上海は日本の主要空港から平均して3時間、短い休暇でも気軽に旅行ができる大都市です。2016年には巨大な最新型のディズニーランドがオープンしてとても大人気です。
町中を歩けば、モダンな高層ビルとレトロな雰囲気の下町が交わりインスタ映えすると、女性にも人気です。
でも海外なので「治安が心配」になります。
結論から言うと上海の治安は、東京と同じでとても安心して滞在できます。
普通に生活してたら、危険な目に遭うことはありませんが、スリなどを軽犯罪の対策などは少し必要になります。
この記事では、上海の治安について詳しくはご紹介しています。
目次
上海に旅行に行くならスリ・置き引き・ぼったくりには注意が必要
上海は多くの外国人ビジネスマンも滞在している、国際的な大都市です。中国政府にとっても経済を支える大切な都市ですので、治安もしっかり守られているので安心して暮らせます。
テロ・暴動・凶器を使った重犯罪に巻き込まれる心配はありませんが、スリなどの軽犯罪には注意が必要です。
これは、日本人が海外に旅行するとき全般に言える注意点ですが、旅行者/日本人はスリなどのターゲットにされます。よくある犯罪の手口と対策方法を学んでください。
スリの手口と対処法
スリは一般的に観光スポットや繁華街に多いと思われていますが、正確に言うと繁華街、観光スポットまでの道のりでスリに出会う確率が多いのです。
また、信号待ちなどで立ち止まったり、バスなどの交通機関を使って移動中などの、動いていない状態が一番のターゲットになりやすいです。
スリをする盗人は、2~5人のグループで行動しており、それぞれにしっかりと役割が振り分けられています。いわば、プロの集団がいます。
巧みなチームプレイで、ターゲットに話しかけ、気を引かせている内に、他の仲間がスリを行うのが、一般的です。また、乱暴に体を押したりして相手の気を引き付けたりもします。
他には、「日本語を勉強してます」「日本に兄弟が留学してます」「日本で働いていました」など
流暢な日本語で話しかけてくる人は全員疑ってください。
日本人はお金持ちで、現金を持ち歩いているイメージがあるので、できるだけ大金は持ち歩るかずクレジットカードなども使い分けることも重要です。
私の実体験
私も過去にスマホのスリに遭いました。
上海には仕事で滞在していたので、毎日の通勤に使う交通機関は地下鉄でした。その間は、スリに出会うことがなかったので、どこかで安心していたのでしょう。
ある日、他の用事でいつも使わないバスで移動をしたときでした、席にすわり少し居眠りをしました。時間にしては5分ほどです。その後目的地について下車した後に、スマホがないことに気づきました……「あ、やられた!」と思っても手遅れでした。
置き引きの手口と対処法
置き引きのターゲットになりやすい人はどんな人でしょうか?それは「他の事に気を取られている人」です。
例えばオープンカフェやフードコートに立ち寄って、カバンを横に置きスマホのやり取りに気を取られては人は、たくさん見かけます。こんな状況は、置き引きする盗人にとっては絶好のターゲットになります。
特に女性の場合は、財布やスマホをカバンに入れるので、男性よりもターゲットになりやすいです。
また、ATMやマネーチェンジャーでお金を両替した後も気をつけましょう。
スリや置き引きをするグループはできるだけリスクを避けるために(置き引きをしても中に現金がなければ意味がない)、あらかじめお金を引き出す場所などに潜伏してターゲットを決めたりしてます。
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対処法は、貴重品はできるだけ、肌身離さず保管したいのでウエストバック、ボディバックなど、前掛けできるものにする。凶悪なひったくり、置き引きは少ないので、基本的に注意して貴重品から目を離さなければ安心。
ぼったくりの手口と対処法
海外でよく聞くぼったくりが、タクシーなどで通常の2~3倍もする値段を請求される・遠回りされるなどがありますが、上海では白タクに乗らなければ安心。上海のタクシーでぼったくりをしてくるドライバー少なく、日本同様に安心して利用できます。
上海で多いぼったくりは、中国茶・中国画などの店に呼び誘い込み、買うまでしつこくつきまとわれるケースがあります。
対処法は、見知らぬ人に喋りかけられても相手にしない事。善意で近づいてくる人もいますが、残念ながら、私達はそれを見分けれすべがありません。絶対に知らない人についていかない事。
大変、上海でグーグルが使えないの?
「中国ではグーグルが使えないと」は比較的旅行者の間では認識のあることです。ただ、グーグルが使えないとどんなに不便かは、上海に旅行してはじめて気付く人も多いです。
グーグルやSNSが使えないとは……
グーグルマップで地図検索ができない
旅行先の必須のスマホアプリのグーグルマップが使えないと、ものすごく不安です。迷子になっても自分がどこにいるかも分からなくなるからです。目的地の近くにいるのに正確な場所が判断できなかったりと何かと不便です。
インターネットネットの検索が中国政府の都合で表示される
中国系の検索エンジンを使うとは、中国政府に都合がいいようにアルゴリズムした結果が標準されることです。目的の検索内容が検索されなくなるのです。
SNSが使えない
SNSが使えないと、インスタ映えする画像もすぐに共有できなくなり、旅の魅力が半減すると感じる。
こんな場合の解決策は、中国の規制を回避できるポケットWIFIなどを使ってインターネット回線にアクセスすることです。
上海の大気汚染、PM2.5は大丈夫
中国は大気汚染がひどいイメージがあります。
実際に日本とくらべて目に見える形で大気汚染は感じます。
ただし、上海は比較的大気汚染の被害が他の都市と比べてひどくなく、気をつけるのは冬場になります。
対策としては、PM2.5対応のマスクを用意する。なにより、手洗い・うがいなどはしっかりしましょう。
上海の飲食店での注意点
水道水は飲めないので、飲水はコンビニなどで市販の水を購入する。屋台などで出される水も水道水を一度沸騰させたものなので避ける。また、知らない人からの飲食物は口にしないことです。
上海では2017年より新しく禁煙に関する法律ができました。
屋内の飲食店は、一般的に禁煙になりますので注意が必要です。
また、旅行の楽しみといえば屋台料理ですけど、興味があるけど食材が不安と思う人は素直に屋台料理は諦めること。または、信用ができる人からの紹介の場所に絞るのもいいでしょう。
旅先でお腹を壊したりしたら、台無しになります。
政府関係のものは撮影しない
旅先では、見るものすべてが新鮮なので、ついついスマホやカメラで動画撮影、写真撮影などする機会が増えます。
ただ、中国では軍関係・政府関係の施設や所有物の撮影は避けましょう。
スパイに疑われて職務質問される事があるからです。
まとめ
上海は少し前までは観光地と言うよいりも、ビジネスの都市ってイメージが強かったです。ただ、2016年から上海にオープンしたディズニーランドが大人気なように観光地としてもこれからたくさんの日本人が訪れると思います。
ディズニーランドが中国のなかでも上海を選んだのは、治安がいいことも考慮してのことです。ただ、日本と同じ感覚では、上海でトラブルを起こすかもしれません。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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