インドと聞くと「治安が悪い」という印象を抱いている方も多いかもしれません。実際、騙されたり盗まれたりする話もよくありますし、テロが起こった地域もあります。女性の場合はレイプなどの事件もあることから、そういう話ばかりを耳にするとインドは治安が悪い国と感じるかもしれません。
しかしながら実際インドに行く人も多く、一生に一度は行ってみたい国に挙げる人もいます。日本とは異なった文化をは魅力的ですし、女性一人でインドを旅していても何事もなく無事に帰国する女性も多くいます。一度行ったらインドにハマってしまって何度もリピートしているという人もいます。
一体、インドの治安の本当のところはどうなんでしょうか?
今回ここでは、インドの治安に関する情報と、安全にインドを楽しむための知識や心構えなど、知っておきたいポイントをご紹介しておきます。
インドの治安がいい場所であっても気を付けたいトラブル
インドと一言で言っても、インドは日本の8倍以上の大きな国土を誇っている国です。日本でもところ変われば人も変わるのはインドでも同様。治安が悪いエリアもあれば、治安がいいと言われるエリアも多くあります。
ここでは、インドを旅行する際に治安がいい場所であっても気を付けたいトラブルをご紹介します。
・詐欺
インドに多いのが詐欺。観光客を狙った詐欺がインドには多くいます。日本人観光客がよく遭う詐欺はインドの首都デリーやコルカタ、バナラシなどで発生しています。デリーのコンノートプレイスなど比較的治安がいいようなところでも発生しているので注意が必要。
詐欺の内容としては、以下5つが多く発生しています。
1.デリーのコンノートプレイスで、ニセの観光局に連れて行かれて高額なツアーを組まされる
2.ニューデリー駅でチケットを確認するスタッフのふりをして「このチケットは使えない」などと嘘を言い、旅行代理店に連れて行こうとする
3.観光地で親しげに話しかけてきて、勝手に説明してくれた後にガイド料を請求してくる
4.オートリキシャー、タクシーなどの乗り物を利用した際に、遠回りをする
5.薬が入ったチャイなどの飲み物を勧めてきて、昏睡状態になった時に金品を盗難する
・スキミング
インドではクレジットカードのスキミングが発生しています。スキミングの機械がカードの情報を読み取って不正に使用したりします。また、わざと値段を間違えたりすることもあります。
・性犯罪
近年話題にもなっているインドの性犯罪事情ですが、治安がよい場所であってもレイプの他に痴漢なども発生しています。
・スリやひったくり
インドではスリやひったくりなどの軽犯罪もよくあります。長時間のバスや電車などで移動する際に仮眠をとることも多いのですが寝ている間にスリに遭遇してしまったり、レストランなどでも少し目を離した隙を狙われたなどと言うことも発生しています。
・テロ
ごくまれですが、一部地域ではテロが発生することがあります。
インドで治安がいい場所でも起こるトラブル!回避方法は?
インドの治安がいい場所であっても起こり得るトラブルはいくつもありますが、事前にトラブルを回避する方法もあります。自らトラブルに飛び込んでいかないよう、しっかりとした意志を持ち回避していきましょう。ここではトラブルの回避方法をご紹介していきます。
・明るいうちに移動、夜到着するような便は選ばない
インドでは昼と夜で治安状況が異なることがあります。街頭が少ないところなどもあるので、インドを旅行する場合、出来るだけ明るい時間帯に移動、行動するのがベターです。
飛行機で夜にインド到着するフライト、またはインド国内移動中に夜到着するようなバスや電車を選ばないこともトラブル回避につながります。その土地の地形、治安状況もわからない場所はリスクが高いことから避けるのがベター。
どうしても夜到着になってしまう場合などは、事前にホテルを予約しておき、ホテルに送迎などを依頼するといいでしょう。
・荷物を持たせない
大きな荷物を持って駅やバスターミナルまで歩いていたりすると、親しげに話しかけてきて荷物を持ってくれようとする一見親切そうなインド人がいます。
しかし、後にチップを請求されたり、場合によっては荷物を持って行かれる可能性もあります。治安に関係なく、当たり前のことですが自分の荷物は自分で持ち運びしましょう。
・南京錠、ワイヤーロックを使う
インドで電車やバスを利用したり、バックパッカーが宿泊するようなドミトリー部屋に宿泊を予定する場合、必ず南京錠や自転車に使うようなワイヤーロックを用意しておくと便利です。
トイレに行く場合などにもワイヤーロックと荷物、柱などで鍵をかけておくことも可能です。ダイヤル式の鍵などもいくつか持っていくのがおすすめです。治安がいい場所であっても鍵をかけておくとトラブルの回避につながり、安心度も高まります。
・貴重品をしっかり管理
当然のことですが、貴重品の管理はしっかりしておきましょう。インドでは治安がいいエリアであってもスリや置き引きなどはあります。
レストランや屋台などで食事をする時であっても、椅子の後ろにバッグをかけたり、隣の空いている椅子に置くなどせずきちんと肌身離さず管理するようにしましょう。
日本では荷物を椅子やテーブルに置いたままトイレに行ったりする人もいますが、インドではそれは通用しません。
・他人からもらったものを食べない、飲まない
インドでは睡眠薬を使った強盗なども発生しています。少し親しくなった人から夕食に誘われたり、電車などでも食べ物や飲み物を食べろ、飲めと言ってくるインド人がいます。心からの善意でもてなしてくれる人もいますが、そうでない場合もあります。
睡眠薬が入った食べ物や飲み物を飲み食いして、眠っている間に荷物を盗まれていた、意識が朦朧としている時に性犯罪に巻き込まれたなどということのないよう、最初から毅然とした態度で断るのもトラブル回避になります。
・親しげに話しかけてくる人に注意する
インドではカタコトの日本語で話しかけてくるインド人が多くいます。日本語でなくとも「どこに行きたいの?教えてあげる!」などと言うインド人がいます。
つい心を許してしまいがちですが、その多くが実は客引きだったり何らかの下心があって近寄ってくるパターンがほとんど。
親しげに話しかけてくるようなインド人は信用しないのも重要です。話しかけてきても無視しましょう。
・料金交渉は事前にしっかりとする
リキシャなどを利用する場合は、料金交渉は事前にしっかりとしましょう。前払いしてくれと言ってくるドライバーもいますが、前払いすると途中で降ろされてしまったりする可能性もあるので、料金はしっかり交渉してから、目的地に辿り着いてから支払うようにしましょう。
メーター付きの場合でも、メーターが壊れていることもあるので要確認です。
目的地までの大体の相場を知った上で交渉してから乗るとトラブルもありません。
・時と場合によってはクレジットカードを利用する
インドでもクレジットカードは普及してきているので、大金を持ち歩かずクレジットカードで済ませられるのもクレジットカードのメリットです。
格安のゲストハウスや地元の人が行くような屋台や食堂ではクレジットカードは利用できませんが、治安がよさげな外国人向けの高級なホテルだったり、高めなレストランや店舗などではクレジットカードは利用可能です。現金とクレジットカードをうまく使い分けるようにしましょう。
・ポケットWiFiを持参していく
インドでも近年はホテルやレストランなどでもWiFiが利用できる場所は増えてきています。しかしながら、フリーWiFiがあるエリアは限られていますし、移動中などはWiFiが使えないことも多いので、ポケットWiFiは持っていると便利です。
ポケットWiFiがあれば、いつでもネットができるのが大きな魅力。インドではフリーWiFiの電波が弱いなんてこともあるので、ポケットWiFiを持参しておけば、移動中であってもこれから向かう場所の地図やホテル、治安状況を即時に確認したり出来るのでインド旅行の強い味方になります。
インドの治安はいいの?悪いの?
インドの治安は実際いいのか悪いのかということですが、基本的に昼間であれば都市部や観光地は一人歩きでも平気です。治安はいいとは言えませんが、悪くもないのが現状です。自分自身が細心の注意を払っていればトラブルも事前に防げることも多くあります。犯罪の手口を知っておくと、いざという時に対処できるでしょう。
まとめ
インドの治安、トラブルやトラブルの回避方法についてご紹介しました。インドは異文化で魅力も多い国です。事前に治安やトラブルの回避法を知り対策を練っておくことが大切。また現金を大量に持ち歩くよりも場合によってはクレジットカードを使う、いつでもネット状況を確保できるポケットWiFiを用意していくなどしておくのもおすすめです。インドの旅行が楽しいものになるよう、しっかりと計画を立ててくださいね。
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