香港ではキャッシュレス決済が普及しており、少額の決済であればオクトパスカードという交通系カード、やや高めの決済からはクレジットカードを使うことが主流です。
ですので、観光で訪れるような場所では日本のクレジットカードを使うことができる場合がおおいです。
一方で、中国と違うのは香港の場合はキャッシュレス化が進みながらも、
タクシーはクレジットカードが利用できないなどの理由で現金も併用しなければ行けない場面が存在します。
であれば、現金だけでいいのではないかと思われるかもしれませんが、クレジットカードを使う使わないに関わらず、香港旅行時にクレジットカードを持っているだけで効果を発揮するクレジットカードの機能がありますので、今回はそれらの機能について解説します。
目次
香港旅行にクレジットカードが必需品である理由
香港でクレジットカードが必需品と言っても過言ではありません。
その理由について1つずつ見ていきましょう。
クレジットカードで決済したほうが両替するより手数料がかなり低い
香港に行く場合には必ず銀行などで外貨両替を行うと思うのですが、外貨両替の際に発生する両替手数料については注意する必要があります。
特に、香港ドルのようなマイナー通貨に両替する際は高めの手数料が設定されているので注意してください。
具体的な数字でみていくと、為替相場が1香港ドル=14.10円の日の
とあるメガバンクの外貨両替レートを見ると1香港ドル=16.46円で設定されており、16.73%不利なレートが設定されています。
この16.73%が実質銀行側が得る手数料になっており、仮に15万円分香港ドルに両替する場合は25095円が両替手数料となります。
一方で両替を控えてクレジットカードで支払いをするようにすると両替手数料がかなり安くなります。
具体的にいうとクレジットカードブランド(VISA, MasterCard等)が定める基準レート(多少為替相場とずれますが±1%程度)にカード発行会社(楽天カード, エポスカードなど)が定める手数料率1.60〜2.20%程度を
かけた値が手数料になるため、銀行での両替よりも圧倒的に手数料は安くなり、クレジットカードでの決済を中心にするだけで手数料を万単位で節約できます。
クレジットカードで現金不足を避けられる
香港旅行でいくらくらいお金を使うかイメージできていますか?
海外旅行中には魅力的なアクティビティや料理がたくさんあって、思った以上に出費してしまうということもよくあります。
突発的な支出に備えて、多めにお金を持っていくと、万が一盗られてしまったときのことを考えて不安な気持ちになってしまうかもしれません。
そこでおすすめしたいのがクレジットカードと現金の併用です。
クレジットカードであれば基本的には限度額内であれば自由に決済をできますので、現金があまっていたら現金で払い、現金が少なくなってきたらクレジットカード出払うと行った柔軟な支払いを可能にしてくれます。
先程述べた両替手数料は日本に帰国後、香港ドルを日本円に戻す両替をする際にもかかりますので、クレジットカードをうまく活用して現金の残量を調整しながら帰国するタイミングで香港ドルを使い切っている状態が賢い旅行の方法です。
また、海外キャッシング機能を使うとクレジットカードを持っていれば町中にあるATMにクレジットカードを入れることで現金(ドル)を引き出すことができます。
キャッシングというと怖いような印象を受けますが、後述の海外旅行保険などがついた旅行者に人気のエポスカードの場合は、仮に5万円キャッシングするとATM手数料が220円/件で、利息が739円(1回払い30日後の支払い)の計959円しかかかりません。
これは両替する手数料よりも安いので、手数料率も安くフレキシブルな支払い方法を提供してくれるクレジットカードを持たいない手はありません。
海外キャッシングを利用する際は事前に、キャッシングサービスご利用可能枠を設定が事前に必要ですのでご注意ください。
海外旅行保険代を節約できる
香港で日本の健康保険は使うことができないので、万が一のために備えて海外旅行保険には加入するようにしましょう。
一方で海外旅行保険に加入するためには保険料を払う必要があり、例えば香港5日間の場合は1500〜3500円程度かかります。
香港で怪我なんてするわけはないと思っている人にとってはこの金額は少しもったいなく感じてしまう場合もあるかもしれません。
そういった人におすすめしたいのが、海外旅行保険付きのクレジットカードに加入することです。
クレジットカードによっては海外旅行保険が付帯しているクレジットカードもめずらしくなく、そのクレジットカードを契約して持っていくことで、追加で海外旅行保険料を支払うことなく海外旅行保険の適応を受けることができます。
マルイが発行しているエポスカードは年会費が永年無料であるにも関わらず、空港に向かうための鉄道代金(SuicaやPASUMOなどへのチャージ、定期券利用も含む)などで1円以上カードを利用するだけで海外旅行保険(三井住友海上火災保険提携)が無料で付いているのでカードを作ってしまえば、海外旅行保険代を今後将来に渡って節約することができます。
また、補償金額も下記の通りで充実した保険を受けることができます。
保険の種類 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 270万円(1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) | 3,000万円(1事故の限度額) |
救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
ホテルでクレジットカードでのデポジットを求められる場合がある
香港でホテルにチェックインする際にクレジットカードでデポジットを求められる場合があります。
デポジットとはチェックイン時にクレジットカードに一定額の請求予約をしておき、チェックアウト時に部屋の破損等ホテルから旅行者に請求しなければならないことがなければその請求を取り消すという対応です。
もちろん現金でも払うことができますが、現金で払う場合に数万円分の現金をデポジットとして預け入れる必要があり、せっかく両替した現金をホテルに預けていて使えないため再度両替すると行った手数料のかかる両替を繰り返すことにつながるのでおすすめしません。
香港でクレジットカードを使うための注意点
香港旅行にクレジットカードが必需品と言われる理由についてご理解いただけたのではないでしょうか。
ここからはそんな便利なクレジットカードを香港で使う際の注意点について解説します。
店舗によっては使えないカードブランドがある
香港で普及しているクレジットカードブランドはVISAと
MasterCardが中心で、JCBに関しては使えたり使えなかったりと店舗によってまちまちです。
一方でJCBやアメックスのほうが旅行特典が多いという場合もありますので、VISA, MasterCardのどちらかを1枚とその他ブランドから1枚という2枚持ちをおすすめします。
2枚もっていると万が一片方のクレジットカードが限度額に到達してしまってももう一枚で決済ができるので安心です。
支払い時の通貨を聞かれた場合は香港ドルを選択
クレジットカード決済をする際に、日本円での決済か香港ドルでの決済かを聞かれることがあります。
このとき日本円を選択してしまいそうになりますが、現地通貨での決済にしておかないとレートが悪くなる場合があるので、香港ドルでの決済をおすすめします。
香港でおすすめのクレジットカード
これまで述べて来た海外旅行保険のが付帯したカードがいいという観点と、普及している国際ブランドがVISAという観点で考えるとエポスカードが一番オススメできるクレジットカードです。
ぜひこの機会に皆様も1枚目もしくは予備の2枚目として作ってみて下さい。
JCB カード S/JCB CARD W
JCB カード SやJCB CARD Wも海外旅行傷害保険が付帯した年会費無料カードで、空港に向かうための鉄道代金やタクシー代、バス代、航空券代、ツアー代金などでカードを利用するだけで最高2,000万円の手厚い海外旅行傷害保険が無料で付きます。
また、JCB カード Sなら年会費永年無料カードなのにAmazonやセブン-イレブンでは常時1.5%還元となっており、さらに、39歳以下の人限定で発行できるJCB CARD Wなら基本の還元率1%で、Amazonやセブン-イレブンでは常時2%還元なので普段使いも意識される方はJCB カード S/JCB CARD Wがとてもおすすめです。
最短5分で発行することができるので海外旅行出発まで時間のない方にもおすすめです。
- 年会費永年無料
- 海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)
- 最短5分で発行可能 ※9:00AM~8:00PMでお申し込みの場合
- Amazon/セブン-イレブンで常時1.5〜2%還元
その他持ち物は、香港 の持ち物をご確認ください。
エポスカード
クレジットカードは海外旅行の必需品とはいっても、どのクレジットカードを作るとよいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
そんな方に胸を張っておすすめできるのが、百貨店マルイが発行しているエポスカードです。雑誌やトラベルブロガーに海外旅行用コスパ最強カードとして頻繁に取り上げられています。
海外旅行に行く際は、海外旅行保険に加入する必要があることは理解しているけど、実際海外旅行保険を使うことはなく、なんだか海外旅行のたびに海外旅行保険代5,000円程度を損した気持ちにもなりますよね。
エポスカードは年会費が永年無料であるにも関わらず、空港に向かうための鉄道代金(SuicaやPASUMOなどへのチャージ、定期券利用も含む)などで1円以上カードを利用するだけで海外旅行保険(三井住友海上火災保険提携)が無料で付いているのでカードを作ってしまえば、これらの悩みを今後将来に渡って解決してくれます。
傷害死亡・後遺障害や賠償責任の補償金額が3,000万円と無料のクレジットカードでは最高レベル手厚い保証内容になっているので、エポスカードの海外旅行保険のみでより安心して海外旅行に行くことができます。
年会費無料で海外旅行保険がついているだけでなく、他にも下記のメリットもあるので、エポスカードは海外旅行に最適かつ国内でも使えるコスパ最強カードと言われています。
クレジットカード選びや海外旅行保険選びのために時間を毎回使い続けるのをやめるために、年会費無料のエポスカードをサクッと5分で作りましょう。