日本人観光客も毎年多いグアムですが、行く時期によっての気温や雨が少ない時期を選びたい!という方も多いのではないでしょうか。グアムに旅行計画を立てるなら、現地のお天気や、気温、降水量などを事前にチェックしておけば快適に過ごせるに違いありません。今回はグアムの気候についてと過ごし方についてご紹介します。
目次
グアムの年間平均気温は?
グアムと聞くと、年間通して暑い常夏の島のイメージがありますよね。
グアムは日本から約2500km離れた南東に位置するマリアナ諸島にあります。海洋性亜熱帯気候に属している島です。
年間の平均気温はだいたい28度くらい。低いときは24度くらいまで下がりますが、年間通して東京の7〜8月がグアムの気温のイメージです。
温度の変化は年間通してほとんどありません。ですので、日本は真冬でもグアムに行けば常夏なので海やプールで泳ぐ事もできます。
雨季はあるの?
グアムの平均湿度は約70%くらいです。現地につくと、ジメッとしていると感じますが、風通しはいいので心地よい湿度です。
紫外線は強いですが、湿度も高いため肌が極端に乾燥するという事もないので、女性は嬉しいですね。
グアム気候の特徴として、11月〜5月までは乾季、6月〜10月は雨季というふうに2季の区別しかありません。
5ヶ月間雨季が続きますが、その間がずっと雨という訳ではなく、日本のように毎日雨!ということはありませんのでご安心ください。
連日続く雨というよりは、スコールのような雨が増えるイメージです。折り畳み傘があればいつでも雨をしのげますので、雨季に旅行される方は持ち物リストに折り畳み傘を入れておきましょう。
5ヶ月の間で最もスコールのような降水量が多いのは9〜10月です。雨を気にされる方は9〜10月を外して旅行へ行かれることをオススメします。
朝晩の気候の変化は?
グアムは年間の気温の変化はあまりないと述べましたが、朝晩の気温の変化はあります。
日中と夜間の気温差がとても激しいので、季節によっては朝と夜は肌寒く感じる事もあるので薄手のカーディガンなどは持参するといいでしょう。
グアムの年間気温は一定だが、台風には注意
日本のようにグアムにも台風シーズンがあります。その期間は7月〜10月で日本と同じ時期に当たります。
日本に来る台風の元となる熱帯低気圧はグアムの近海で発生するため、日本と連動して起こっている状況です。
7〜10月が台風シーズンとはいえ、最近ではグアムよりも北上付近で台風が発生しているため、近年グアムでの台風被害は減少傾向にあります。
日本同様、数年に1回のペースで大型台風が直撃する事もあります。
その際はアクティビティやショッピングなどができなかったり、飛行機が欠航になる恐れもありますので、天気予報のチェックはしておきましょう。
確実に台風を避けての旅行をお望みなら、乾季11月〜5月くらいの旅行をオススメします。
やはり乾期の時期の方が旅費も少しお高くなるので、そこは仕方ありませんね。
グアムの天気や気温の確認はどうすればいい?
グアムの天気予報は、「日本気象協会」の公式サイトからチェックすることができます。
こちらの日本気象協会のサイトは、グアムと日本の主要な都市での天気を比較できたりするのでとてもわかりやすいです。気温だけでなく湿度の記載もありますので、便利ですよ。
他には「AccuWeather」というサイトもあります。
こちらは海外のサイトですが、きちんと日本語に翻訳されていてわかりやすいです。最新の天気や朝昼晩に加え、深夜までとかなり詳細に渡っての天気と降水量の確認もすることができます。
このサイトのすごい点は、天気予報はだいたい先でも7〜10間先の予測しかありませんが、最高で90日間先の天気予報まで確認できます。
あくまでも予報ではありますが、旅行の計画を立てる際はこれくらい先まで情報がわかっていると予定も立てやすいですよね。
気温の変化が少ないグアムのベストシーズンは?
上記をまとめてみると、グアムのベストシーズンはやはり乾季の時期と言えるでしょう。
雨季もずっと雨が降り続けるわけではありませんが、乾季の方が晴れの日は多く、グアム旅行のオススメシーズンと言えます。
11月〜5月までが乾季となりますので、年末年始やゴールデンウィークは長期の休みを取りやすいので旅行者もとても多くなります。
旅費の面では、ツアー料金なども含め少し高くなる傾向となるので、割安で旅行されたい方は逆に雨季シーズンもオススメです。
日本で寒い季節の2.3月に常夏気分を味わいたい方は、その時期にグアムへ行かれると少し違った気分を満喫できるので真冬を狙った旅行客もいます。
そういった意味では、違った気候、気分を味わえる2.3月がベストシーズンとも言えるそうです。
グアム旅行で気温に合わせた服装とは?
平均気温が約28度のグアムでは、どんな服装が適しているのでしょうか。旅行の際の参考にしてみてください。
現地の人々は主に短パンやキャミソールなど、とても涼しげな格好で街を歩いています。割と露出が高めな服装も多いです。
トップス
Tシャツやキャミソールなどの軽めのトップスがオススメです。
暑いので生地も綿生地やポリエステルの入った、汗をかいてもすぐに乾く素材がいいでしょう。
日本では中々勇気のいる南国チックな柄のワンピースなども気分を味わえますよ。
ボトムス
ボトムスも短めのものや、素材が薄めのものが良いです。
逆にスキニーデニムなどの肌にピタッと張り付くものは湿気が多い国なので蒸れてしまう恐れがあります。
街中では水着姿で歩いている女性もいますが、レストランなどではNGです。
必ず、ショートパンツやパレオなどを持参するようにしてください。
靴
スニーカーを履く際は、靴下は必須です。なぜなら湿度がとても高いので足が蒸れてしまいます。
あと、グアムでは突然のスコールが降る事もありますので、雨で足元が水浸しにならないよう乾きやすいスニーカーにしましょう。
ビーチではビーチサンダルや、街中でもサンダルを履いている人もとても多いです。
真夏の国なので、暑さが気になる方は普段履き慣れたサンダルを持参すると良いです。
ビーチサンダルはKマート、メイシーズなどでプチプラでも販売されているので、現地で購入しても良さそうです。
気温の高いグアムであると便利なファッションアイテム
薄手のカーディガンなど
日差しが強いグアムは、日本とは比べ物にならないくらいの紫外線量でもあり、日焼けしてしまうと肌がヒリヒリしてしまうほどです。
日焼け防止のために薄手の羽織りものは必須です。海に入る際はラッシュガードも持参することをオススメします。
また、ショピングモールや、ホテル、レストランの中は冷房がかなり効いているため、とても寒いです。
外との気温差が非常に激しいため、薄手のカーディガンなどはカバンに入れておきましょう。
サングラス
グアムは紫外線が強いので、サングラスは必須です。
目から紫外線を吸収してしまうので、海に出るときや、日差しの強い日はサングラスをかけましょう。
帽子
日焼け対策に帽子もあると便利です。
グアムは地域によって風が強い事もありますので、小さなお子様には紐付きのもの、大人の方でもなるべく頭の形にフィットしたものを選んで持参してください。
ツバが広めの帽子の方が日差しは防げるので体感温度も下がります。
帽子はファッションなので、お好みのもので構いませんが、夏らしいグアムの雰囲気を楽しめる帽子も素敵ですね。
気温が一定しているグアムは海外旅行に最適
どのシーズンに行っても、気温が安定しているグアムは旅行に最適と言えます。家族旅行にも最適ですし、カップルで旅行するのも近場なので行きやすいですよね。常夏の気分を味わいたい!と思ったらぜひグアムを第一候補に選んでみてください。誰もが楽しめる場所となっていますよ。