長く軍事政権時代が続き、日本人観光客があまり足を運ぶことがありませんでしたが、現在では民主化され気軽に観光を楽しめる国になりまた。
ミャンマーには貴重な仏教寺院など、数多くの観光地があるので、今後観光を考えている人も多いのではないでしょうか。
そこで観光したときに覚えておきたミャンマーでのツーリストSIMの使い方など、この記事ではミャンマーでネットを快適に使う方法をお伝えします。
目次
ミャンマーでツーリスト(プリペイド)SIMを使う前の注意
ミャンマーでツーリストSIMを使うには、SIMフリーのスマホが必要になります。
日本のキャリア(docomo、au、softbank)のスマホの場合は、SIMロック解除をしてからでないと、海外SIMを挿して使うことができないので注意しましょう。
SIMロック解除は、オンライン又は店舗などで行うことができます。
購入から一定期間は、SIMロック解除を受付ないキャリアもあるので、事前に確かめておきましょう。
ミャンマーのSIMの通信会社
ミャンマーの大手通信会社には「MPT」「ooredo」「Telenor」などが有名で、ヤンゴンの空港にはSIM売り場専用のブースが設置されています。
ミャンマーは月額料金などではなく、使う分をプリペイド式でチャージしていくのが一般的でで、空港では有効期限3日間、7日間、14日間、30日間とツーリスト用にパッケージされたものが主に販売されています。
ツーリストSIMの例(空港限定のツーリストSIMは、プロモーションなどで値段が変わりやすいので参考程度にしてください。)
・MPT/通話データ通信SIM3G/4G
MPT国営の通信会社、通話が安定感があることが人気ですが、ミャンマーの中では高い料金設定になっています。
・8GB:9,000チャット(約630円)/3日
・12GB:13,000チャット(約920円)7日
・20GB:21,000チャット(約1,480円)/14日
・ooredo/通話データ通信SIM3G/4G
ミャンマーでは長く国営のMPTが携帯事業を独占していましたが、2014年より海外資本の通信会社がライセンスを取得してミャンマーでシェアを広げています。
Ooredooはどこかで名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。カタール資本の通信会社で、料金設定の安さが人気です。
Ooredoo Myanmarは携帯電話サービスの開始直後に通信トラブルを起こして不安感が広がりましたが、いち早くLTEサービスを導入して巻き返しを図っています。
ツーリストSIMは、有効期間は30日間で統一されていて、細かな料金設定されています。
・1GB:3,500チャット(約250円)
・2GB:4,500チャット(約320円)
・3GB:5,500チャット(約390円)
・5GB:7,500チャット(約530円)
・10GB:12,5000チャット(約880円)
・20GB:22,500チャット(約1,600円)
・40GB:42,500チャット(約3,000円)
・Telenor/通話データ通信SIM3G/4G
Telenorはノルウェー資本の通信会社で、ミャンマーの幅広いエリアで繋がることで一番人気のSIMです。
料金設定ではooredooとほぼかわらないですが、ミャンマーの滞在者の多くがカバーするエリアの広さからTelenorをおすすめしています。
ミャンマーに長期滞在している日本人が一番使用している、人気の通信会社です。
・1GB:3,500チャット(約250円)
・2GB:4,500チャット(約320円)
・3GB:5,500チャット(約390円)
・5GB:7,500チャット(約530円)
・10GB:12,5000チャット(約880円)
空港限定のツーリストSIMは格安なのでコスパもいいです、中短期旅行者には最適化されているので安心して使うことができます。
また短期旅行ならポケットWiFiを使ったほうが、手間も少なくグループで使えばコスパもよくなります。
ミャンマーの首都では「4G」が主流になり、ツーリストSIMを使えば快適にネットにつなぐことができます。とくにホテルやカフェではあまりWiFi環境が良くないので、事前にツーリストSIMやポケットWiFiをレンタルしていることがおすすめです。
とくに「Telenor」はミャンマーで一番通信網が幅広く、4Gをカバーしているといわれていて、都心部を離れても3G回線でしっかりと繋がります。
ミャンマーのツーリストSIMのメリット・デメリット
コスパのいいツーリストSIMはとても便利で旅を快適にしてくれるます、海外でもスマホでネットにアクセスできるだけで、Googleマップがあるので道にも迷うことなく目的地にたどり着くことができ、わからない言葉なども直ぐに翻訳することができます。
メリット
・プリペイド式なので追加料金の心配がない。
・通信速度が速い4G回線でストレスフリー
・空港で簡単に購入可能
・ツーリスト向けのプロモーションがある
・滞在日数に十分な期限と容量がある
デメリット
・日本のキャリアの電話番号が使えない
・SIMカードを取り替える手間がある
・不具合がある機種がある
ミャンマーのネットアクセス種類と料金比較
ミャンマーでネットにアクセスする方法は5つあります。
・ツーリストSIMを使う(現地のSIM)
・海外SIMを使う
・日本のキャリアの国際ローミングを使う
・ポケットWiFiをレンタルする
・現地ホテル、カフェなどのフリーWifiを使う
国際ローミングを使えば日本のスマホをそのまま海外でも通話やデータ通信が可能になりますが、通常約2,000円~3,000円/日かかります。
短い期間でも高額になるので、ツーリストSIMやポケットWiFiを使った方が料金を安く抑えることができます。
ミャンマーで1週間滞在する場合の例
・ツーリストSIM 3G 4G: 約1,000円以下(10GB/7日)
・海外SIM 3G 4G: 約1,200円~(約500MB/日 8日間 )
・ポケットWiFi 3G: 8960円(1280円/日~+受渡手数料500円)(約500MB/日)
・フリーWifi:無料
ミャンマーのツーリストSIMは4Gに対応しているので、通信速度は快適です。TelenorやOoredoは30日間の有効期限があって細かい料金設定があるので、自分に最適な容量を選ぶことができます。
ポケットWiFiがお得な場合もある
ミャンマーでツーリストSIMを購入するのもいいですが、一番安心に使えるのがポケットWiFiを使うことです。
特にカップルやグループで旅行の際にポケットWiFiを一台レンタルするだけで、共有することができてコスパがよくなります。
現地SIMは使うことは慣れれば簡単ですが、初めての場合は時間がかかって大切な旅行の時間を台無しになることもあります。
ポケットWiFiのメリット
・ シェアして使える
WiFiルーターは家族や友達とシェアして使えるので、グループで行動する場合はお得に使えることができます。
一人一人が海外SIMで面倒な設定することがないので、手間もありません。
・設定不要
WiFiルーターはパスワードを入力するだけなので、面倒な設定不要です。スマホの設定なので自信がない場合などは、WiFiルーターは使いやすさがメリットです。
・延長可能
海外SIMは期間が来たら延長できませんが、WiFiルーターは基本的に延長可能、その分追加料金がかかりますが、滞在日数が読めないときなどは便利です
ポケットWiFiのレンタルで旅行好きに人気なのがイモトのWi-Fiです。 イモトのWi-Fiの特徴は です。 であれば、一緒にいる人全員使えて1000円/日程度しかかかりません。 値段が何よりやすい上に超大手がやっていて受け取りから返却までサポートがしっかりしています。 デメリットといえば予約が多く、直前の予約だと在庫切れになることです。 早めに予約すれば格安でWiFi環境を手にいれられるので早めの準備をおすすめします。イモトのWi-Fi
まとめ
この記事ではミャンマーで快適にネットの使い方をご紹介しました。
ミャンマーでも4Gが主流になり、ストレスフリーで使える格安ツーリストSIMが人気です。
空港で簡単に手続きできるので、初めての方でも挑戦してみましょう。