【2020年最新版】スペインの治安はどう?気をつけておくべきことと対策法!

情熱の国スペイン。ガウディ未完の最高傑作『サグラダ・ファミリア』、グラナダの『アルハンブラ宮殿』、『フラメンコ』、『闘牛』、『サッカー』など、日本人にも人気の見どころ満載の魅力溢れる国です。

今回は、みなさんが安全で快適なスペイン旅行ができるよう、現地で気をつけるポイントや対策法を詳しく説明していきます!


スペインの最新治安情報は?

現在危険情報はでていないスペインですが、日本人旅行者をねらった犯罪なども発生しているため、旅行の際は常に注意が必要です。

日本人は海外では、「無警戒」、「無防備」、「無認識」であると指摘されていて、スリなどの恰好の的になりやすいのが現状です。

一番多いスリ、置き引き

在スペイン日本国大使館と在バルセロナ日本領事館が認知している日本人の被害者数のうち、約80%がスリと置き引きです。
ありとあらゆる方法で、気付かないうちに巧みに盗られ、いつとられたかわからないパターンが多いです。

テロは、どうなっているの?

2017年にバルセロナで死者16人、負傷者130人を超える車両突入テロが発生しています。
スペイン国内のテロ警戒レベルは、5段階中「4(高い驚異)」となっています。
最近では、イスラム過激派の単独テロなどから、発生予測が困難で、対策しにくくなっています。


スペインで治安の悪い場所や注意したいスポットは?

外務省海外安全ホームページによると、スペインでの日本人の犯罪被害は、半分以上がバルセロナで、約2割がマドリードで発生しています。

その他、グラナダ、コルドバ、バレンシア、セビージャ、サンティアゴ・デ・コンポステーラなどの観光客が多い場所は、常に気を引き締めて過ごしましょう。

主に、観光客が多い地域には、犯罪被害も多いと考えられます。

バルセロナで注意が必要なスポット

  • サグラダ・ファミリア
  • グエル公園
  • カタルーニャ駅やサンツ駅などの駅構内
  • 北バスターミナル
  • ランブラス通り
  • カタルーニャ広場
  • カテドラルを中心としたゴシック地区
  • カンプ・ノウ・スタジアム周辺
  • モンジュイックの丘

 

などの観光客が多い場所で、スリや置き引きの被害が多発しています。

マドリードで注意が必要なスポット

  • グラン・ビア通り付近
  • サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアム付近
  • スペイン広場
  • マヨール広場
  • プエルタ・デル・ソル
  • 王宮周辺
  • プラド美術館やレイナ・ソフィア美術館周辺
  • 地下鉄駅構内

などの観光客が多い場所で、スリや置き引きの被害が多発しています。


その他、注意が必要なスポット

  • 地下鉄の車内
  • 空港、バスターミナル
  • カフェや、レストランなどの飲食店
  • ホテルのロビー
  • ブティック
  • スーパーマーケット
  • スペインで犯罪に巻き込まれないための対策法

スペインで、安全に過ごすために「目立たない」、「行動を読まれない」、「用心を怠らない」の3つのことに注意してみてください。

ここからは、それぞれの犯罪手口と対策法を見ていきましょう。

スリの手口と対策法

スリや置き引きは、必ずしも一人とは限りません。
グループでの犯行も多く確認されているので、細心の注意が必要です。

  1. 道を尋ねるまたは著名を求めるふりをして地図などを広げ、カバンを視界から入らないようにしてそのすきに盗られる。
  2. 小銭などを落とし、気を引かせてそのすきに盗られる。
  3. 液体物をかけられ汚れたか確認していると、ティッシュを渡され、拭こうとカバンを下ろした隙に盗られる。

《対策法》
人がどんな形であれ接触してきた場合は、常に警戒しておくようにしましょう。
汚れをつけられた場合も、カバンや財布等に注意しましょう。

人混みの多いところではリュックは前に持ち、財布や携帯は絶対にポケットなどには入れないようにしてください。

置き引きの手口と対策法

  1. ホテルのロビー、レストラン、カフェなどで、支払い中に隣に置いておいたカバンが気がついたらなくなっていた。
  2. レストランで食事の際、携帯で写真を撮っていたら、足元に置いていたカバンがなくなっていた。
  3. お年寄りに声をかけられ、気をぬいている間に気がついたらサイフが盗られていた。

《対策法》
自然に親しく話しかけられ人が良さそうにみえても、カバンや財布に注意して隙を見せないようにする。こいつはわかっているな、と思わせることが大事です。

グループでの犯行も多いため、一人だけじゃなく周り全体も注意して見るようにしましょう。
携帯などは、テーブルに置かないようにし、カバンも椅子にかけたり、下に置いたりせずできるだけ前に持つなど、常に体にくっつけておきましょう。

偽警官に注意!

警官を装い、警察手帳らしき物をみせ、パスポートやサイフを提示するように声をかけて、現金を抜き取ります。

♢偽警官の特徴♢

  • サイフを提示するよう言われる
    (通常、パスポートや旅券の提示を求められることはあっても、サイフの提示は求められません。)
  • 警察手帳を一瞬しかみせない
  • スペイン語が流ちょうではない。英語で話してくる。

《対策法》
サイフを提示するように言われた場合はあやしいと思っていいでしょう。しつこい場合は、近くの警察署に行き、制服の警官に立ち会ってもらいましょう。

※空港や駅、マドリード市内のセラーノ通りでは、詐欺事件対策の為、私服警官が巡回しています。本物の警官を偽警官と思い込んでしまう旅行者もいるので、その辺の見極めも必要です。

ひったくりの手口と対策法

  • 歩いていると、バイクに乗った人が後方からやってきて、カバンをひったくられた。

《対策》
荷物は、道路側には持たず。しっかりと体の前で持つようにしましょう。

テロヘの心得

テロは、「いつ、どこで、どのように」起こるか予想ができにくいため、普段から治安の現状を把握しておくことが大切です。

また、観光施設やイベント会場などに行く際は、常にまわりの状況に注意を払い、できるだけ長時間の滞在は避けましょう。

スペインで安全に過ごすための3つのポイント

外務省の海外安全ホームページをチェックする

いつ起こるかわからないテロなどの対策のためにも、スペインに行く際は、事前に治安情報を確認しておきましょう。

◎外務省海外安全ホームページ

海外旅行保険に加入しておく

スリ、置き引きが多いスペインでは旅行の際、事前に海外旅行保険に加入しておくことをオススメします。
加入の際は、死亡保障だけではなく、病気やけが、盗難などの保証もついているか確認しましょう。

現金は少額に抑える

スペインは、クレジットカードの使い勝手がよく、あらゆる場所で使用可能です。
タクシーやバルなどは使えない場合もあるので、少額の現金を用意し、できるだけクレジットカードの利用をオススメします。

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スペインの治安についてのまとめ

以上、スペインの治安についてまとめてみました。
観光客が集まる場所では、スリや置き引きの被害が多発しているので、常に注意を怠らないようにしましょう。
スリや置き引きが多いと聞くと怖くなるかもしれませんが、常に気をつけてさえいれば全く問題はありません。
事前に犯罪の事例などを知っておくことで、未然に防げることができます。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。