ヨーロッパの中でも安定の経済大国ドイツ。首都ベルリンはアーティストの集まる街としても知られ、少し離れればドイツのロマンチック街道は本当におとぎ話のような世界。
そんな魅力あふれるドイツですが、いざ訪れる際に気になるのがドイツの物価。日本の物価に比べて安いのか?高いのか?
ここでは、ドイツの通貨、食費や宿泊費、交通費にドイツ独特の消費税からドイツの物価を比べてみました。ドイツに興味を持ったらぜひ一読してみて下さい。
目次
気になるドイツの物価!通貨は?
ドイツの通貨はユーロ。ユーロ現在1ユーロ125円(2019年5月現在)です。
2016年に一時1ユーロ113円に記録していますが、2018年1月には135円台の時もありました。現在は125円となっており、比較的日本の物価に近いと感じられるものが多くあるでしょう。
ドイツの行く際のユーロレートによって物価の感じ方が変わってくるので、まずは今のユーロチェックをしてみて下さい。
ここが肝心!ドイツの物価で食費は高い?
ドイツの物価の中でやはり気になるのが食費。日本に比べてどのくらい違うのか?
毎日必要なものだから、出費がかなり変わってきますよね。
さてそれではドイツの物価、食費編はまとめてみると日本よりも少し高めに感じます。ただし、食費の中でも外食費とスーパーでの買い物の食費では大きく異なってきます。詳しくみていきましょう。
ドイツの外食費は日本に比べて高い?安い?
ドイツの外食費はずばり日本に比べて高いです。
日本の外食が安いというのもありますが、ドイツで夕食では1皿10ユーロ~20ユーロ。(日本円で約1300円~2500円ほどになります。)それにドリンクや前菜などをつけると1回の食事で3000円~5000円が平均です。
また、ドイツのレストランなどでは5%~10%のチップを払う習慣があります。さらに外食費の税金は19%。レシートを見ると日本よりも損した気分になりそうです。
もちろんアジア系のお店やパブなどで格安のところもありますが、外食はやはり高くなるという印象です。
現地のドイツ人もパブにはよく繰り出しますが、外食は日本よりも控え目です。また、ドイツ人の夕食はかなりシンプルです。スーパーでハムやソーセージ、チーズなどを買いそれにパンとスープをあわせた食事が平日の夜の定番です。日本の家庭の夕食に比べてかなり違いますね。
何だか安そう?ドイツのスーパーは本当に安いのか?
今度はドイツの食費の中でもスーパーでの買い物。これはものにもよりますが、日本よりも安いものが多いです。特にドイツやドイツ周辺で作られるものの生鮮食品の価格は日本よりも各段に安くなります。
例えば、じゃがいもや人参、マッシュルーム、ビールやワインなどは日本よりも安く、バナナや鮭などの輸入品は日本と同じくらいか割高になるものもあります。
スーパーの代表的な食品の価格です。
スーパーの商品 | 価格 |
水(500ml) | 約50円 |
コーラ(500ml) | 約120円 |
じゃがいも(1キロ) | 約80円 |
卵(6個) | 約100円 |
牛乳(1ℓ) | 約100円 |
ビール(500ml) | 約100円 |
※スーパーによって変動があります。
生鮮食品は季節によって破格の値段になっていたりするので、旬のものを買う場合には日本よりも大分物価が安く感じられます。
またスーパーの中でもドイツのディスカウントスーパーのAldiやLidlなどではさらに安い価格になっているものもあります。
ドイツに旅行の際はぜひスーパーで買ったパンやハム、チーズやワインなどでランチを済ませるのも楽しい思い出になりそうです。
旅行に行くなら気になるドイツの宿泊費の物価
ドイツのホテルの宿泊費は日本とほぼ同じくらいと言えます。スタンダードなホテルで都市部では1泊1部屋9000円ほど~。またドイツにはドミトリーなどのホステルが多数存在します。ホステルは部屋の人数や部屋のクラスにもよりますが、1泊約2500円~。気楽な旅行であれば宿泊費は日本よりも安くなります。
日本でもある民泊などのAirbnbもあるので、日本と比較しても宿泊費は同等の物価レベルか少し安い程度です。
ドイツに住むなら家賃は高い?安い?
今度はドイツに住む場合の家賃はどのくらいか、見ていきましょう。
ドイツの家賃は日本と同じくらいか少し安いくらいです。ただし、ベルリンやミュンヘン、フランクフルト、ハンブルクなどの家賃は上昇気味です。
ドイツの都市部ではワンルームで4万円~4万円5千円以上となります。これは日本と同じくらいと感じますが、ドイツでは家賃の他に電気代、水道代などが日本よりも高いです。特に水道代は自治体によって料金が変わりますがヨーロッパの中でも一番高いとされるドイツ。水道や電気の使いすぎに気を付けましょう。
光熱費込みのシェアハウスが学生に人気です。
ドイツの物価はここでも分かる!交通費は?服飾費は?
さて続いてドイツの交通費は日本と比べてどうでしょう?
ドイツの首都ベルリンでは地下鉄が初乗り約330 円。これは日本の交通費とさほど変わりませんが、一日乗り放題券が約800円。また学生用の学割では日本よりも安いと言えます。その他にも大都市では路面電車が発達しており、これは初乗り約250円~。長距離になると日本よりも安いのも特徴です。
またドイツで買い物をしよう!と思っている人には気になる服飾費ですが、ドイツにもH&MやZARA、C&Aなどのファストファッションのブティックが多数あり、日本の価格とほぼ変わりません。旅行の際には現地調達をしてもいいかもしれません。
ドイツの物価を知るには複雑怪奇なドイツの消費税を知ろう
ドイツの消費税は付加価値税 Mehrwertsteuer(メーベルシュトイヤー)といい19%。日本の消費税に比べてかなり高くなります。
しかし、この付加価値税、ものによって変動があるので、日本に比べて安いものもあります。一般的に人のサービスが加わっているものは高くなり、生活の必需品は安くなっています。
標準税率のもの(19%) | 軽減税率のもの(7%) | 非課税のもの |
クッキー 等 | 食品(一部) | 不動産取引 |
ペットボトル水 | 水道水 | 不動産賃貸 |
娯楽商品 | 牛乳 | 医療 |
レストラン | コーヒー | 教育 |
豆乳 等 | 書籍 等 | 郵便 等 |
上記の表にもありますが、この税率は現地のドイツ人でも把握しきれないほど複雑です。牛乳やコーヒーは7%なのに、豆乳は19%であったり、動物用のクッキーは7%であるのに、普通のクッキーは19%であったりします。
またその他にビール税やベルリンのホテル税などがあり、非常に難解です。
日本の税率に比べると、全体を通しては同じくらいとなりますが、サービスを受ける旅行者にとっては高い税率を感じるものが多くなります。
ドイツの物価まとめ
さてここまでドイツの物価についてご紹介してきましたが、いかがでしょうか。総合的にみてドイツの物価は日本に比べて少し安いといえるでしょう。
さらに安く感じようと思うなら、日本よりも高い外食を抑えて自炊を心掛ければ、ドイツでの生活はかなり安く抑えられます。ヨーロッパは物価が高い!と思われる方も多いですが、実は暮らしやすいドイツ、一度足を運んでみたいですね。
JCB カード S/JCB CARD W
JCB カード SやJCB CARD Wも海外旅行傷害保険が付帯した年会費無料カードで、空港に向かうための鉄道代金やタクシー代、バス代、航空券代、ツアー代金などでカードを利用するだけで最高2,000万円の手厚い海外旅行傷害保険が無料で付きます。
また、JCB カード Sなら年会費永年無料カードなのにAmazonやセブン-イレブンでは常時1.5%還元となっており、さらに、39歳以下の人限定で発行できるJCB CARD Wなら基本の還元率1%で、Amazonやセブン-イレブンでは常時2%還元なので普段使いも意識される方はJCB カード S/JCB CARD Wがとてもおすすめです。
最短5分で発行することができるので海外旅行出発まで時間のない方にもおすすめです。
- 年会費永年無料
- 海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)
- 最短5分で発行可能 ※9:00AM~8:00PMでお申し込みの場合
- Amazon/セブン-イレブンで常時1.5〜2%還元
エポスカード
クレジットカードは海外旅行の必需品とはいっても、どのクレジットカードを作るとよいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
そんな方に胸を張っておすすめできるのが、百貨店マルイが発行しているエポスカードです。雑誌やトラベルブロガーに海外旅行用コスパ最強カードとして頻繁に取り上げられています。
海外旅行に行く際は、海外旅行保険に加入する必要があることは理解しているけど、実際海外旅行保険を使うことはなく、なんだか海外旅行のたびに海外旅行保険代5,000円程度を損した気持ちにもなりますよね。
エポスカードは年会費が永年無料であるにも関わらず、空港に向かうための鉄道代金(SuicaやPASUMOなどへのチャージ、定期券利用も含む)などで1円以上カードを利用するだけで海外旅行保険(三井住友海上火災保険提携)が無料で付いているのでカードを作ってしまえば、これらの悩みを今後将来に渡って解決してくれます。
傷害死亡・後遺障害や賠償責任の補償金額が3,000万円と無料のクレジットカードでは最高レベル手厚い保証内容になっているので、エポスカードの海外旅行保険のみでより安心して海外旅行に行くことができます。
年会費無料で海外旅行保険がついているだけでなく、他にも下記のメリットもあるので、エポスカードは海外旅行に最適かつ国内でも使えるコスパ最強カードと言われています。
クレジットカード選びや海外旅行保険選びのために時間を毎回使い続けるのをやめるために、年会費無料のエポスカードをサクッと5分で作りましょう。