きらびやかなアラビア文化と日本では味わえないスケールの大きな景色が見られると人気を集めているアラブ首長国連邦のひとつ、ドバイ。なんだかお金持ちの住む、お金持ちのための旅行先と言うイメージがありませんか。高層ビルが建ち並び、近未来の雰囲気を感じさせるドバイは普通とはちょっと違う旅行をしたいと言う方におすすめの旅先です。
ゴージャスな体験ができたりショッピングを楽しめる一方でちょっと街を歩くと庶民向けのお店もちゃんと存在しているドバイへ特別な旅に出かけてみませんか。お金持ちの国と言うイメージがあるだけ、気になるのが物価ですよね。今回はドバイの物価に迫ってみましょう。
目次
ドバイの物価を知ろう!まずは通貨は?
ドバイの通貨は?という質問に、ぱっと答えられる方は少ないのでは?ドバイという国の名前はよく耳にするけれど、あまり私たちに与えられる情報の多い国ではないですよね。ドバイの通貨は「ディルハム」と言い通常「Dh」もしくは通貨コードの「AED」と表示されます。ディルハムの下の単位は「フィルス」で、100フィルスで1ディルハムです。表示は「Fils」です。ドバイの通貨は紙幣が8種類と多く、硬貨は3種類だけ。表にアラビア語、裏には英語でデザインされています。ドバイの通貨を見ると、アラビア文化の国に来たんだなと実感できますよ。
紙幣 | 1,000Dh | 500Dh | 200Dh | 100Dh | 50Dh | 20Dh | 10Dh | 5Dh |
硬貨 | 1Dh | 50Fils | 25Fils |
紙幣は鮮やかに色分けされており、大きさも分けられているので初めてでも使いやすいですよ。2019年5月現在、1Dhは約30円です。1Dh硬貨1枚が30円と覚えておきましょう。
ドバイの平均年収は?
とてもお金持ちでゴージャスなイメージのあるドバイ。砂漠の中に突如現れるオアシスのような国は、物価も高くお金持ちが住む国と思っている方が多いでしょう。物価を知るためにはその国に住む人達のお金事情をのぞいてみるのが一番です。
ドバイの平均年収を知るためには今のドバイを構成している人々について知っておかなければいけません。ドバイは超移民国家で、「ドバイ人」と呼ばれる人々は人口のたった10パーセント。それ以外の人々は移民であったり出稼ぎの労働者で、このドバイ人の方々と非ドバイ人の方々との間で収入に大きく差があります。
ドバイ人(公務員職はすべてドバイ人) | 約2600万円 |
非ドバイ人 | 約1000万円 |
出稼ぎ労働者 | 約88万円 |
ご覧の通り、ドバイは超格差社会。ドバイ人は自分たちで働いた収入に加えて国から手厚く保障されていて、本当にイメージ通りのお金持ちです。非ドバイ人の方々の平均年収も日本に比べると遥かに高いですが、出稼ぎ労働者の平均年収はとても低いですよね。このように一言で言い表せないのがドバイの平均年収です。
やっぱりドバイの物価は高い?
平均年収が飛び抜けて高い人も、日本の平均年収を大きく下回る人も共存しているドバイ。一体ドバイの物価はどうなっているのでしょうか?いろんな物の価格を見ていきましょう。
まずは気になる宿泊費
旅行中に必ず必要になる宿泊費。ドバイのホテルは高層ビルで夜景が美しくて、広い部屋でとてもゴージャスなイメージがありますよね。日本のメディアはこのようにドバイの豊かな部分をピックアップすることがほとんどなので、お手頃価格のホテルはないの?と思ってしまいます。
ドバイにももちろんビジネスホテルクラスのホテルは存在していますが、価格は総じて高めです。ドバイはホテルがとても多いので、価格も一概には言えません。街の中心部であれば3つ星、4つ星の中級クラスのホテルでも3万円ほどにはなりますし、ちょっと離れると5つ星ホテルもそのくらいの価格帯かもっとお安く宿泊できます。街の中心部のホテルの価格をざっと見てみましょう。
5つ星ホテル | 3万円くらいから上はどこまでも |
4つ星ホテル | 15000円くらいから |
3つ星ホテル | 8000円くらいから |
アパートメント | 15000円から40000円くらい |
ゲストハウス | 6000円から8000円 |
見てもらっても分かるようにドバイはホテルはとても多いのですがバックパッカー向けのゲストハウスなどは数が少なく価格も高めです。ゲストハウスに宿泊するよりも3つ星クラスに宿泊した方がお得ですよ。
また、いかにもドバイ!と言った雰囲気の豪華なホテルは4つ星、5つ星クラス。一泊くらいは奮発して、ドバイの夜を満喫するのも良い思い出になりますよね。
ドバイの交通事情は?
次に必ず必要になる交通手段。ドバイは2000年台に入るまで、完全な車社会でしたが今現在はメトロができており庶民の足として大活躍しています。このメトロは日本の会社が4社建築に参加しているのだとか。日本人としてちょっとうれしくなりますよね。
このドバイのメトロ、駅も明るくきらびやかで、できたばかりと言うこともあり利用しやすい雰囲気です。メトロで移動できるところはどんどん利用しましょう。
初めてドバイメトロに乗車する時にとても驚くのが、地下鉄なのに乗車クラスが分けられているんです。あまり運賃に差はありませんが一番高いゴールドクラスの車両は空いているので長い移動の時にはおすすめです。
ドバイのメトロは7つの区間に分けられていて、何区間乗車するかで運賃が変わってきます。物価の高いドバイ、交通費も高いのかと思ってしまいますがなんと日本よりもよほどお安い価格帯。移動手段としては最高です。
1区間 | 4Dh(約120円) |
2区間 | 6Dh(約180円) |
2区間以上 | 8.5Dh(約250円) |
一番安い価格で上記の通り。ゴールドクラスになると10%ほど値上がりしていますが、それでもまだお安いですよね。
ドバイの食事代をみてみよう
先述した通り、ドバイは居住者の9割近くがドバイ人ではありません。そのため料理も世界各国から集まっており、とても国際色豊か。ドバイ料理ももちろんありますが、ローカルフードが充実しており価格も安く設定されています。
旅行の楽しみである食事ですが、滞在中毎食レストランで食事をしていては旅行費を食費だけで占めてしまいます。ローカルフードやフードコートを上手に活用して食費を予算内に収めましょう。
景色の良い一流レストランでランチ | 20000円くらいから |
ホテルのレストラン | 7000円くらいから |
街中で各国料理 | 3000円くらいから |
カフェ | 2000円くらいから |
ファーストフード店でハンバーガーセット | 600円くらい |
ローカルな食堂でランチ | 1000円くらいから |
食費を抑えたいならフードコートやローカルの食堂を利用しましょう。フードコートでも本格的なアラブ料理を楽しめるお店もありますよ!
ちなみに、ドバイはイスラム国家なのでお酒は基本的には禁止されています。それが最近は観光客用にとお酒を出すお店も増えているんです。ただその価格が驚くほど高い!ビール1杯が場所によっては1600円くらいのことも。暑いドバイでビールを飲みたくなりますが、日本と同じような感覚で飲んでしまうとお会計で驚くことになるので注意です。
スーパーで価格をチェック!
外国に行ってその国の物価を知りたいならスーパーに行きましょう。食品から日用品、すべてのものが揃うスーパーで価格をチェック。物価の高いドバイにおいて、食費をとことん安く済ませたいならスーパーの利用は必須です。
水(500ml) | 約30円 |
ポテトチップス | 約260円 |
コーラ(500ml) | 約95円 |
バティールのデーツ(5個) | 約500円 |
パン(一斤) | 約200円 |
ヨーグルト(4個付き) | 120円 |
思ったよりもお安く価格帯ですよね。スーパーなら日本よりも安いと思います。また、ドバイは市場があちこちにあるので、市場を利用すればもっと食費を抑えられます。キッチン付きのアパートメントホテルなどに滞在すれば、ぐっと食費を抑えられるでしょう。
ドバイの物価は高い!けれど工夫次第で抑えられる
今回はドバイの物価をご紹介しました。確かにドバイの物価は総じて高めですね。上をみればどこまででも贅沢ができるのがドバイの魅力でもあります。
それでも、費用を抑えての旅も可能です。滞在費をできるだけ抑えてアルコールも飲まない、食事も自炊を心がければ少ない費用でドバイの街を満喫することができるでしょう。ちなみにドバイはかなりのカード社会。クレジットカードは必須アイテムですよ。カードさえあれば「お金が足りるかな」と思わなくても済みますし、海外旅行保険付帯のカードならいざという時のお守りにもなります。
ゴージャスで優雅ないかにもドバイな旅にも、豊かなアラブ文化を味わう旅にもおすすめのドバイ。ぜひ一生に一度は訪れてみませんか。
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