日本人なら誰もが一度は行きたいと考えるフランス。おしゃれなパリジェンヌが暮らす花の都パリ。海の中に騒然と佇む修道院モンサンミッシェル。ボルドー、ブルゴーニュを筆頭とする素晴らしいワイン達。本場のフランス料理やスイーツを優雅なフランスの景色と共に味わうことができます。
フランスには王道のパリから、有名なアニメの着想の場ともいわれるコルマールなど多くの隠された魅力が存在する場所です。
フランス行きを決めたけど、実際に予算はいくら必要か出国前に知っておきたいものです。航空券は買ったけど、具体的にフランスの物価を知りたいという方の疑問を解決するべく、フランスの物価について紹介していきます。
目次
フランスの通貨・物価
フランスはEU(European Union)の国の1つであり、ユーロ(€=euro)を使用しています。現在1ユーロは126円です。(2019年4月時点)
日々変わりますので自分の旅程と合わせてチェックしておいた方が良いです。
現在は円高傾向にありますので、1ユーロが安くお財布に優しい時期と言えます。
コインは1、2、5、10、20、50セントと1、2ドル。紙幣は5、10、20、50、100ドルが存在します。ですが一般的に見かけるのは50ドル以下です。フランスはVISAやMasterのクレジットカードなら多くの店で使用できますが、お土産ショップや小さなスイーツショップは基本的にキッシュを使用します。田舎の方に行くとクレジットカードを利用できる店は限られてきます。
フランスの物価は日本と比べると同じくらいか物によって少し高い印象を受けます。特にパリは多くの観光客が訪れる場所なので、物価はフランスの他の地域と比べても少し高いです。
ですが日本に輸入されているフランスの食品などは日本と比べて1/2や1/3またはそれ以下の値段で買えることがありますので、そんな商品を手に入れるとお得にフランスを楽しめます。
フランスの物価情報・飲食
フランスでの飲食は工夫次第で安く抑えることは可能です。本格的なフランス料理を食べたらもちろん高くつきますが、せっかくのフランスへの旅。良い経験としてお洒落して本場フランス料理に舌鼓したいものですよね。
またフランスはチップ制度がありますので、ある程度現金は持ち合わせておいた方が好ましいです。一方で「渡さない」というのも一つの選択肢であり、チップ制度のない他国の文化として理解しており、事前に高く設定されている場合もあります。気持ちのよいサービスを受けた場合や高級店では渡すようにした方が良いです。
チップにはいくらという決まりはありませんが、食事の10%程度。もしくはおつりをチップとして渡すのも良い方法です。
レストラン
海外ではTripAdvisorというアプリを利用している人が多いです。食べたい食事のジャンルや値段など絞り込んで探すことができるので便利です。
パリではカフェで朝食もしっかり食べると10ユーロ(1260円)を超えるところも多く存在します。昼食は観光客向けのお店だと15ユーロ~、ビストロでも30ユーロ以上は考えておいた方が良いです。
スーパー
スーパーで食べ物を買っておつまみパーティーをするのは外食より節約できます。日本と比べてパンやお酒は安い印象を受けます。
フランスの美術館などの入場料金
大体どこの美術館も大人料金は10ユーロ(1260円)前後です。国際学生証やESN(Erasmus Student Network)カードを持っていると学生料金でディスカウントを受けられるところもあります。小さな美術館は5ユーロ(630円)前後で入れるところが多いでしょう。
フランスの物価情報・交通機関
フランスは旅行する地域により、利用する交通機関が変わります。フランス王道のパリの交通機関の料金とパリから他の地域への交通料金をご紹介します。
パリの交通機関
パリでは主に地下鉄(Metro)・高速鉄道RER・バス・トラム・国鉄SNCFを利用します。1-5zone(ゾーン)ごとに料金が変わってきます。1-2zone以内に凱旋門、シャンゼリゼ通りやエッフェル塔などの主な観光名所は集まっています。Zone4はOrly(オルリー)空港やベルサイユ宮殿、Zone5はCharles-de-Gaulle(シャルルドゴール)空港やディズニーランドパリ。大人料金は11歳以上、子供料金は4-10歳、4歳未満は無料です。
チケットの種類
- T+Ticket 1回券
- Mobilis 好きなzoneを選択して購入できる1日乗り放題乗車券。Navigo card(スイカの様なカード)にチャージ可能であり、その場合は+5ユーロ。
- Paris Visite 好きなzone、日数を選択して購入できる乗り放題乗車券。凱旋門、モンパルナスタワー、ディズニーランドパリなど計13のアトラクションの割引券付き。
- Navigo Decouvetr 1週間もしくは1カ月の定期券。1-5zone利用可能。Navigo card使用のため+5ユーロかかる。
- Ticket Jeunes Weekend 26歳未満の人が土日祝に利用できる1日乗り放題乗車券
- Passlib 1-3zone乗り放題乗車券+観光名所や美術館の無料入場券(日数による)+観光名所の列のショートカット付き(日数による)。エッフェル塔への2階へのアクセスがオプションとして+20ユーロ選択可能。Youthという価格帯があり12-25歳を指す。
タクシー
タクシーは地域ごとに値段が変わります。以下は目安となります。
City | Taxi Start | Taxi 1km | Taxi 1hour waiting |
Antibes | 3.50 € | 2.50 € | 44.00 € |
Bordeaux | 7.00 € | 1.30 € | 45.00 € |
Lille | 8.00 € | 2.00 € | 35.00 € |
Lyon | 5.00 € | 1.89 € | 34.96 € |
Marseille | 4.50 € | 1.72 € | 28.00 € |
Montpellier | 3.80 € | 3.00 € | 25.00 € |
Nantes | 2.00 € | 1.58 € | 37.00 € |
Nice | 5.50 € | 2.00 € | 10.00 € |
Paris | 5.00 € | 1.30 € | 38.00 € |
Strasbourg | 4.00 € | 2.00 € | 25.00 € |
Toulous | 5.50 € | 2.50 € | 40.00 € |
パリから他の地域への移動にかかる費用の目安
- パリ→モンサンミッシェル
鉄道TGVとバスで約70-100ユーロ
特急列車とバスで約30ユーロ
直通バス約25ユーロ~ - パリ→Lyon(リヨン)
バスで約10ユーロ
鉄道で約45ユーロ - パリ→Colmar(コルマール)
バスで約20ユーロ
鉄道で約50ユーロ
他の地域への交通費が知りたい場合は`go euro`とういアプリで交通機関比較しながら検索できます。
フランスの宿泊施設
星の数、場所や時期によっても料金は大きく変わってきます。パリに関しては旅行先として世界中の人から人気の地です。旅行が決まったらすぐに予約した方が料金も立地も良いところを予約できる可能性が高いです。
パリは場所によっても治安が大きく変わります。あまりにも安いホテルやホステルは事前に周辺の治安情報を集めておいた方が良いです。パリ以外のフランス観光地でしたら、パリに比べたら安価に同じクオリティのホテルに泊まることができます。
フランスの宿泊料金
以下はパリの場合です。シャンゼリゼ通り周辺を予約しようとすると値段はとても高くなります。シャンゼリゼから電車で15分程度離れると、シャンゼリゼよりも値段は抑えられます。パリ以外はもう少し値段が下がると考えてよいです。
- ユースホステル 1泊 3,000円〜
- エコノミーホテル 1泊 7,000円~
- 中級ホテル 1泊 12,000円~
- 高級ホテル 1泊 25,000円~
Booking.comなどのアプリを利用すれば条件を絞り込み、地図上で値段を比較しながらホテルを予約することができます。ホテルのサイトから直接予約した場合の方が安いこともあります。
海外旅行保険の料金
海外保険旅行の加入はしておいた方が安心です。特にフランスは巧妙なスリや置き引きが横行しています。万が一、スマホや財布を盗まれた際に代金を保証してくれる保険に貼っておくと安心です。
例えば3泊4日で旅行をした場合、飛行機での移動を考えてすべての時間をカバーしている日数を選んだ方が安心です。複数の海外旅行保険を6日間で比較した際に2500円前後が平均でした。保険によっては必要な部分のみをカスタマイズできる保険もありますので、料金をさらに抑えることも可能です。
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まとめ
フランス旅行では過ごし方によって大きく値段が変動していきます。ですがフランスは他のヨーロッパの国に比べ物価が高い印象を受けるでしょう。事前に物価を知っておくことで事前の準備ができるのでこれらの情報を参考にしてください。
エポスカード
クレジットカードは海外旅行の必需品とはいっても、どのクレジットカードを作るとよいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
そんな方に胸を張っておすすめできるのが、百貨店マルイが発行しているエポスカードです。雑誌やトラベルブロガーに海外旅行用コスパ最強カードとして頻繁に取り上げられています。
海外旅行に行く際は、海外旅行保険に加入する必要があることは理解しているけど、実際海外旅行保険を使うことはなく、なんだか海外旅行のたびに海外旅行保険代5,000円程度を損した気持ちにもなりますよね。
エポスカードは年会費が永年無料であるにも関わらず、空港に向かうための鉄道代金(SuicaやPASUMOなどへのチャージ、定期券利用も含む)などで1円以上カードを利用するだけで海外旅行保険(三井住友海上火災保険提携)が無料で付いているのでカードを作ってしまえば、これらの悩みを今後将来に渡って解決してくれます。
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