ビーチや美しい自然が待っているパラオに旅行 気になる治安は?

ビーチや美しい自然が待っているパラオに旅行 気になる治安は?

いつもと違う非日常感を味わう事ができる旅行。海外旅行ならなおさら、違う文化や自然を体験できるということも旅期待も高まります。今回はパラオの治安についてパラオに行く前に知っておきたい基本情報も含めご紹介します。

人気のあるリゾート地パラオへの旅行 治安は大丈夫?

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パラオの治安について知る前に、まずは、パラオの旅行に知っておくと便利な基本情報からお届けします。

パラオってどこにあるの?パラオの基本情報

パラオの正しい国名は?

パラオは、正式名称は「パラオ共和国」で、島民の7割近くがパラオ人、残りがフィリピン人からなりたつミクロネシアの島の一つです。マレーの言葉で「島」を意味するのがパラオです。

旅行に行くならオススメの時期は?

パラオは一年を通して温かい常夏の国のパラオ。大きく2つの季節である雨季と乾季に別れます。遊びに行くなら乾季の11月~5月にかけてがおすすめです。残りの時期はパラオは雨季で、時によっては洪水が起きたりと大変です。もしも雨季に行く場合は、日頃から天気予報を確認していくことをおすすめします。

公用語

この国の公用語は、パラオ語と英語ですが、州によって公用語が異なり日本の委任統治下にあった場所では日本語が公用語でした。今でも親日家が多く、日本語を学び話す人が多いほどです。日本語も話し、親日家が多いと聞くと安全なイメージを持ちますが、実際はどうなのでしょうか?

次に実際に起きた事件からパラオの治安をみていきます。

実際の事件からみる パラオの治安 安全それとも危険?

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●日本人に関わる事件 2012年 在留邦人殺害

●2013年 旅行者強盗・障害事件

●2015年 旅行者の女性への性的暴行事件

れ以外の大きな事件はないようですし、渡航禁止なども2019年7月現在外務省からでていません。そのことから考えるとパラオは治安が悪くないと思うかもしれません。

パラオの治安は悪化気味

でもちょっと待ってください。実はパラオではないけれど近年シリア,チュニジア,バングラデシュにおいて日本人が殺害されるテロ事件がおきています。

また、パラオ国内も今までの親日家であり、開放的で治安がよいということからかけ離れた事件が多くでてきました。

たとえば、パラオでは、青少年による犯罪です。お酒やドラッグに溺れて外国人を狙った犯罪が上昇しています。海外に行くということは常に危険と背中合わせであることを覚えておきましょう。

治安だけじゃない! パラオであなたができる防犯対策・事故対策

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パスポートや貴重品類

空き巣、窃盗などの被害で、パスポート、現金、貴重品類などが狙われます。パスポートはコピーを一部外出時にもち、ホテルのセキュリティーキーがある金庫などに保管しておくのがいいでしょう。

外出制限があるので注意

子供連れで海外旅行行く場合、気をつけないといけないのが、パラオには外出制限があるということです。コロールでは、子供の年齢が18歳未満の時は、21歳以上の人と一緒でない限り、午後10時以降外出禁止です。朝の六時までという決まりがありますので、気をつけてください。

また、大人でもパラオの法律で午前2時~朝5時までは外出禁止です。

レストラン、スーパーは早く閉まる

夜間の外出制限があることもあるため、スーパーやレストランは午後9:30~閉まりはじめます。10時にはほとんどが閉店です。買い物など昼間のうちに済ませておくのが良いでしょう。

海での事故も

パラオには、2018年は22416名が訪れていて、スキューバ、サーフィンなどを楽しんでいます。マリンスポーツを楽しみに行ったのに、ダイビングで2018年に一人の方が命を落としています。

体調不良などがマリンスポーツには大きく影響することがあります。自分が持っているスキューバの技術以上の場所に行ってしまうこともあるかもしれません。

言語が得意でない場合、外国人と一緒のツアーの時など、よくわからないまま4いかないようにすること。そして自分の技術以上の場所でマリンスポーツをしないことが命を守ることになります。

交通事故

スリ、ぼったくりなどの軽犯罪よりも多いのが、交通事故などに巻き込まれるケースです。飲酒運転、シートベルトなどをしてないで、かなりのスピードで走る車も多いです。

パラオは、歩道、ガードレールなどの整備が遅れている面もありますので、気をつけてあるきましょう。また、自分が運転する場合は、

●制限速度40km

●対向車がカーブからはみ出してくるので気をつける

●夜は外灯が少ない。

●飲酒運転も多い。

この4点に気をつけて運転するとよいでしょう。

パラオの治安の良いエリア 危険なエリア

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コロール島、バベルダオブ島、ペリリュー島、アンガウル島、カヤンゲル島及びその他離島からパラオはできています。観光施設が多いコロールがもっとも犯罪の多い地域です。

パラオは治安面も不安だが医療面はもっと不安?

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 蚊に注意

常夏の国で心配なものに、デング熱があります。蚊を媒体として感染します。2018年の12月には、今までとちがうタイプのデング熱もあったと報告があります。身を守るには、虫よけ剤、肌の露出を控えることが大事です。重症の場合は、命に関わります。

食中毒

海外へ旅行する場合によく言われることの一つに、生水を飲まないというのがあります。パラオは、28℃前後の平均気温と湿気が80%ほどありますので、頻繁に水分がほしくなります。水分補給は必要ですが、水道の水はのまないようにしましょう。

また、カビなどに気をつけないといけません。気候の問題で、食中毒が起こりやすい環境ですので、十分に気をつけましょう。

日焼け対策

気温だけを聞くと、25℃~28℃なら日本と変わらないと思ってしまう人も多いでしょう。しかし、紫外線が日本の8倍ほどの強さがあると言われています。サングラス、日焼け止め、肌を出さない、などできる限りの日焼け対策はしましょう。

海外旅行保険に入っておくと安心

パラオには国立病院があります。しかしながら、十分な医療をうけることはできません。そのため、特別な治療が必要となった場合は、パラオ以外の国に搬送されることになります。

国外への搬送となると搬送費がかかります。その他、診療費、など色々とかかります。何が起こるかわからないのは、日本にいても海外にいても同じですが、日本では病気になった場合あは、医療保険に加入していたり、保険証がカバーしてくれたり、補助があったり。しますが海外ではそうもいきません。

そのような時に助かるのが、海外旅行保険です。海外旅行保険は、クレジットカードについていたりもします。しかしクレジットカードによって海外でどの程度の保障をうけることができるのかは、変わってきます。

海外旅行保険は不要と考える人のなかには、短期間だし、私は大丈夫という慢心があります。しかし海難事故・交通事故をはじめ蚊に刺されてデング熱になった時。また、お店などで物を間違って破損したときも海外旅行保険が保障をしてくれます。

海外旅行保険のなかには、家族を海外から呼ぶ渡航費をカバーしてくれるものもあります。

もちろん、海外旅行保険など使わないで済むのが一番いいにきまっています。

ほんの少しのお金を海外旅行にかけるのを省いただけで、全額負担をしないといけな羽目になる場合もあります。

安全を買うという、お守り的な感じで自分にあった海外旅行保険に加入するといいでしょう。

ビーチや美しい自然が待っているパラオに旅行 気になる治安は?のまとめ

旅行保険イメージ

開放的なパラオは、思っている以上に治安が悪くない国です。しかし近年はその開放感のために青少年がドラッグにはしったり、アルコールなどを飲んで運転をして事故をおこすなどの問題がふえてきてます。

出発直前の空港でも海外旅行保険の加入は可能です。保険にはいり、万が一のときに連絡するところをメモっておくなど万全の体制でパラオを楽しみましょう。