プーケットは、タイ南部に位置するビーチが大変美しい島です。
アンダマン海に面するタイ最大の島とされており、ヨーロピアンやオセアニア地域の観光客が多く訪れているリゾートアイランドです。
最近はアジア系のLCCも日本とタイを結ぶ便が増えたことで、プーケットへの旅行者も手ごろな旅行を楽しめるようになり人気のアジアンリゾートと注目を集めています。
そんなプーケットはいつ訪れるのが一番良いのか、今回はおすすめの時期とスポットをご紹介します。
目次
プーケットベストシーズンはいつ?
プーケットは乾季、暑季、雨季と3つの季節に分かれています。
乾季は11月から3月、暑季は4月から5月、雨季が6月から10月です。
乾季は平均気温が22度から30度前後で、カラッとした晴天が続き、観光にもビーチアクティビティにも適しています。
プーケットのビーチは波も穏やかで、美しいエメラルドグリーンの透明度の高さが世界中の観光客の間でも人気が高く、快適に楽しむことができるといえます。
暑季は平均気温が26度から34度くらいの湿気が多くムシムシとした時期です。
観光やビーチで遊ぶ際は、熱中症も心配。
この時期に出かける際には、水分補給をこまめに行い、出来るだけ日陰で休んだり無理のない範囲で観光やレジャーを楽しむようにしましょう。
雨季は平均25度から30度くらいでバケツをひっくり返したような大雨が降るスコールが朝晩を中心に降ります。
この時期は西側から吹く「モンスーン」という風の影響で、ビーチの波が高くなり、離流岸も度々発生するため、遊泳禁止になるビーチもあります。
ビーチに赤い旗がたてられている時には何らかの理由で遊泳が禁止されているので海に入ることができませんので注意しましょう。
乾季の11月から3月がベストシーズンと言えます。
アクティブに過ごすためにもこの時期に出かける計画をたてると旅が楽しめそうですね。
プーケット訪れるのに旅費はいくら?
プーケットはハワイなどのリゾート地と比べて比較的旅費が安く済むと言われています。
年間を通して旅費の変動も少なく、ゴールデンウィーク、日本のお盆の時期、シルバーウイークなどの大型連休や年末年始を除いては、急激な高騰はそれほどありません。
11月から3月の乾期の時期も4泊5日でもパックツアーで5万円から手配ができると言われており、近年人気のLCC格安航空会社のエアチケットを利用すれば、更に安価に旅を楽しむことができます。
やはりプーケットの旅行代金は航空代金とホテルのタイプをどのようなランクにするか、その点で高額になるか、安価になるかが決まります。
少しビーチから距離があるホテルは宿泊料金も安いのでリーズナブルに抑えたいのであれば、このような格安のホテルもおすすめです。
バックパッカーが宿泊するユースホステルやゲストハウスも1泊2000円位からから宿泊できるところも多いです。
ゲストハウスやユースホステルは、ヨーロッパなど様々な国から訪れているゲストが宿泊していることが多いので異文化を体験できるというメリットもあります。
またプーケットの滞在中の費用は、タイの観光地の中では若干高めの都市ですが、日本に比べると全体的に安く、食事もランチメニューなどはプーケットの地元の方行く飲食店でチキンライスのカオマンガイをオーダーした場合、およそ140円ほどと大変安いです。
タクシーの初乗りで約170円ほど。
滞在中の費用はリーズナブルに楽しく過ごせそうな都市ですね。
プーケット旅行おすすめ理由①エメラルドグリーンのビーチ
プーケットには16の美しいビーチがあるといわれておりますが、その中でも最もポピュラーで観光客で賑わっているビーチは「パトンビーチ」です。
パトンビーチは、プーケットの西側に位置するビーチで3キロメートルにも渡り、ビーチは遠浅なのでお子さんも安心して遊ぶことができます。
ビーチバレーやジェットスキーやウインドサーフィン、パラセイリングなどのマリンレジャーをレンタルして楽しめ、リラックスして休みたい方にはタイマッサージもできることもあり日本人観光客よりも欧米、ヨーロッパなどの外国人観光客が多い印象のビーチです。
パラソルやマットもレンタル可能、ビーチすぐそばにプーケット最大の繁華街があるのでショッピングや食事などができ、手ぶらで一日楽しめるエリアです。
またこのビーチ沿いにはラグジュアリーホテルから比較的手ごろな価格帯のホテルやゲストハウスなどの様々な宿泊施設が立ち並ぶ激戦区。
プーケット旅行おすすめ理由②スパでゆっくり癒されたい
プーケットでは物価が安いことから、リーズナブルにスパが楽しめると観光客からも人気で多くのマッサージやスパのお店があります。
パトンビーチ付近のマッサージでは1000円ほどで施術をしてもらえるリーズナブルなお店や少し中心部から離れた静かなエリアでゆったりと受けられるスパもおすすめです。
今回は、送迎も可能な郊外のおすすめスパをご紹介します。
・カナシィア・スパ
プーケットタウン郊外に位置する隠れ家的サロン。
大変低価格なのに本格的な施術を体験できると人気のスパです。
フェイシャルやフットマッサージにおすすめのトラディショナルタイマッサージは、天然のブレンドオイルを使用し、全身の筋肉をほぐし、血流を良くする効果が得られるとか。
緑に囲まれた静かな空間で受ける施術は心も体も癒されると人気です。
プーケット旅行おすすめ理由③ショッピングも楽しめる
プーケットはリゾートとして有名ですが、ショッピングも楽しめることで人気です。
・ジャンクセイロンショッピングモール
パトンビーチ沿いにはジャンクセイロンショッピングモールもあり、プーケット最大のショッピングモールと言われています。
人気のアパレルショップやレストランなど、300店の店舗が並んでいます。
またモール内にはプーケットの土産物を扱うショップもあるので立ち寄ると楽しいエリアですね。
・セントラルフェスティバル
セントラルフェスティバルは、地下2階、地上4階建ての広々とした敷地に150以上の店舗が並んでいます。
スーパーやファッション、レストランなど様々なショップが立ち並び、地元の方が多いことからローカルの雰囲気も味わえます。
プーケット旅行おすすめ理由④グルメもおすすめ
プーケットはグルメもおすすめです。
シーフードや本格タイ料理や地元の方に人気のカジュアルなタイ料理や屋台のB級グルメなど、どの料理も日本よりもずっとリーズナブルなのに美味しいと日本人旅行者にも人気があります。
・カオマンガイ
日本人観光客にも好評なタイ料理といえば、茹でた鶏肉と鶏の旨味たっぷりのスープで炊き込んだごはんに甘辛のたれをかけて食べるカオマンガイ。
プーケットでは屋台でもカオマンガイの専門店があり、連日大盛況。
・カオカームー
カオカームーは豚足の炊き込みご飯で、付け合わせに卵や漬物もごはんの上に乗せられてきます。
トロトロの豚足にピリッと辛く酸味の効いたソースが美味しいと好評です。
・シーフード料理
プーケットには中華系、イスラム教徒、タイ人と人種、文化の違う人々が生活しているので様々な
料理を味わうことができます。
マングローブクラブは身がぎっしり詰まっており、甘くておいしいです。
・ババ料理
他にもババ料理と呼ばれる中華系タイ人の間で広く食べられている伝統的な料理もプーケットでは食べられています。
ババ料理は焼きそばに近いもので、具材ムーホンと呼ばれる豚バラ肉の角煮やケンプーセンミーという蟹肉のカレー風味のものなど、プーケットでしか味わえない料理を楽しむのもおすすめです。
プーケット旅行おすすめ理由⑤面白スポット アートの宝庫パンガー通り
プーケットにはインスタ映えが抜群の「パンガー通り」は必見です。
パンカー通りはオシャレなカフェや壁画アートが有名なスポットで、最近ではインスタ映えがすると観光客が多く訪れる通りで話題になっています。
通りの入り口付近から壁画アートがあり、テーマは様々ですが、どの作品もタイの日常の情景が描かれており心が温かくなります。
パンガー通りには中華寺院「センタム寺院」がありますが、この敷地の中にも壁画アートがあります。
独特な現代壁画アートを鑑賞することができ、また一味違った観光もできるので一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
プーケット旅行おすすめ理由⑥プーケットから行ける美しい離島ツアー
プーケットのビーチも大変美しいですが、近隣の島々も美しい島々があり、近距離にあるので日帰りでツアーが楽しめると人気です。
その中でも観光客に人気の島がピピ島です。
この島はレオナルドディカプリオの主演した映画「ザ・ビーチ」のロケ地として有名な場所。
映画のシーンでも見られる断崖絶壁の大きな岩に囲まれた神秘的な美しいビーチが絶景と連日観光客が訪れる人気の離島です。
プーケットからは船で約1時間半ちょっとと若干遠い島なので、小さなお子さんや船酔いが心配な方は酔い止めを飲んで向かうことをおすすめします。
また他には、コーラル島というプーケットから船で15分程で到着するアクセス抜群の島もあります。
この島はサンゴ礁に囲まれた美しい島でまさにその名の通り。
コーラル島はプーケットが雨季の時期でも海が濁りにくく、あまり雨季の影響を受けにくいことから、プーケットが雨季の時期に訪れる観光客も多いのだとか。
それからもう一つおすすめの島がラチャヤイ島です。
この島はスピードボートで40分の小さな島ですが、真っ白な砂浜と蒼く透き通った海がダイバーの間でも人気のエリアです。
ビーチ沿いにはホテルもあり、宿泊も可能。
まだまだ観光地としては整備されていないので、逆にゆったりのんびりと過ごしたい方にはこちらの島がおすすめです。
魅惑の楽園 プーケット
今回はプーケット旅行のベストシーズンにおすすめをいくつかご紹介しました。
プーケット別名アンダマン海の真珠と称されていますが、この絶景のビーチに一度は訪れたいもの。
プーケットの滞在をたっぷり堪能するもよし、プーケットを拠点に滞在中他の離島めぐりや離島に滞在もなかなかできないので体験したいですね。
ぜひ次のお休みにはプーケットの旅を計画されてはいかがでしょうか。