーブルの上でも問題ありません。

ただし、ホテルの部屋に現金をそのまま置いておくとメイドさんがチップと間違えて全部持って行ってしまう可能性もゼロではありません。

部屋の中に無造作にお金を置いて出かけないように注意しましょう。

空港からホテルに到着して、ポーターに荷物を持って運んでもらった場合は1ユーロ渡しましょう。

荷物が多い場合やスーツケースが何個もある場合は一つの荷物に対して1ユーロで計算します。

家族全員分のスーツケースが多くの荷物がある場合はまとめてポーターにチップを渡すようにしてください。

ルームサービスで何か食べ物をオーダーした場合はスタッフに1ユーロ程度のチップを渡します。

軽食程度ならば1ユーロで問題ありませんが、多くの食事を頼んだ場合は5ユーロくらいまとめて渡すようにしましょう。

ホテルのスタッフに気前よくチップを支払うと顔を覚えてもらえて、快適な旅になるのもメリットです。

イタリア旅行中は、チップ用に1ユーロ札を使うシーンが多いので、事前に多くの1ユーロ札を用意しておくと便利ですね。


イタリアのレストランでのチップの渡し方

イタリアではレストランでサービスを受けるとチップを渡す習慣があります。

どれだけチップを渡すかはレストランのランクによります。

高級レストランの場合は、約20%程度のサービス料(Servizio Incluso)が伝票に含まれていることが多いです。

高級レストランで食事した場合は、伝票のServizio Inclusoの欄を確認して、サービス料が一緒に含まれているかどうかチェックして下さい。

チェックをしないと二重にチップを支払うことになってしまうので注意しましょう。

一般的なレストラン(リストランテ)の場合は10%が相場となります。

食事した料金の約10%がチップの相場となりますので食事した料金とは別にウェイターに渡します。

チップはあくまでも気持ちの心付けなのでぴったり10%でなくても問題ありません。

例えば、家族で80ユーロの食事をした場合、チップは10%で計算すると8ユーロになりますが、ぴったり8ユーロでなくても構いません。

例えば、何度もドリンクをおかわりしたり多くのメニューを頼んで、何度もテーブルに運んで来てもらった場合は、ちょっと多めの10ユーロを渡すと良いでしょう。

その場で8ユーロを持ち合わせてない場合は、5ユーロでも問題ありません。

チップとは感謝の気持ちを表すものなので、正確な金額は決められていませんので、大体の計算で良いのです。

チップの金額は端数はあまり気にせず、キリの良い数字でさっとチップを渡してあげるとスマートで良いですね。

イタリアのレストランではスマートにチップを支払う習慣がありますので、前もって細いお札を多めに持っておくと安心です。

ちなみに、イタリアのカジュアルなレストランのピッツェリアやトラットリアは1ユーロから2ユーロ程度で大丈夫です。

テイクアウトのレストランでは1〜2ユーロ程度を渡すようにしましょう。

チップを渡すタイミングですが、基本的にレストランでのお会計はテーブルで精算します。

ウェイターに伝票を持ってきてもらったら、料理の金額と別に現金でチップを用意するか、またはクレジットカードで合わせて支払うようにしてください。

レストランでのチップの相場は?

一般的なレストランでのチップ相場は10%となりますが、カジュアルなレストランでは1ユーロから2ユーロです。

高級レストランの場合は伝票に初めから20%が含まれていることが多いです。

レストランのランクによってチップの相場が変わるので前もって確認しておくと安心ですね。

イタリアのレストランでは、チップを支払う習慣がありますので予めスマートに1ユーロ札を多めに用意しておくと良いです。

イタリアのチップはクレジットカードで払っても良いの?

レストランの伝票をクレジットカードで支払う時は、チップも合わせてカードで精算することができます。

旅行者にとっては食事代金とチップをまとめて支払った方が簡単かもしれません。

それでは、クレジットカードで食事の料金とチップをまとめて払うやり方を見ていきましょう。

食事が終わったら、担当のウェイターに伝票を持ってきてもらいます。

伝票チェックして問題なければクレジットカードを伝票ポケットに挟んでテーブルに置いておきます。

ウェイターがカードを切ったら、伝票持ってくるので、伝票に食事の金額とチップの金額を記入します。

一番下の欄に食事の料金とチップを合わせた合計金額を記載して、最後にサインをして終了です。

クレジットカードは必ず忘れないように早めに財布にしまいましょう。

イタリアのレストランではテーブルにて全て会計を済ますことができます。

精算するためにレストランの入り口まで伝票を持って行く必要はありません。

ヨーロッパやアメリカではレストランでクレジットカードでチップも支払うことができます。

しかし、どちらかと言えばチップは現金で支払った方がスマートな印象を受けます。

クレジットカード払いの場合、ウエイターが現金を受け取るのが遅くなってしまうので、チップは基本的に現金で払う方が喜ばれるのです。

しかし、初めにお伝えしたようにチップはあくまでも気持ちなので、「必ず現金で払わなければいけない」とか「必ず10%」というな強制はありません。

チップを払うほうも受け取る方もスムーズなやりとりになるように済ませましょう。

タクシーでのチップの相場は?

タクシーに乗ったらドライバーに約10%程度のチップを渡します。

多くの荷物をトランクに入れてもらったり観光地について詳しく説明してもらった場合は少し多めに渡しても良いでしょう。

「タクシー料金のお釣りをもらってください」と伝えるのものスマートなやり方ですね。

例えば、タクシー料金が8.6ユーロだった場合、10ユーロを渡して「残りをキープしてください」といった感じです。

ドライバーに明らかに遠回りをされたり、良いサービスではなかったと感じた場合は、必ずしもチップを渡す必要はありません。

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イタリアでチップを渡すときに覚えておきたい一言

イタリア語で「ありがとう」は「Grazie(グラッツィエ)」です。

ホテルでサービスを受けたりレストランやタクシーに乗った時は一言「ありがとう」と伝えてチップを出すようにしましょう。


まとめ

今回は、イタリア旅行中でチップを支払うシーンや支払い方法、相場などをご紹介しました。

チップをスマートに支払うと旅がスムーズになることを実感できますよ。

ぜひ、今後のイタリア旅行の参考にしてみてください。