スリランカの一人旅は女性でも安心!治安から物価まで役立つ旅情報を解説

スリランカは豊かな自然に恵まれた国で、古くからの遺跡や寺院なども多く、世界中から観光客が訪れる国となっています。また、セイロンティーやアーユルヴェーダも楽しめるため、一人旅をする女性にも人気があります。ここではスリランカの一人旅に役立つ情報を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

スリランカは一人旅でも安心できる?

スリランカは仏教の国で、礼儀正しくて親しみやすい人が多く、一人旅がしやすい国です。

スリランカはインドと似ているイメージがあり、インドのように「客引きに囲まれて苦労するのでは」と心配する人も多いのですが、そのようなことはありません。

タクシーが必要か?と聞かれることはあっても、断ればしつこく言い寄ってくることもありません。

スリランカでは、一人旅の旅行客だからといって強引に客引きに狙われることなく、リラックスした旅を楽しむことができます。

ただし、観光客が多い国ということもあり、「観光客を狙ったスリや置き引き」は多く発生していますので注意が必要です。

貴重品をすられることを防ぐには、

  • バスに乗っているときに、すいているにも関わらずとなりに人が座ったら警戒する
  • ホテルやショッピングモール、空港や鉄道の駅で客待ちしているトゥクトゥクには乗らずに、配車アプリを利用する
  • 日本語で話しかけてくる人にはまずは用心する

など、注意を怠らないことが大切です。

スリランカ人は親切な人が多いのですが、「家族が病気で困っている」「安い宝石屋に連れていってあげる」「今日は特別に〇〇をやっているから案内してあげる」などと言って近寄ってくる人には注意してください。

基本的に、イベントやお店は下調べをして、人にはついていかず、自分で行く方が安心です。


スリランカでは現金はどれくらい必要?海外キャッシングがおすすめ

スリランカの物価はとても安く、日本と比べるとどれも割安となっています。

現地通貨は「スリランカルピー」で、1ルピー=約0.6円となっています。100ルピー=60円ほどと考えるとわかりやすいですね。

スリランカでは

  • 高級ホテル
  • コロンボ市内のレストランやカフェ

では、VISAのクレジットカードを使えるところが多いのですが、

  • お寺など観光スポットの入場料
  • 街中の商店街
  • トゥクトゥク

などは現金しか使えないので、ある程度の現金が必要です

日本円をスリランカルピーに両替するには、空港や街中の両替商がありますが、

  • 空港や町にあるATMで海外キャッシング

をする方が、レートや手数料が安くなるのでおすすめです。

空港の両替所では、到着した観光客で混み合っていることも多いのですが、空港にあるATMで海外キャッシングをすると、安いレートでスムーズに現地通貨を手に入れることができます。


スリランカ一人旅の滞在費はどれくらい?気になる物価を解説

スリランカに一人旅で滞在する場合、費用はどれくらいかかるのか気になりますね。

スリランカの物価は、日本の約半分とかなり安く、滞在費を抑えられることも魅力です。

スリランカの宿泊施設の物価は?

スリランカには多くのホテルがあり、一般的なランクのホテルは7000円~15000円ほど、エアコンや温水シャワーがないタイプのホテルは3000円~5000円ほどとなっています。

また、家族経営のゲストハウスも人気があり、これらは1泊1000円からという格安の価格で宿泊することができます。

スリランカの食事の物価は?

スリランカの食事の物価は安く、滞在費をかなり抑えることができます。

スリランカは紅茶が有名ですが、地元の人が利用するお店だと1杯40円~60円ほど、街中にあるスタバ風のカフェであれば、1杯400円ほどとなり、価格にだいぶ開きがあります。

ペットボトルの水は1リットル50円ほどなので、水は安く買えます。

食事は屋台では200円ほどでおなかいっぱい食べることができ、外国人向けのきれいなレストランでも600円ほどの価格設定です。

スリランカでは、やはり本場のカレーを楽しみたいですね。スリランカカレーを食べる場合は、約200円~400円ほどでお腹いっぱい食べられます。

カレーの本場ということもあり、どのお店も外れがなく、おいしいカレーを堪能することができます。

スリランカのタクシーの物価は?

スリランカでは、空港から街までタクシーで移動することが多く、ホテルが手配するタクシーやUberを利用すると良いでしょう。

不安がある人はホテルのタクシーの方が確実で安全です。

価格は空港からコロンボまで約1500円~2000円ほどで利用することができます。Uber を利用する場合は、その半分くらいの価格となっています。

スリランカのトゥクトゥクの物価は?

スリランカのトゥクトゥクはコロンボでよく見かける3輪の乗り物で、メーターがついてはいるものの、価格は乗るときの「ドライバーとの交渉」で決まります。

まずは目的地を伝え、いくらで行ってくれるかを聞きましょう。

1km100ルピーを目安に交渉すると良いでしょう。

また、目的地だけではなく、1日トゥクトゥクを貸し切って、あちこちまわってもらうという方法もあります。

1日チャーターする場合は、4500~5000ルピーだと気持ちよくまわってくれます。

長時間トゥクトゥクを貸し切る場合は、お互い良い雰囲気でいる方が旅も楽しくなりますので、値切りすぎず、そこそこのところで妥協するのも一つの方法です。

スリランカのバスの物価は?

スリランカを観光するときには、バスを利用すると費用をかなり抑えることができあます。

スリランカのバスは、エアコン付きとエアコンなしの2タイプがあるのですが、

  • エアコンなしは数十円
  • エアコン付きは、エアコンなしの2倍の価格(100円ほど)

で移動することができ、タクシーやトゥクトゥクよりも格安です。


スリランカの一人旅で体調が悪くなったら?海外旅行保険に加入しよう

スリランカの一人旅では、環境の変化で思いがけず体調をこわしたり、ケガをしてしまうことがあります。

そのような時のために、海外旅行保険に加入しておくことが大切です。

スリランカは日本よりも物価は安いものの、ケガや病気になった場合はかなりの費用がかかりますので、海外旅行保険に加入しておくと安心です。

海外旅行保険料がもったいない、できるだけ費用を抑えたいという人は、海外旅行保険が付帯している、年会費無料のクレジットカードを作っておきましょう。

エポスカードや楽天カードなど、「年会費が永年無料で海外旅行保険が付帯しているクレジットカード」をもっていれば、実質保険料が無料で現地で病気やケガをしたときに補償を受けることができます。

また、思ったよりも病状が重くなった場合、バンコクやシンガポールへの移送も考えられますが、そのような場合でも、補償を受けることができるので安心です。

スリランカは暑い国なので、デング熱や日本脳炎、肝炎や腸チフス、赤痢などにかかる可能性があります。

安心して一人旅をするためにも、かならず海外旅行保険に加入していきましょう。

海外旅行保険代を無料にするコスパ最強カード

エポスカード

クレジットカードは海外旅行の必需品とはいっても、どのクレジットカードを作るとよいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。

そんな方に胸を張っておすすめできるのが、百貨店マルイが発行しているエポスカードです。雑誌やトラベルブロガーに海外旅行用コスパ最強カードとして頻繁に取り上げられています。

海外旅行に行く際は、海外旅行保険に加入する必要があることは理解しているけど、実際海外旅行保険を使うことはなく、なんだか海外旅行のたびに海外旅行保険代5,000円程度を損した気持ちにもなりますよね。

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傷害死亡・後遺障害や賠償責任の補償金額が3,000万円と無料のクレジットカードでは最高レベル手厚い保証内容になっているので、エポスカードの海外旅行保険のみでより安心して海外旅行に行くことができます。

年会費無料で海外旅行保険がついているだけでなく、他にも下記のメリットもあるので、エポスカードは海外旅行に最適かつ国内でも使えるコスパ最強カードと言われています。

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海外旅行傷害保険代を無料にするコスパ最強カード②

JCB カード S/JCB CARD W

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スリランカの一人旅で必ず行きたい観光スポット

スリランカは紅茶が有名ですが、多くの仏教遺跡やパワースポットがあり、一人旅でも観光をしっかりと楽しむことができます。

世界遺産のシーギリヤロック

スリランカで一番有名な観光スポットと言えば、世界遺産の「シーギリヤロック」です。

この宮殿遺跡はジャングルの中にそびえたつ一枚岩の上に建てられており、5世紀に狂気王と呼ばれていたカッサパ1世によって建てられたものです。

断崖絶壁の上にある遺跡には歩いて登ることができ、上からはすばらしい景色を見ることができます。

どうしてこのような場所に宮殿が作られたのか、階段部分に残るライオンの足だけの像など、遺跡にまつわる謎も多く、稀に見る「パワースポット」として多くの人が訪れる場所となっています。

このシーギリヤロックのふもとはジャングルになっています。

「遺跡の上に上るのは怖い」という人も、ゾウに乗りながら下から遺跡を眺めるだけでも、スケールの大きさを体感できますのでおすすめです。

ブッダが訪れたとされるキャラニヤ

スリランカは、仏教の開祖である「ブッダ」が3度も訪れたとされており、仏教とは深い関わりがある国です。

その中でも「キャラニヤ」の街は、ブッダがキャラニヤの河で沐浴をして説教を行ったとされており、仏教の聖地として建立された「寺院ケラニ・ラジャ・マハ・ヴィハーラ」はぜひ見ておきたい観光スポットです。

首都コロンボのセントラルバスターミナルからバスで50分ほどの場所にあります。

境内では靴と帽子を脱ぐようにしましょう。

ローズクォーツマウンテン

スリランカの隠れたパワースポットとして「ローズクォーツマウンテン」があります。

この山は文字通り、ピンク色のローズクォーツに覆われている、珍しい山です。

この山から採取された水晶は、インドの世界遺産タージマハルにも使われており、宝石を生み出している山としても有名です。

ローズクォーツマウンテンは、シーギリヤ周辺のホテルから車で約1時間ほどで着きます。

山への登山時間を合わせると、シーギリヤのホテル出発から帰着まで、約4時間みておくと良いでしょう。

山へのバスはないため、車をチャーターしていく必要があります。

山頂ではピンク色に染まった景色だけではなく、山頂からの絶景も楽しむことができます。


スリランカの一人旅では現地ツアーもおすすめ!

スリランカの一人旅では、トゥクトゥクやバスを使って観光スポット巡りをすることも楽しいのですが、現地発着ツアーを利用することもおすすめです。

現地発着ツアーを利用すると

  • 効率良く観光スポットを回る
  • 安全面の心配をせず、安心して観光できる

というメリットがあり、特に女性に人気があります。

スリランカの人気の現地発着ツアーには

  • 世界自然遺産シンハラージャ観光1日ツアー
  • 世界遺産シーギリヤロックとローズクォーツマウンテンを登る日帰りツアー
  • スリランカの世界遺産3か所をまわる2泊3日のツアー
  • 本場の伝統医療「アーユルヴェーダ」を体験するツアー

などがありますので、日本で調べて予約をしていくと安心です。


スリランカの女性一人旅で人気のアーユルヴェーダとは?

スリランカ旅行で、一人旅の女性に特に人気があるのがアーユルヴェーダです。

アーユルヴェーダとは、「生命の科学」という意味のインド発祥の医学で、5000年の歴史があります。

個人の体質に合ったオイルを調合し、全身に塗り込んで治療を行うので、体内からの毒素を排出しつつ、マッサージ効果も楽しみながら心身のバランスを取り戻すことができます。

日本でアーユルヴェーダを受けるには高い費用がかかりますが、スリランカでは比較的安価な費用で、本場の施術を受けることができるので、スリランカを訪れる女性には非常に高い人気があります。

本格的に何日も施術を受ける場合は、アーユルヴェーダリゾートで6日以上のまとまった宿泊が必要となりますが、現地ツアーでは、日帰りのものから2、3泊のものまで様々な種類がありますので、日程に合わせて選ぶと良いでしょう。


まとめ

スリランカでは、遺跡の観光からスリランカカレーや紅茶などの食べ物や飲み物、アーユルヴェーダまで様々な経験をすることができるので、一人旅におすすめの国です。物価も安く、限られた予算内でも満足が行く旅行をすることができます。ただ、暑い国で日本ではかからない病気になってしまう場合もありますので、海外旅行保険に加入して、しっかりと安心できる状態で出発するようにしましょう。