アジアきって経済大国のシンガポール。とても小さな国ながら、ゴミの落ちていない街にグローバルな人種のるつぼ。旅行先としても非常に人気のあるシンガポールですが、留学先としても依然高い人気を誇っています。
シンガポール留学の人気の一つがやっぱり言語。公用語に英語と中国語があり、アジアの中でも2カ国語学べる場所として知られていますね。
さてそんなシンガポール留学を考えたら、どんな留学があって、費用はどのくらいか?気になりますよね。こちらでは、他にもシンガポール留学のメリットやデメリットまで一挙ご紹介していきます。
不安解消の為にも、ぜひ一度読んでみて下さいね。
目次
気になる留学!シンガポールの基本情報
さて、それではシンガポールという国の基本情報から見ていきましょう。
シンガポールの国の大きさは?規模は?
シンガポールはなんと東京23区ほどの大きさの小さな国です。しかし、人口は約550万人と世界で2番目の人口密度です。また、国民一人当たりの所得が世界3位と経済面で世界を牽引しています、一方で所得格差も大きいと言われています。
シンガポールの公用語は?
公用語は、英語、中国語、マレー語、タミル語の4つです。まさに複合民族国家です。人種のるぼのシンガポールの英語はシングリッシュといわれ、独自の発音や用語法があります。
また、現地の教育は2カ国語(英語と中国語)が一般的です。
シンガポールの生活はどんなもの?
シンガポールの人たちは外食が主でほとんど自炊をしません。その分、フードコートやホーカーズと呼ばれる外食広場がとても充実しています。
シンガポールの医療は世界でも最高水準、また、教育の面でも高い水準を保っています。
シンガポール留学の目的はどれ?
さてそれではシンガポール留学にはどのようなものがあるのか、見ていきましょう。
語学留学
気軽に始められる留学として最も一般的なのが、語学留学。日本から約7時間で行くことができ、日本からシンガポールまでたくさんの飛行機が就航しているので、気軽に行くことができます。また日本とシンガポールの時差は1時間。語学学校では、1週間から入学できるところもあり、日本人に特に人気です。
そして英語の語学留学はもちろん、シンガポールでは英語と中国語の2カ国語を学ぶコースもあります。これからの時代に重要な2つの言語を学べるのは、シンガポールならではといえるでしょう。
1ヵ月の語学学校の学費は約8万円~20万円です。
大学留学
シンガポールの大学の水準は非常に高いレベルです。有名な大学には、シンガポール国立大学や南洋理工大、シンガポール経営学院大学などがあります。世界でも有数の大学が揃っていて、留学先としては申し分なく優秀な学生が揃っていますよ。
大学の専攻によって学費は異なります。留学生は現地の学生よりも学費は高い設定です。また医学系も学費は高い傾向にあります。
1年間の学費は100万円~1100万円です。学費の幅が非常に大きいのが驚きですよね。
インターンシップ
世界の一流グローバル企業が集まるシンガポール。そんな国で働く体験ができれば、今後の自信にも繋がりますよね。
インターンシップにも種類があり、無給のものや有給のもの、また語学学校とセットになっているものなどがあるので、エージェントなどで相談してみるといいでしょう。
インターシップをするにはある程度の英語力が必要です。語学力によって入れるインターンシップ先が異なるので、できるだけ英語力をアップさせておくのが理想です。
シンガポール留学のメリットは?
留学先としてどの国がいいのか?迷っている方も多いと思います。そんな中でシンガポールに留学するメリットは何なのか?3つ挙げてみましょう。
高い水準の英語教育が受けられる
今やアジアの経済の中心ともいわれるシンガポール。非常に高いレベルの語学学校や大学が集まっています。また、生徒のレベルも高く、目的意識の高い留学生も多いので、必然的に自分のモチベーションもあがるでしょう。世界レベルの教育を体験できるメリットがあります。
シンガポールでの就職の夢が広がる
シンガポールには世界中の企業が集まっています。もちろん日本の企業も多く進出していて、現地採用枠も多いです。
シンガポールでは、特に学歴や職歴が重要視されますが、努力をすればシンガポールでの就職は夢ではありません。留学の一つの目標として、海外で働くということを目指している方も多いでしょう。そんな夢がかないやすいのがシンガポール留学です。
留学先の中でも突出して治安がいい
英語もしくは中国語の留学先としては、色々な国がありますよね。欧米諸国からアジアではフィリピンも人気です。
そんな中でシンガポールの治安は突出して良いのが魅力的です。もちろんシンガポールでも犯罪はおこっているので、最低限の注意は必要ですが、暮らしていてとても安心感のある国といえます。
特に留学はいろいろな不安がありので、安全というのは留学生にとって非常に大きなメリットとなるでしょう。
シンガポール留学のデメリットは?
それでは、シンガポール留学の別の側面のデメリットにはどんなものがあるでしょうか。事前に欠点を知ることで留学を成功させましょう。
日本人が多い
同じアジアということもあり、日本人留学生が多いです。この日本人留学生が多いというのは、メリットにもデメリットにもなります。メリットはやはり日本人の友人の心強さ。困った時に助け合えるので安心です。
しかし、一方でずっと日本人の友達とばかり一緒に過ごしていては、日本にいる時と変わりません。折角語学を学びにきたら、色々な友達を作るように努力しましょう。
住宅費が高い
シンガポールの物価は東南アジアの中では非常に高いです。特に住居費が非常に高いので、ルームシェアや学校寮などの滞在となります。プライベートがほしい方には、なかなか厳しい住宅事情となります。
また学費も高いところでは、日本よりも断然高いので注意が必要です。ただし、外食が主なシンガポールでは、食費や交通費はかなり安くつきます。
英語だけでない言語が多くなまりがある
前述にもありますが、シンガポールの英語はシングリッシュと呼ばれます。街にでかけて話をしてみるとなまりの強い英語を話す方も少なくありません。
ただし、教育機関では、一般的な英語を学ぶことができますので、学校をうまく利用する必要があります。
また、人種のるつぼシンガポールの独特のなまりはこの国の特徴でもあります。なまりがあることを事前に知り、文化とあわせて知っていければ、シンガポール留学が有意義なものになるでしょう。
シンガポール留学の1ヵ月の費用はいくら?
ここからは、シンガポールで1ヵ月間語学学校に行った場合の費用の目安をご紹介しています。ぜひ参考になさって下さいね。
留学費用内訳 | 費用 | ワンポイント |
航空券代 | 約4万円~10万円 | LCC便も就航しているので、安い時期を見つけるとお得な航空券がとれることも!平均では約5万円です。直行便では所要時間は約7時間、乗り継ぎ便は約11時間~17時間です。 航空券比較サイトのスカイスキャナーやトラベルコでお得なチケットをチェックしてみましょう。 |
学費 | 約8万円~20万円 | 語学学校は月額平均約8~20万円。かなりの差がありますが、短期間の場合は特に評判のいい語学学校が安心でしょう。留学が12週間以上など中期になってくると学費の割引がある場合もあるので、事前にチェックしておきましょう。無料で学校を手配してくれるエージェントなどもあるので、有効活用してみましょう。 |
宿泊費 | 約4万円~12万円 | 住宅費の高いシンガポール。最も安い滞在方法は学生寮で4人部屋などで約3~4万円。自分でルームシェアなどを探した場合は1ヵ月約5万円~です。部屋の人数が多いほど安くなり、一人部屋では高くなります。 |
生活費(食費含む) | 約2万円~10万円 | 外食が一般的なシンガポールですが、安い屋台やホーカーではあまり食費はかかりません。しかしちょっとしたレストランに行くと食費はかさみます。色々なお店や買い物まで楽しみたいという方は、生活費を多めに見積もっておきましょう。 |
まとめ
小国ながら魅力の詰まった国シンガポール。事前にしっかり計画をたてて有意義なシンガポール留学を実現してくださいね。