インドへ旅行するのにまず必要なことは、現地通貨への両替です。
インドの通貨はルピー。
この通貨への両替、どこでおとくにできるのか知りたいと思いませんか。
インド国内は両替できる場所も多いため、どこでも両替ができるといってもいいほどなんです。
ただし、両替所を見つけたら即両替という行動はちょっと危険。
この記事では、どこで両替をしたらよいのかおとくなのか、また注意点も含めてご紹介します。
目次
インドの通貨について

2016年11月8日に新紙幣が発行され、現在は旧紙幣が出回ることはなくなりました。
インドの通貨はルピー。
これは紙幣に使われる単位です。
また硬貨も存在しており、こちらはパイナという単位になります。
【インド通貨の種類】
紙幣(ルピー:Rs) | 硬貨(パイナ:P) |
5Rs | 5P |
10Rs | 10P |
20Rs | 20P |
50Rs | – |
100Rs | – |
500Rs | – |
2,000Rs | – |
※2019年8月16日現在:1ルピー=1.48円
ちなみに1ルピーは100パイナ。
すべての紙幣には、インド独立の父と呼ばれるマハトマ・ガンジーが描かれています。
ヒンディー語が主な公用語であるインドですが、すべての国民が理解できるわけではありません。
そのためインド紙幣には、なんと17か国語で記載されているんです。
英語はもちろん、アッサム語やネパール語などが表記。
あらゆる言語を持っているインドならではの紙幣といえます。
この紙幣だけでも、インドの内情がわかりますよね。
本日現在で1ルピー=1.48円ですが、ルピーのレートは変動が多いことでも有名。
もしインドに行かれる場合は、その都度レートの確認が必要です。
インド通貨ルピーに両替する方法は4つ

インド通貨へ両替できるのはインド国内のみ。
つまり、インド国外ではできませんので気をつけてください。
その中でも、両替ができる場所は次の4か所です。
- インドの空港
- インドの街の両替所
- インドの宿泊施設
- インド現地の銀行
それでは、それぞれの場所について詳しく説明していきます。
どこがお得かも、しっかり把握しておきましょう。
インドの空港
インドに到着したら最低限の両替は必ず必要です。
その場合、ほとんどの方は空港で両替をせざるを得ません。
ただし、空港での両替は便利ですがレートは良くないです。
ホテルまでの移動でどうしてもルピーが必要になるので、空港では少額の両替だけをした方がいいですね。
あと、空港だから安心して両替をしてしまいがちですが、中には最低両替金額を提示してくるところも。
たとえば「1万円~両替可能」と言われることがあります。
インドで1万円といえば高額です。
このように言ってくる両替所は避けて、別のところを探してくださいね。
インドの街の両替所
いちばんおすすめでおとくに両替ができるのが、街の両替所です。
観光地はもちろん、主要都市に限らず両替所は無数にあるので、ルピーがなくなっても安心して両替ができます。
ここで街の両替所で両替するときのポイントがあります。
- お店は何軒か回ってレートを確認
- 少額よりも高額を両替すると、レートをよくしてくれるところもある
つまり、両替所を見つけたらすぐに両替をするのではなく、レートの差を確認した方がいいですね。
そして1万円以上の両替をすると、喜ばれることもありレートを融通してくれる両替所に出会うことがあります。
レートがいいなと思った両替所では、積極的にいくらになるか交渉してみることをおすすめします。
インドの宿泊施設
安心な両替場所として挙げられるのが宿泊施設。
インドはバックパッカーも多く集まる場所なので、高級ホテルのようなきちんとしたところよりも、ゲストハウスや安宿の方がレートが安いといわれています。
小さな宿泊施設でも両替をしてもらえるのは嬉しいですよね。
安心とはいえ、旅慣れしていない方はぼったくりの可能性がないともいえません。
ぼったくりに合わないためにも、宿泊施設で両替をする前に、空港や街のレートを確認しておくといいですね。
あきらかにレートが悪い場合は、遠慮せずにお断りしましょう。
インド現地の銀行
銀行でももちろん両替は可能。
銀行もあらゆる場所にあるため便利ですが、銀行内はとても混んでいます。
慣れない土地で並んで待つのはストレスも溜まりますので、あまりおすすめできません。
よっぽどでない限り、避けた方がいい場所ですね。
両替ではないが、インド通貨をATMでキャッシングもするのもかしこい選択

インド通貨を手に入れる方法として、クレジットカードのキャッシングも一つの手。
キャッシングということに躊躇する方もおられますが、手数料のことを考えればいちばんおとくにインド通貨を持つことができます。
金利も安いため、街の両替所よりもメリットがあります。
またクレジットカードには海外旅行保険の付帯サービスも付いているので、この機会に作っておくのもいいですよ。
インド通貨に両替するときの注意点


両替に困らないインドですが、インド独自のルールもあり、日本とは事情が変わってきます。
日本では気にならないことも、インドでは要注意として気をつけなければいけません。
とくに以下の4つの注意点は心がけるようにしましょう。
高額紙幣をなるべく避ける
インドでは高額紙幣を嫌がられる傾向があります。
それは「お釣りが用意できない」ということが主な理由。
支払ってもお釣りをもらえなければ、最悪お釣りを諦めざるを得ません。
このようなことを避けるためにも、高額紙幣を持たないことをおすすめします。
両替のときに高額紙幣をもらった場合は、いちばんにその紙幣を崩すようにしてください。
必ずその場で確認し破れた紙幣は交換してもらう
両替をしたら必ずその場で紙幣の確認をしてください。
中には破れていたり、大変汚れた紙幣も混じっていることがあります。
このような紙幣は、次に使おうとすると拒否をされることがほとんど。
使えないということは紙くずと同じで価値がありません。
見つけたら、交換してもらうよう必ず伝えてくださいね。
日本からドルかユーロも持っていくといい
あらゆる場所で両替所を見かけるインドですが、田舎に行くと事情が少し変わってきます。
田舎でも両替所はありますが、日本円を扱っているところが少ないというデメリットが。
なので日本円からインドルピーへの両替ができない状況がうまれます。
都市部や観光地にしか行かない方は問題ありませんが、田舎へも訪れる可能性がある方は、ドルがあると安心。
ドルだと田舎の両替所でもインド通貨に両替をしてくれます。
またユーロも大丈夫なので、ドルかユーロも持っていくといいですね。
日本ではインド通貨へ両替はできない
冒頭でもお伝えしたように、インド通貨は国外での両替はできません。
よって日本で両替という形も取れないんです。
日本円からの両替は必ずインドで、さらに余ったインド通貨から日本円への両替もインド国内で済ますようにしましょう。
ただしインド通貨から日本円へ両替する場合、レートが悪いことと両替証明書が必要で、あまりいいことがありません。
これはインドが国外への流通を禁止してるからなんです。
いつか日本でも両替ができる日がくるといいですね。
まとめ
インドは両替できる場所がたくさんあるので、両替すること自体に困ることはありません。
ただしレートは大きく違うので、できれば街の両替所、もしくは宿泊施設をおすすめします。
街の両替所は交渉ができるので、それも旅の思い出となりいい経験になりますよ。
田舎に行かれる方は、ドルやユーロの持ち出しも忘れずにしてくださいね。
クレジットカードは海外旅行の必需品とはいっても、どのクレジットカードを作るとよいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
そんな方に胸を張っておすすめできるのが、百貨店マルイが発行している
エポスカードです。雑誌やトラベルブロガーに海外旅行用コスパ最強カードとして頻繁に取り上げられています。
海外旅行に行く際は、海外旅行保険に加入する必要があることは理解しているけど、実際海外旅行保険を使うことはなく、なんだか海外旅行のたびに海外旅行保険代5,000円程度を損した気持ちにもなりますよね。
傷害死亡・後遺障害や賠償責任の補償金額が3,000万円と無料のクレジットカードでは最高レベル手厚い保証内容になっているので、
エポスカードの海外旅行保険のみでより安心して海外旅行に行くことができます。
年会費無料で海外旅行保険がついているだけでなく、他にも下記のメリットもあるので、
エポスカードは海外旅行に最適かつ国内でも使えるコスパ最強カードと言われています。
クレジットカード選びや海外旅行保険選びのために時間を毎回使い続けるのをやめるために、年会費無料の
エポスカードをサクッと5分で作りましょう。