数々の自然遺産にその自然の中で暮らすオーストラリア固有の動物たち、自分のペースを保ちながら働く人々とオーストラリアは観光先として、留学先、そして移住先としても人気の高い国です。日本からも直行便が多く就航しているオーストラリアへの旅を考えている方も多いでしょう。
そんなオーストラリア、物価が高い!と言われていることを耳にしたことがあるのではないでしょうか。旅行者にとって目的の国の物価の高さは旅の費用に大きく影響しますよね。そこで今回は、オーストラリアの物価に注目してご紹介して行きましょう。
目次
オーストラリア通貨と平均年収を見てみよう
まずはオーストラリアで流通している通貨について見てみましょう。オーストラリアは都市部ではクレジットカードが使えるところがほとんどですが、やはり現金は少しは持っておきたいですよね。治安は比較的良いオーストラリアですから現金を持ち歩くのも神経質にならなくても大丈夫です。
オーストラリアの通貨は?
オーストラリアの通貨はオーストラリアドル。1オーストラリアドル以下の単位はセントです。国内ではA$、A¢と表記されています。日本語のガイドブックなどでは豪ドルと表示されているのも目にしたことがあるでしょう。
1豪ドルは日本円で約80円。国土に対しての人口が少なく、都市部以外は豊かな自然が残るオーストラリアは資源の輸出によって経済が保たれている一面が強く、この資源の価値が経済に直結します。レートが動きやすいのでこまめにチェックしておきましょう。
オーストラリアドルで一番大きな紙幣は100ドル札です。次に50、20、10、5ドル札と続きます。硬貨は1ドル、2ドル、そして50セント、20、10、5セントが流通しています。
オーストラリアの平均年収は?
先程も少し触れましたが、オーストラリアは国土の割に人口が少ない国です。そのため労働力はとても貴重なものと捉えられており、国民の平均年収は高い傾向にあります。物価が高くとも収入が多いので、オーストラリアで働く方にとっては問題ありませんよね。旅行者にとってはお財布の紐は緩みっぱなしと言うことになります。
オーストラリアの平均年収は国全体で見ても約78000オーストラリアドル。日本円に直すとなんと620万円を超えています。これが平均年収で、首都キャンベラの平均年収はなんと驚きの700万円超えです。
加えてオーストラリアの労働者は自分たちの権利をしっかりと主張し、プライベートと仕事を分ける考え方を持っているので残業などはほとんどありません。定時に帰宅してこれだけの年収だなんて羨ましくなってしまいますね。
オーストラリアの物価は都市によって差がある!
平均年収の高いオーストラリア、やはり物価の高さが気になりますよね。実はオーストラリアは都市によって物価に差が出る国です。
オーストラリアの経済や文化の中心として発展をしているシドニーは他の都市に比べても物価が高い傾向にあります。特に外食費などはかなり高く設定されており驚くことでしょう。
対してブリスベンやメルボルンなどはシドニーに比べると物価は低いと感じます。留学などで長期滞在する場合はブリスベンやメルボルンなどを視野に入れたほうが滞在費は安く抑えられるでしょう。短期の旅行に訪れるなら、シドニー滞在期間の予算を多めに見積もっておいたほうが無難です。
オーストラリアの実際の物価を見てみよう
次にオーストラリアの様々なものの物価を見ていきましょう。日本での価格と比べてみることで、オーストラリアの物価のイメージを掴んで行きましょう。
ホテルでの宿泊費はどれくらい?
ツアー旅行などで訪れると宿泊費も全て含まれた価格で表示されているのであまり気になりませんが、旅行中一番大きな出費となるのがホテルですよね。個人で訪れる際も一番最初に決めておくべきなのがホテルです。ロケーションや旅の目的、そして予算に合わせてぴったりのホテルを探しましょう。
ホテル価格もやはりシドニーやパース、ケアンズなどは高く設定されています。特に高級と呼ばれるランクのホテル価格に大きな差が出ています。観光客が多いシドニーはやはり高めですね。都市ごとにみてみましょう。
1泊2名利用 | シドニー | ケアンズ | メルボルン |
都市部の高級ホテル | 23000円くらいから | 16000円くらいから | 12000円くらいから |
都市部の中級ホテル | 10000円くらいから | 10000円くらいから | 7000円くらいから |
ゲストハウス(個室) | 6000円くらいから | 6000円くらいから | 4000円くらいから |
ゲストハウス(ドミトリー) | 2000円くらいから | 1500円くらいから | 2000円くらいから |
メルボルンはホテルの数自体もシドニーに比べると少なく、ゲストハウスなどの安宿も多くありません。メルボルンに宿泊する時は思い切って五つ星に泊まってもコスパが良く、お得感が味わえます。
美味しい食事を楽しみたい!外食費はどのくらい?
オーストラリアはキッチン付きのアパートメントホテルが充実しているので、滞在中も自炊をすると言う方もいるでしょう。それでもせっかく訪れた海外、何食かは外食を楽しみたいものです。
オーストラリアの外食費は日本に比べるとかなり高額。オーストラリアらしい食事が楽しめるレストランからファーストフード店までの価格をざっと見てみましょう。
ホテル内のレストラン | 前菜とメインを1種類で約2000円から |
カジュアルなレストラン(ランチ) | 1300円くらいからが相場 |
日本食 | 1800円くらいから。ラーメンのみでも1500円くらい |
カフェのコーヒー | 約350円くらい |
スターバックスコーヒー | 350円くらいから |
マクドナルド(ハンバーガー1個) | 400円くらいから |
ローカルなパン屋さんでテイクアウト | サンドイッチが1つ400円から500円くらい |
ビール | 1杯500円くらい |
シドニーはカフェ文化がとても盛んで、街のあちこちにおしゃれなカフェを見かけます。
コーヒー1杯は日本のカフェとそこまで価格の差はなく、しかも本格的でとても美味しいのでおすすめ。
食事に関しては日本食やイタリアンなどはちょっと高く設定してあることが多いです。ステーキハウスなどであればお安くはないものの、コストパフォーマンスとしては十分だと感じるでしょう。やはりその国も物を食べた方がお安く収まりますね。
スーパーを上手に活用しよう!
オーストラリア滞在中はスーパーマーケットを上手に活用しましょう。近いから、便利だからと言う理由でコンビニなどを多様してしまうと、スーパーを訪れた時に価格の差にびっくりしてしまいます。
スーパーマーケット | コンビニ | |
水(600ml) | 約85円 | 約300円 |
コーラ(500ml) | 約240円 | 約300円 |
お菓子 | 約200円くらいから | 約250円くらいから |
水などはスーパーを訪れてまとめ買いすることをおすすめします。コンビニで購入してしまうと高いですよ!
スーパーではパンやパスタ、インスタントラーメンなどは比較的安価で購入できます。パンは一斤で70円くらい。自炊をしながら旅を楽しもうと思っている方や食費を抑えたい方には嬉しいですよね。
また、野菜やフルーツの価格も日本と比べるととても安く、1キロ単位で販売されています。ニンジン1キロが100円以下、玉ねぎやじゃがいももそのくらいの価格なのでキッチン付きの宿泊施設なら食費を抑えて滞在できます。
オーストラリアの物価は高い!けれど抑えることもできる
オーストラリア滞在のネックになるのはやはり外食費でしょう。外食をできるだけ控えてスーパーで食材を購入し、自炊をすれば日本にいるよりも安く抑えられます。
旅の予算を抑えたい方や短期の滞在の方はクレジットカードに付帯されている海外旅行保険を利用するのも手です。治安の良いオーストラリアですから、体調に心配のない方はクレジットカード付帯の海外旅行保険で十分と言うことも。保険金額や種類を確認し、必要なら有料の海外旅行保険に加入するくらいの気持ちで十分です。
物価が高いオーストラリアは旅の予算や目的に合わせて滞在先や旅のスタイルを選ぶことが大切です。贅沢な旅、ちょっと予算は抑えめの旅、どちらを選んでもオーストラリアを満喫できる素敵な旅になるでしょう。
エポスカード
クレジットカードは海外旅行の必需品とはいっても、どのクレジットカードを作るとよいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
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