2020年最新版|チェコのプリペイド/ツーリストSIMのおすすめ

チェコは中央ヨーロッパに位置して、プラハ城、旧市街など中世の街並みがきれいに保存された観光に最適な国です。
これからチェコを観光を予定している人は、現地でのネット環境も気になるのではないでしょうか。

この記事では、チェコでプリペイド/ツーリストSIMを快適に使う方法をお伝えします。

チェコのプリペイドSIMを使う準備

チェコのプリペイド/ツーリストSIMを使う前の準備として、必要な物を確認しておきましょう。

・SIMフリーのスマホ
SIMフリーのスマホがあれば、チェコに限らず海外で現地のプリペイド式のSIMを購入して使うことができます。
最近ではホテルや駅、主要観光スポットなどでもフリーWiFiを使うことができますが、移動中に情報収集したり、Googleマップをみたり、旅の思い出をSNSでシェアしたり、24時間ネットにアクセスできる環境のほうがストレスフリーに旅が楽しめます。

もしも日本のキャリアのスマホをお使いで、SIMロック解除していならなら、旅行前にSIMロック解除をしておくのがおすすめです。

・Top-Up(トップアップ)とは?

Top-Upとは、プリペイド式のSIMに追加チャージをすることです。方法は、オンラインサイト、専用アプリ、コンビニなどのSIMを販売している店舗ですることができます。

・TRIO SIM(トリオシム)とは?

チェコのSIMは、TRIO SIM仕様、つまり標準サイズ、ミクロサイズ、ナノサイズ(standard, micro or nano SIM card)どれにでも切り取れるようになっているSIMのことです。

キャリアによっては、自分のスマホにあったSIMを選ぶ必要がありますが、チェコの場合はトリオSIMになっているので、好きな料金プランを選ぶだけでOKです。

EUのローミング料金撤廃とは?

日本のキャリアのスマホを海外で国際ローミングして使うと、料金がとても高額になります。

・データローミングとは?
データローミングとは、契約しているキャリアの電波の届かない国に行ったとき、現地のキャリアの電波を利用できる仕組みのことで、その場合自国のサービスが適用されないので、高額なデータ通信料になることが多いです。

EUでも国ごとにローミング料金が発生していました、2017年6月15日から撤廃されました。

それがどういう意味だというと、チェコのSIMカードを他のEUの国で使っても、自国と同じ料金で通話、SMS、データ通信ができるというものです。
これらを「Roam like at Home」という新たなルールができ、より海外SIMがEUで使いやすくなっています。

チェコのネット環境とSIMカード

 

チェコには日本と同じでスマホは月額料金が一般的で、縛りがありますが割引してサービスが受けることができます。
縛りの期間は2年あるので旅行者、ワーホリでは使うことはできないことが多いです。

ですが学生割引が充実しているので、留学する人には格安でネット環境を確保できます。

そこで短期旅行者向けのプリペイド式のSIMもありますが、他のヨーロッパ諸国に比べても高い印象があります。

通信速度にはカバーエリアについては問題ありませんが、チェコでは大手キャリアが海外資本の企業であるのが特徴的です。

チェコのおすすめのSIMのキャリア

チェコには、大手キャリアが3社あります。
それぞれの料金プラン一覧を確認して、旅に最適なプランをみつけましょう。
(ツーリスト向けのプランの料金やプラン内容は頻繁にアップデートされるので、参考程度にしてください。2019年11月現在)1CZK=4.74円

・Vodafone

料金プラン:Data SIM for Visitors
料金:800CZK(約3,790円)
通信:4G
容量:10GB
有効期間:30日間
通話:同じキャリア無料、他社6.55 CZK/min
SMS:1.51 CZK/SMS
MMS:4.54 CZK/MMS

容量が20GBのプランもありますが、1,299CZK(約6150円)とかなり高額です。

・O2
料金プラン:GO online
料金:150CZK(約710円)
通信:4G
容量:500MB
有効期間:30日間
通話:4.90 CZK/min
SMS:1.90 CZK/SMS

データ容量が少ないですが150 CZK/500MBでトップアップ可能で、安く抑えたい人には最適です。短期旅行者でSNSやGoogleマップなど最低限使いたいライトユーザーなら十分の容量です。

・T-mobile

料金プラン:-不明-
料金:525CZK(約2,480円)
通信:4G
容量:1.5GB
有効期間:30日間
通話/SMS:無制限

通話/SMSが無制限なので、こちらをメインに使いたい方におすすめのプランです。

チェコ空港でのVodafoneのSIM売り場

空港はこれからの旅の準備をするのに最適な場所、プラハ空港の第2ターミナルには、VodafoneのSIM売り場のブースがあるので、ここでは確実にSIMカードの購入が可能です。
手持ちのスマホのSIMカードを入れ替える作業や、インターネット接続を有効にするアクティベート作業は、スタッフに全てお願いできるので安心です。

営業時間:午前9:00〜午後9:00

チェコのSIM・ポケットWiFiの料金比較

チェコはフリーWiFi環境が整っていて、空港からホテル、カフェまでとても快適に使うことができます。
ですが移動中でも快適にネットにアクセスするには、ツーリストSIMやポケットWiFiが必要になってきます。

チェコに3泊4日滞在する場合の例
(料金はあくまで目安です、プロモーションなどにより料金やサービスは変動します。)

・ツーリストSIM 3G ,4G, LTE: 約3,790円(10GB/30日)
・海外SIM 3G ,4G, LTE: 約2,100円~(12GB/30日 )
・ポケットWiFi 3G: 5,120円(1,280円/日~+受渡手数料500円)(約500MB/日)
・ポケットWiFi 4G/LET: 6,320円(1,580円/日~+受渡手数料500円)(約500MB/日)
・フリーWifi:無料

チェコのツーリストSIMのメリット・デメリット

チェコのプリペイドSIMは料金プランが高く、ツーリストに最適化したプランがないのでどちらかというと、お得感があまりありません。

アマゾンで買える海外SIMやポケットWiFiのほうが、コスパがよくていいのではないでしょうか。

メリット
・通信速度が速く4G回線でストレスフリー
・空港、街中で簡単に購入可能

デメリット
・ツーリストに最適化した料金プランがない
・日本のキャリアの電話番号が使えない
・SIMカードを取り替える手間がある
・不具合がある機種がある

ツーリストSIMを一度も購入したことがない人や、英語がしゃべれない人は、空港でツーリストSIMを上手く購入できるか不安になると思います。
ですが安心してください、空港でのSIM売り場のブースは、外国人向けなので分かりやすく料金案内されていて、SIMの取替から設定まで行ってくれます。

言葉ができなくても料金メニューを指差して買うこともできるので、誰にでも簡単に購入することができます。

ポケットWiFiがお得な場合もある

チェコでツーリストSIMを購入するのもいいですが、一番安心に使えるのがポケットWiFiを使うことです。
特にカップルやグループで旅行の際にポケットWiFiを一台レンタルするだけで、共有することができてコスパがよくなります。

現地SIMは使うことは慣れれば簡単ですが、初めての場合は時間がかかって大切な旅行の時間を台無しになることもあります。

ポケットWiFiのメリット
・ シェアして使える
WiFiルーターは家族や友達とシェアして使えるので、グループで行動する場合はお得に使えることができます。
一人一人が海外SIMの面倒な設定する手間もありません。

・設定不要
WiFiルーターはパスワードを入力するだけなので、面倒な設定不要です。

イモトのWi-Fi

ポケットWiFiのレンタルで旅行好きに人気なのがイモトのWi-Fiです。

イモトのWi-Fiの特徴は

  1. 安い
  2. とにかく安い
  3. 圧倒的に安い

です。

であれば、一緒にいる人全員使えて1000円/日程度しかかかりません。

値段が何よりやすい上に超大手がやっていて受け取りから返却までサポートがしっかりしています。

デメリットといえば予約が多く、直前の予約だと在庫切れになることです。

早めに予約すれば格安でWiFi環境を手にいれられるので早めの準備をおすすめします。

まとめ

この記事では、チェコで快適にネットの使い方をご紹介しました。
現地のSIMや海外SIMは今まで使ったことがない人には難しく感じますが、一度やり方を理解するとどこの国でも応用できて、格安でネット環境を確保することができます。

またポケットWiFiも、家族やグループで使えばコスパがよくておすすめです。自分に最適な方法でチェコでもネットに繋がって、快適な旅を楽しみましょう。