憧れのハワイ!せっかく行くなら一番いい時期に行きたい!常夏リゾートのイメージが強いハワイ、誰でも一度は行ってみたいですよね。もしも今あなたがハワイ旅行のプランを立てていて、しかも行く時期を自由に選べるのだとしたら、6月に行くのがおすすめです。その理由について、今から詳しく説明していきますね。
目次
1. 6月はハワイで天候が安定している時期です
一年中常夏のように暖かいというイメージがあるハワイですが、実は雨季と乾季という2つの季節があります。雨季は11月~4月で、この時期は乾季に比べて降水量が多く、シャワーと呼ばれるにわか雨が降る事があります。気温も19~29℃程度で寒暖差があり、朝晩や曇りの日、風が強い日などは少し肌寒く感じます。もしもこの時期にハワイに行くならば、夜出かける用に長袖の羽織りものを持って行くのがおすすめです。対して5月~10月の乾季にはほとんど雨が降らず晴天が続きます。気温も21~32℃と非常に暖かく、しかも湿度が低いので、30度を超えていても日本のようにジメジメした感じはなく、カラッとしているのが特徴です。せっかくハワイに行くならば、天候が安定していて暖かい、乾季の時期に行くのがおすすめですよ。また乾季は日差しが強いので、海がより透き通って美しく見えるという利点もあります。
2. 6月は旅行代金が安く、お得にハワイに行ける時期でもあります
ハワイに限りませんが、一年のうちで海外旅行に行く人が急激に増えるハイシーズンというものが存在します。その時期は航空運賃や宿泊費など、旅行にかかる費用が普段の2~3倍になることも。具体的に言うと、3月の卒業旅行シーズン、4月末~5月初めのゴールデンウィーク、7月後半~9月前半の夏休み、9月後半のシルバーウィーク、そして年末~お正月といった長期休みにかぶる期間が、旅行のハイシーズンとなります。旅行代金を安く済ませたいのであれば、このハイシーズンは避けたほうが良いでしょう。オフシーズンは1月後半~2月、5月後半~6月、10月~11月ですが、この中でも特に5月後半~6月はゴールウィークの旅行ラッシュが落ち着き、一年のうちで最も日本人出国者数が少ない時期だそうです。ハワイに行く場合もこの時期を狙うと、旅行にかかる費用を安く済ませることができそうです。
3. この時期、ハワイではたくさんのイベントが行われます
天候が安定していて、旅行代金が安い、これだけでも十分ですが、6月にハワイ旅行に行った方が良い理由は他にもあります。6月はハワイがアメリカ合衆国の50番目の州になったことを祝う「50th ステート・フェア」や、ハワイを統一したカメハメハ大王を讃える「キング・カメハメハ・デー」など、イベントが多数行われます。この時期にハワイを訪れれば、こうした伝統的なイベントに参加できるチャンスもありますよ。6月に開催されるイベントで、代表的なものをいくつかご紹介します。
50th State Fair(50th ステート・フェア)
ハワイには常設の遊園地がありませんが、一年に一度、50th ステート・フェアの期間だけは移動遊園地が開設されます。ハワイでは戦争の犠牲者を追悼する「メモリアルデー」と呼ばれるイベントが毎年5月の最終月曜日に行われるのですが、50th ステート・フェアはその前週の金曜日から5週に渡って開催されます。期間中は、ジェットコースターや観覧車、メリーゴーランドなど、大人から子どもまで楽しめるアトラクションがたくさんあるほか、フードブースやゲームコーナーなども用意され、地元民も毎年楽しみにしているそう。遊園地は金・土・日の週末のみの営業ですのでお気をつけください。ちなみに会場となるアロハ・スタジアムでは、スワップミートと呼ばれるフリーマーケットも頻繁に行われています。お土産品なども半値近くで手に入れられることもあるので、少しでも英語が話せるなら、値段交渉にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
キング・カメハメハ・デー
ハワイでは、毎年6月11日はハワイを統一したカメハメハ大王の功績を祝う大切な日で、その前後の日程で大規模なセレモニーがいくつかとり行われます。最も有名なのは、消防車のクレーンを使ってカメハメハ像に長いレイをかけるデコレーションセレモニー。セレモニーが行われる時には、会場周辺でハワイアンバンドの演奏やフラダンスの演舞なども行われ、街がとても華やかな雰囲気になります。デコレーションセレモニーの後日には、花で飾られた山車やマーチングバンド、ハワイの各島の代表者がメイン通りを行進するフローラルパレード、パレードの終点地であるカピオラニ公園で行われるライブパフォーマンスなどのイベントもあります。この時期はハワイ全体がお祭りムードになり、ホノルル以外でもハワイ各所で何らかのイベントが行われます。6月11日前後にハワイを訪れることができたら、ぜひダウンタウンに遊びに行ってみてください。
まつりインハワイ
ハワイ、日本、韓国など環太平洋の国々の文化交流を目的としたイベントで、1980年代から40年近く続いています。アラモアナショッピングセンターやワイキキ・ビーチウォーク、カラカウア大通りなど複数の会場で、ダンスやバンドのショーが行われたり、各国の料理を振舞う屋台が出展されたりします。最終日には日本の神輿や和太鼓グループ、ハワイのフラダンサーたちがカラカウア大通りを練り歩く華やかなパレードも。こちらのイベントもキング・カメハメハ・デーの前後に開催されますので、この時期はどこに出歩いても賑やかな雰囲気が楽しめます。海外旅行に慣れていない人でも、こういったイベントに参加すれば、普段はなかなか出来ない地元の人たちとの交流も出来るかもしれません。
4. 6月はハワイで有名な花がたくさん見られる時期です
4~6月はオアフ観光局からも正式に「花のシーズン」と位置づけられていて、ハイビスカスやプルメリア、ブーゲンビリアなどの花が一斉に咲き誇ります。日本ではなかなか見られない南国ならではの花が多く見られますので、ぜひ自然の中を歩いてみましょう。特にプルメリアは人気で、地元の人もオシャレとして髪に挿していたりします。気に入った色を見つけたら女性は真似をしてみるのもいいかもしれません。結婚していたり恋人がいる人は左側に、シングルの人は右側につけるのが決まりなのだそう。日本では花を髪に挿して歩くなんて恥ずかしくて出来ない、という人も、知り合いがいない異国の地なら挑戦できそうな気がしませんか?この時期は街の中を歩くだけでも甘い香りがして、たくさんの花々が見られますが、興味がある方は植物園を訪れたり、近場の自然公園にハイキングに出かけてみるのもおすすめです。日本では珍しい熱帯植物が見られますよ。またこの時期、パパイヤやマンゴーなどのフルーツも旬を迎えます。スーパーやコンビニでカットフルーツを買うのもいいですし、果樹園訪問などのオプショナルツアーに参加するのも面白そうです。
5. 旅行期間がハワイのセール時期と被る可能性も!
ハワイでは年2回、夏と冬に1回ずつ大規模なセールが開催されます。夏のセールは、基本的には独立記念日である7月4日の前週の金曜日から8月上旬ぐらいまでですが、開始時期は年々早まる傾向にあります。またアラモアナショッピングセンターなどにある高級ブランド店はセール時期をずらすことも多く、ブランドによって5月末や6月からセールが開始されます。アラモアナセンターにはエルメスやカルティエなどのハイブランドから、アバクロやビクトリアシークレットなど日本では手に入りにくいようなブランドまで様々なお店が揃っています。憧れのブランド品を安く買えるチャンスかもしれませんので、6月にハワイに行ったら、ぜひ一度お店に足を運んでみましょう。ちなみに冬のセール時期は11月第4木曜のサンクスギビングデーの翌日からお正月までです。冬のセール初日は朝早く開く店舗が多く、タイムセールなども開催されますので、乗り遅れないように注意してください。
番外編. この時期にハワイを訪れる際の持ち物・服装など
いざ6月にハワイ旅行に行く事になったら、何を持っていけばよいのでしょうか?持ち物や服装、注意点についてまとめました。
持ち物
6月は最高気温が30度を超える日が多く、日差しも強いです。帽子やサングラス、日焼け止めなどを忘れないように持って行きましょう。帽子やサングラスなどは着いてすぐに取り出せるように手荷物の方に入れておくのがおすすめです。
服装
服装は日本の夏と同じように、Tシャツなどで問題ありませんが、日焼けが気になる方は算ガードなどを持って行くと良いでしょう。ラッシュガードは海やプールに行くときにもサッと羽織れて便利です。
注意点
6月は1年の中で最も降水量が少ない時期ですが、稀に雨が降ることがあります。その時、地元のスーパーやコンビニなどで傘を買おうとしても、地元民はほとんど傘をささないため、置いている店が少なく、運良く置いていても値段が高かったりします。念のために日本から折り畳み傘をひとつ持って行くと安心です。日傘と兼用できるものなら、晴れていても使えるので、尚良いですね。
ベストな時期にハワイを訪れて、自然や文化を満喫しよう♪
いかがでしたか?6月のハワイは雨があまり降らずに天候が良く、旅行代金も他の時期と比べて安いです。それだけではなく、様々な歴史的なイベントやブランド品のセールが開催されます。またハワイならではの美しい花が咲き誇る時期でもあります。ハワイを訪れてビーチでゆっくりしたい人、買い物を楽しみたい人、自然を満喫したい人、現地の人との交流を楽しみたい人など、誰にとっても、訪れるのにとても良い時期だといえるでしょう。ただ一点、日差しがとても強いので、サングラスや帽子、日焼け止めなどは忘れないようにしてください。その準備さえあれば、あとはハワイの自然や文化を思い切り満喫してください。楽しい旅行ができますように。