アンコールワット遺跡で有名なカンボジア。自然と歴史遺産の多い同国は、世界中の人々を魅了します。親日家であたたかく人懐っこいカンボジア人の人柄は、ふるさとに帰ったような気持ちにさせてくれます。日本から比較的近く、近年では益々人気の旅行先となっているカンボジア。ツアー旅行以外ではなんとなく「行きづらいのでは?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
今回は、カンボジアに個人で旅行するために必要な情報をご紹介します。
目次
カンボジアへの旅行準備開始!LCCでもカンボジアへ行ける?

カンボジアは日本との時差が2時間で、フライトもあまり長くないため、旅行先としては最適です。世界遺産のアンコールワットのあるカンボジアに気軽に行きたい方のために、個人旅行に必要な情報を順番にご紹介します。
カンボジアの治安情報
旅行先でまず気になるのが現地の治安です。外務省の海外安全ホームページによれば、現在カンボジアの治安は全地域において「危険レベル1」、つまり「十分な注意が必要なレベル」とされていています。政情が不安定とは言われていますが、他のアジア諸国と比べ決して治安が悪いわけではありません。
裏通りや人通りの少ない地域には、不用意に立ち入らないなどに気を付け、外出の際は、持ち物に注意する、周囲への警戒を怠らない、タクシー等の自動車を利用するなど、海外旅行ではごく一般的な注意をしていれば、問題ありません。スマートフォンやタブレットを路上で使ったり財布を人前で開いたりせず、荷物を置いたまま席を立ったりしないようにして、スリやひったくりのターゲットとならないように注意しましょう。
カンボジアへの入国ビザ
カンボジアに入国するためには、観光目的であってもビザの取得が必要です。渡航前に日本のカンボジア王国大使館のビザ申請窓口で取得することができます。申請用紙はホームページより直接ダウンロードできます。
詳しくはこちらのホームページでご覧ください。
カンボジア王国大使館
http://www.cambodianembassy.jp/web2/?page_id=424
また、近年、電子ビザ(E-visa)が取れるようになりました。E-visaはカンボジアの外務交際協力省の公式ホームページのみ申請が可能です。ウェブ予約をすれば、大使館まで出向いてビザの申請をする必要がないため、遠方に住んでいる方には大変便利なシステムです。
詳しくはこちらのホームページでご覧ください。
カンボジア外務国際協力省E-visa
カンボジアのベストシーズンは?
カンボジアの観光をするなら、乾期にあたる11月から5月、特に雨が少なく過ごしやすい11月~1月がベストシーズンとされています。外での遺跡巡りをするなら、やはりこの時期を選んだほうがよいでしょう。体力に自信があるなら3月~5月の暑い時期でもよいでしょうし、有名な水祭りを見るためには11月の満月の時期なので、それに合わせて日程を組みましょう。
カンボジアでの服装は?
カンボジアでは気温的には1年を通じて日本の夏の服装をすれば問題ありません。ただ、室内や車内では冷房が効いているところがあるので、上に羽織れるものがあれば便利です。また、寺院などでは、肌の露出は控えたほうがよいので、見学の際はタンクトップやショートパンツなどは避ける気遣いを忘れないようにしましょう。また、靴は歩きやすいスニーカーなどを選んだほうが、アンコールワットなどの足元の悪い場所の見学でも安全なのでオススメです。日差しが強いので、日よけ対策のための帽子やサングラスもあると便利です。
カンボジア行きのLCCは?
カンボジアの首都プノンペンへは、日本からは全日空の直行便が週7便成田から出ているのみです。直行便のフライト時間は6時間45分ほどです。その他の便はいずれも、別の国で乗り継ぎをする必要があります。
近年LCC(格安航空会社)の台頭で、海外旅行はますます気軽にできるようになってきました。行先もどんどん増え、国内はもちろん、海外でも国内旅行並みで行ける所もたくさんあります。
ただ、残念ながら現時点(2019年8月末)では、LCCのカンボジアへの直行便は運行されていません。日本からの乗り継ぎ便では香港エクスプレスや、マレーシアのエアアジアを使えば、大手航空会社よりもかなり安く航空券を手に入れることができます。また、カンボジアのLCCとしては、国内線のカンボジア・バイヨン航空があり、プノンペンからシェムリアップ空港まで40~80ドルほどで利用できます。
予算と予定を天秤にかけ、時間がかかっても予算を抑えるのか、時間を優先するのかによって、上手にフライトを選ぶようにしましょう。
カンボジアにLCCでお得に行く方法

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旅の準備で重要なのが、航空券の予約です。直行便のフライトは、時間的には一番短く、乗り換えもないので便利なのですが、やはり料金はかかってしまいます。そこで、気になるのがLCCですが、どれぐらい乗り換え空港から時間がかかるのでしょうか?
こちらでは、カンボジアへの様々な空港からのフライト時間をご紹介します。
カンボジアへのアジア各都市からのフライト時間
カンボジア観光で、絶対に外せないのはやはりアンコールワットです。そこで、日本からアジアの一都市を経由して、プノンペン経由ではなく、アンコールワット遺跡のあるシェムリアップ空港まで一気に行ってしまうという方法が考えられます。
日本からの直行便がなくても、LCCでアジアの各都市からのカンボジアのシェムリアップ国際空港までの経由便はたくさんあります。
アジアの各都市からシェムリアップ国際空港までのおおよその所要時間は次の通りです。
・プノンペン:約50分
・バンコク(タイ):約1時間
・ホーチミン(ベトナム):約1時間
・ハノイ(ベトナム):約1時間45分
・クアラルンプール(マレーシア):約2時間10分
このように、プノンペンからカンボジア国内を移動することを考えると、アジアの別の都市から直接シェムリアップ入りするのも、実はとても便利なルートです。プノンペンにも行ってみたい場合は、上述の国内線のカンボジア・バイヨン航空を利用するなどして移動したほうが、最終的には時間もフライト代も、どちらもお得となってきます。
カンボジアへLCC以外でもお得な航空会社

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日本からカンボジアへ行くLCCの直行便がないことは前述しました。それでも、例えばエアアジアでタイ経由便を利用すると、9時間~11時間ほどかかりますが、2019年8月末現在で、なんと32,000円からと、とてもお得です。
価格ではLCCにはかないませんが、時間がかかるのがどうしても困るという方には、ちょうど良いとこ取りのような航空会社をご紹介しましょう。
キャセイパシフィック航空

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香港のキャセイパシフィック航空は、関連会社の香港ドラゴン航空(キャセイドラゴン航空)との組み合わせ便で、日本からのフライトをより直行便に近く実現しました。東京から香港国際空港での乗り継ぎ便で、8時間10分と、LCCより短いフライト時間となっています。
気になる航空券の代金ですが、同じ時期で55,000円代からと、かなりリーズナブルな価格帯です。
中華航空(チャイナエアライン)

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こちらは、福岡からのフライト例ですが、台湾の中華航空(チャイナエアライン)は福岡から台北経由でプノンペンまでを7時間10分でつないでいます。価格も50,000円からで、直行便並みの時間でとてもお得なチケットです。
ベトナム航空

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こちらも福岡からのフライトになりますが、ベトナム航空なら、ホーチミン経由でカンボジア・アンコール航空に乗り換えて9時間25分です。時間が少し余計にかかってしまうのが難点ですが、52,000円代からなので、お得な選択肢ではあります。
いずれの場合も、安い航空券を狙うなら1月~3月がおすすめです。日本からの旅行者が少なくなるため、オフシーズンとなり航空券の価格は安めとなります。
まとめ
LCCから他の航空会社まで、カンボジアに行くフライトの選択肢は本当に様々です。ご自身の旅程と条件に合ったフライトを上手に見つけて、どうぞ楽しいカンボジアの旅を!
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