一度は見たい世界遺産で有名なアンコールワットがある国カンボジア、このカンボジアには雨がたくさん降る雨季があります。その雨季のシーズンを訪れる際に知っておきたいポイントやおすすめの過ごし方をご紹介致しましょう。
目次
カンボジアの雨季はいつ頃なの?
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カンボジアの雨季のシーズンはいったいいつ頃なのかというポイントからご説明致しましょう。このカンボジアの雨季は5月~10月と言われており、さらにカンボジアの雨季の平均気温は27~28°Cとなっています。
雨季の気温はどの場所もあまり変わらないですが、乾季はプノンペンとシェリムアップで2~3°C平均気温が変わります。カンボジアは東南アジアらしい亜熱帯気候であるため、雨季の季節の湿度はかなり高いことでも知られています。
スコールは1~2時間ほど降り続く
カンボジアの雨季のシーズンに降るそのスコールはだいたい1~2時間ほど降り続くと言われております。バケツをひっくり返したような日本で言うところのゲリラ豪雨のような激しい雨が降る地域としても有名です。
しかし、1日中降り続くわけではないのでこの時間帯のみカフェなどに避難するかホテルに戻ると良いので観光に大きな支障が出るということは少ないでしょう。
スコールは15:00以降が振りやすい
カンボジアの雨季のスコールは15:00以降が振りやすいというデータがあります。朝はあまり降らないとされているため、特にシェリムアップのアンコールワットを見に来る方は朝焼けを見に行くことをおすすめします。
前日に雨が降った日などはその朝焼けが水面に映し出されることでとても美しい光景を楽しむことができます。南米のウユニ塩湖のように建物も逆さまに映し出されるのでこの時期にしか見られない光景を楽しむことができます。
カンボジアの雨季は実はおすすめなシーズン
先ほどご紹介した通りカンボジアの人気スポットであるアンコールワットへ行くという方はこの時期にしか見ることができない光景を見ることができることもありとてもおすすめなシーズンとなっています。
また、カンボジアの雨季のシーズンは夏休みともぶつかることもあり、休みを合わせやすく行きやすい時期でもあります。世間がハワイやヨーロッパへと足を運ぶ中この美しいアンコールワットを見に行くのもおすすめです。
人気のアンコールワットは神秘的な景色が望める
朝焼けが美しいことをご紹介させて頂きましたが、アンコールワットはとてつもない広さであることもあり、この朝焼けのみならず様々な美しい景色を見ることができます。このアンコールワットはジブリ作品のラピュタのモデルとも言われています。
そのラピュタのモデルとされているベンメリア遺跡がこの雨季のシーズンにはまさに空を浮かぶ天空の城ラピュタかのような景色となります。雨季のシーズンのみにしか見ることができない神秘的な光景はまさに絶景です。
熱い乾季よりも断然過ごしやすい
カンボジアの乾季はなんと40°Cまで上昇すると言われております。それに比べて雨季は日中上がっても30°Cほどとなっているためとても過ごしやすくなっています。湿度は高いですがスコールの後はスーッと涼しくなります。
レストランなどでは少し寒いこともありますので薄手のカーディガンなどの羽織ものをご用意しておくと良いでしょう。熱帯雨林に打ち付ける雨を眺めながらのお食事もまた、東南アジアらしくて一味違った景色が望めます。
カンボジアの雨季のおすすめな過ごし方は?
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カンボジアの雨季のシーズンに訪れるなら室内で過ごせる楽しみ方もチェックしておくと良いでしょう。買い物なども良いですがカンボジアならではの過ごし方ができるスポットを中心にご紹介して参りましょう。
スパで優雅にマッサージが人気
カンボジアは物価が安いことでも知られています。そのため、高級ホテルなどもヨーロッパやアメリカに比べて格安に泊まることができます。そんなカンボジアにある高級ホテルにはスパが併設されているところが多くあります。
東南アジアのスパは安くて良いと人気なため、カンボジアをはじめとしてタイやマレーシアなどへ旅行をする方もスパを楽しむ方が多いです。カンボジアの高級ホテルのスパもお値段以上のクオリティーとなっていますので雨の降る中スパでリラックスするのもおすすめです。
カンボジアの民族舞踊アプサラダンスを見に行こう
カンボジアには民族舞踊であるアプサラダンスというものがあります。そのアプサラダンスを見ながらお食事を楽しむのもまたカンボジアの雨季の楽しみ方の一つであり、カンボジアの伝統料理も一緒に頂くことができます。
カンボジアならではのダンスを見ながら日本人の口にも合うカンボジア料理を頂けるため、雨が降りやすい夜のディナースポットとして選ぶのも良いでしょう。ツアーなども組まれているのでそちらに参加するのもおすすめです。
カンボジアの雨季の季節の持ち物は?
カンボジアの雨季のシーズンに持っていくと便利なものをご案内致します。カンボジアの雨季の降水量は多い時で250mmほどの雨が降るとされております。特に雨季の終盤にかけて雨が激しくなるため雨具は必須アイテムです。
Tシャツと短パンで過ごすことができるため、洋服も嵩張らないので着替えなども多めに持参すると良いでしょう。また、男性などは海パンなどを洋服代わりに着ている方も多いので海パンを持参するのもおすすめです。
折りたたみ傘よりもカッパを持ち歩こう
降水量の多いカンボジアの雨季、バケツをひっくり返したような雨が降ることから小さな折りたたみ傘では間に合わないこともあるため、カッパがおすすめとなっています。カッパもまた、100円ショップなどで使い捨て持参すると良いでしょう。
最近のカッパは様々な形のものがあり、上からかぶるだけのポンチョ型のカッパがとても便利です。服装は長ズボンだとビショビショに濡れてしまうこともあるため、出来るだけハーフパンツなどのショート丈のパンツをセレクトしておくと濡れても良いので便利です。
スポーツサンダルなら濡れても動きやすい
カンボジアの雨季は足元がぬかるんでいることも多いため、汚れてもよい履物を身につけておくと良いでしょう。特にスニーカーよりもスポーツサンダルが便利で濡れても汚れても後でシャワーなどで流すことができるのでとてもおすすめです。
男性ものだけでなく、今では女性もののスポーツサンダルも多く出回っており、おしゃれなものもたくさんあります。スポーツサンダルは滑りにくい作りとなっておりますのでぬかるんだところや遺跡などの滑りやすいところでも活躍する便利なサンダルとなっています。
虫除けスプレーや虫刺され薬も必須
カンボジアの雨季は蚊などの虫が多く発生する季節でもあります。そのため、虫に刺され防止として虫除けスプレー、そして虫に刺された場合の虫刺され薬なども持参すると良いでしょう。
現地ではあまりわからないということもありますので使い慣れたものを持参すると使い勝手も良く、またお子様や肌の弱い方なども日本で使い慣れたものの方がトラブルが少ないくておすすめです。
まとめ
いかがでしたか?カンボジアの雨季のシーズンしか見ることができない景色やまた、雨季のシーズンを訪れるなら必ず持っていきたいものなどをご紹介させて頂きました。穴場シーズンでもあるカンボジアの雨季で神秘的な景色を見に行ってみてはいかがでしょうか。