シンガポールでのチップの相場をシーン別に徹底解説!|シンガポールのチップ情報【2019年版】

シンガポールはマレーシアから独立した東南アジアにある著しい経済成長を実現させた国です。シンボルのマーライオンやマリーナ・ベイ・サンズのインフィニティ・プールでもお馴染みです。金融のイメージも強いですがシンガポールはガーデンシティと呼ばれる清潔で美しい国で観光地としても人気。中華街やインド人街もありエスニックな要素やコロニアルな雰囲気もあります。そして都会的な街並みで歩いているだけでも異国情緒があふれています。

カジノやテーマパーク、動物園、植物園、蘭園など観光客が楽しめるところも数多くあり、しかも百貨店なども多くショッピングも楽しめます。そんな観光客に人気のあるシンガポールですがチップ事情はどうなっているのでしょうか。

シンガポールはチップが不要な国

シンガポールが独立したマレーシアは元イギリス領なので欧米と同じようにチップが必要なのではと考える人もいるかもしれません。しかし結論からいうとシンガポールではチップ不要なのです。チップを渡す習慣が根付いていないため現地の人はもちろん、観光客も特にチップを払う必要はありません。

そのためチップの習慣のない日本人にとってはチップを払うべきかどうかでストレスをかかえこまずに済む国でもあります。

シンガポールにはチップがない代わりにサービス税とGSTがある

シンガポールにはチップがない代わりにサービス税10%とGST7%があります。GSTとは日本でいうところの消費税です。シンガポールの飲食店やホテルではサービス税10%が料金に上乗せされます。サービス税が既に料金の中に組み込まれているため別にチップを渡す必要はありません。またGST7%も追加されるため実質+17%、表示されている料金以上に支払わなければなりません。シンガポールでもらうレシートをよく見ると「++」と書かれています。これはサービス税10%とGST7%が加算されているという意味です。

チップが必要なサービスを受けた時に料金を支払えばサービス税も同時に支払うことになるため、チップを払っているのと同じことになります。サービス税を払い二重にチップまで渡す必要はありません。

日本人にはチップを払う習慣はないためシンガポールではアメリカのようにチップを払うべきかどうか迷わなくても済みます。



チップ不要のシンガポールではサービス税は払う必要あるの?

シンガポールではチップ不要な代わりにサービス税10%を払う義務があります。サービス税を払わない代わりにチップを払うという行為は出来ません。たとえサービスに不満があったとしても決められたサービス税の10%をシンガポールでは支払う義務があります。

ちなみにホーカーセンターと呼ばれるシンガポールの屋台複合施設や一部の飲食店ではサービス税がないところもあります。しかしサービス税がないからといってチップを渡す必要もありません。

どうしてもチップを渡したければ、料金の端数を切り上げて渡すか返ってきたお釣りを渡せば良いでしょう。

シンガポールではチップを払わない代わりに感謝の言葉

シンガポールではサービス税10%が既に料金の中に組み込まれているため別途チップを払う必要はありません。またチップをもらうことも一般的には期待されていません。

だからこそレストランやホテルでサービスを受けた時に感謝の意を示す時は「Thank you.」「Terima kasih.」(テリマカシー、マレー語でありがとうの意味)といった具合に感謝の言葉を送りましょう。チップを渡すことそのものよりも感謝の気持ちを伝えることの方が大切です。チップは感謝の気持ちを表現するための手段にすぎません。

シンガポールのチャンギ国際空港ではチップ禁止

シンガポールのチャンギ国際空港は東南アジアの主要なハブ空港の一つです。意外に知られていないのですがチャンギ国際空港ではチップの受け渡しが禁止されています。不用意にチャンギ国際空港でチップを渡さないように気をつけましょう。タクシーでも3SGD加算されるのはチップ禁止だからです。

シンガポールではチップが不要どころかチップ受け渡し自体が禁止されているところもあるためチップを無理に渡さない方が良いことすらあります。

もしもシンガポールでチップの受け取りを拒否されたら無理に渡さずに、感謝の気持ちをのベるに留めておきましょう。



シンガポールはチップはいらない代わりに厳しい罰則もある

シンガポールは清潔で平和な国です。しかし厳しい罰則や細かいルールがある国でもあります。例えば22時半〜朝7時に公共の場でお酒を飲んだら罰金です。また喫煙を禁止しているエリアでタバコを吸っても罰金がかかります。また水洗トイレで水を流さなかったり公道に唾を吐いても罰金がかかります。地下鉄内での飲食も罰金の対象です。

チップを支払うかどうかで悩まなくても良い分、守らなければならないルールも多いためシンガポール渡航前にやってはいけないことは確認しておきましょう。注意しておかないとチップを渡す以上に大きな罰金を支払わなければいけなくなる可能性もあるからです。

シンガポールのタクシーでもチップはいらない

シンガポールのタクシーは日本より安く利用できます。またメーター制なので定額料金で安心して乗ることもできます。その代わりシンガポールのタクシーは深夜料金になると25%〜50%ほど料金が値上がりしたりホテル発着だと3〜4SGDほど追加料金がかかるなど割増料金をとられるため利用する時に確認しないと想定以上の料金を支払うことになることもあります。チップがいらない代わりにタクシーの運転手に支払うべき料金はしっかりとメーター
の料金の中に加算されます。

シンガポールのホテルでベルボーイやポーターにチップをあげても良い

ベルボーイやポーターに荷物を部屋まで運んでもらうなどのサービスを受けた時は感謝の気持ちをこめてチップを渡しても構いません。チップを渡すときは2SGD程度で良いでしょう。シンガポールは確かにチップがいらない国ではありますが少額のチップなら喜んで受け取ってもらえることもあります。



シンガポールでチップが歓迎される時

シンガポールは基本的にはチップ不要の国です。しかし少額のチップなら歓迎されることもあります。例えばレストランのサービスが素晴らしいと感じた時や美容室で満足できるヘアカットをしてもらった時、タクシーの運転手から有益な情報を教えてもらった時などに気持ち程度の少額のチップを払っても良いでしょう。

そんな時は料金の端数を切り上げるかお釣りを、そのまま渡してしまうのがスマートです。

まとめ

シンガポールは基本的にチップ不要の国です。チップが必要なサービスを受けられるホテルやレストランでは予め10%サービス税が料金に含まれているため、改めてチップを渡す必要がありません。またチャンギ国際空港のようにチップの受け渡しが禁止されているところもあるため無理にチップを渡すとかえって迷惑になることもあります。

ただし少額のチップが歓迎されることもあります。例えばホテルのポーターに荷物を運んでもらった時など手渡しで2SGDほど渡せば喜んでくれるでしょう。

またレストランのサービスが非常に素晴らしかった時、タクシーの運転手から何か有益な情報を教えてもらった時など感謝の気持ちを示す際に料金の端数を切り上げて渡したりお釣りを受け取らない形でチップを渡すとスマートです。