日本から飛行機で3~4時間で到着する中国は、出張の機会が多い国です。しかし、近いからと言って国内出張と同じ準備をしていると、現地で不便な思いをすることもあります。
今回は、中国出張に向けた準備や持ち物などを詳しく紹介していきます。中国だからこそ必要な物や、あると便利なグッズなども合わせてチェックしていきましょう。
目次
中国出張に向けた準備!出発までにするべきこと
まずは、出発までにするべきことをチェックしていきましょう。航空券や宿の予約など、事前準備について紹介していきます。
航空券の予約
中国出張が決まったら、航空券を予約します。費用をおさえたいならExpediaやSkyscannerなど、航空券の比較サイトをチェックしましょう。航空会社から直接購入した方が安い場合もあります。また、フライト時間が短い中国なら、ピーチなどの格安航空会社もおすすめです。
宿の予約
中国の宿は、星付きのホテルを選ぶのがベターです。星は3つ以下だと、日本人は不自由すると言われているので、星の数もチェックして宿を選びましょう。アポイントを取った場所の近くや、駅の近く、コンビニが入っているホテルが便利です。また、Wi-Fi環境が整っているか、コンセントはあるか、アイロンがあるかなども確認しましょう。出張期間によって必要なサービスは変わってくるので、重視するポイントを明確にしておくと良いでしょう。
便利アプリのダウンロード
中国でみんなが使っている便利なアプリをダウンロードしておきましょう。有名な「WeChatPay」は、中国国内のスーパーやコンビニ、飲食店、屋台、タクシーなどでも使える決済アプリです。これがあると、財布やクレジットカードなしで決済ができます。ほとんどの場所で使える上に、日本円を両替する手間や手数料もかからないのでお得です。
ただ、「WeChatPay」を使うには現地の口座から1元以上送金をする必要があります。現地に口座を持っている人や、中国出張に行ったことがある人から送金してもらうようにしましょう。
タクシーを呼べる「DiDi」は、日本でも使えるアプリです。中国国内でも使えて、カードを登録しておけば決済まで済ませてくれるので、とても便利です。また、電車や地下鉄を調べたいときは「MetroMan」がおすすめです。「MetroMan」は路線図を表示でき、出てきた文字をタップして検索できるので、中国語を入力する手間がなく使い勝手も抜群です。
中国の飲食店を検索するなら「大衆点評」というアプリがおすすめです。日本の食べログのようなアプリで、評価や口コミから美味しい飲食店を見つけることができます。飲食店だけでなく、マッサージ店なども検索できるので、中国式のマッサージをお探しの方にも最適です。
中国出張の準備はできた?持ち物チェックリスト
ここでは、中国出張で実際に持って行く持ち物をチェックしていきましょう。当たり前のものから、あると安心なグッズまで、詳しく紹介していきます。
中国出張の必需品リスト
・パスポート
・航空券
・現金
・クレジットカード
・ポケットwifi
・名刺
・充電ケーブル
・モバイルバッテリー
当たり前かもしれませんが、中国は海外なのでパスポートが必須です。中国国内ではパスポートを提示する場面がとても多いので、常に携帯しておくようにしましょう。例えば、ホテルでのチェックイン時、中国の新幹線であるCRHを乗車時、地下鉄での手荷物検査時には、パスポートを提示する必要があります。また、場合によってはマッサージ店などでも、パスポートを見せるように言われることもあります。
支払いの際には、現金よりもクレジットカードの方が便利ですし、相手にも好まれます。先ほどお伝えした通り、中国では支払いにアプリを使う習慣があり、現金での支払いを嫌がる人もいるのです。また、大金を持ち歩くのは防犯上の観点からも好ましくありません。ちょっとした支払いはアプリを、大きな買い物などはクレジットカードを使うなどして、スマートに支払いを済ませましょう。
短期の出張であればポケットwifiを、長期出張なら現地のSIMカードの利用がおすすめです。中国の場合、ポケットwifiの料金は1日当たり900円程度なので、長期出張となると案外高額になるためです。現地のSIMカードをスマートフォンに差し込めば、テザリング機能を使って手持ちのPCもネットが使えるようになります。
中国出張であると安心・便利なグッズ
・ポケットティッシュ
・常備薬
・便座用ポケットクリーナー
・延長コード
中国の飲食店では、日本のようなナプキンを置いていない店がほとんどです。テーブルを拭いたり、口周りを拭いたりなど、ナプキンが欲しいと感じる場面は意外に多いです。そんなときのために、ポケットティッシュがあると安心です。現地の人も、持ち歩いていることが多いアイテムでもあります。
中国料理はとても美味しいですが、食べ物や水が合わずにお腹を壊してしまうこともあります。中国でも薬は購入できますが、どれを買ったらよいのか迷ってしまうので、手軽に飲める常備薬を持って行きましょう。頭痛薬や整腸剤、胃薬があると安心です。
延長コードは、滞在中のホテル内で使うかもしれません。中国のホテルでは、少し変なところにコンセント口が設置されていることもあり、ホテル内で作業をしたいときなどに不便です。延長コードがあれば、好きな場所でコンセントが使えてとても便利です。
中国出張は不思議がいっぱい!準備段階で知っておきたいこと
中国には中国ならではの文化や慣習があります。ここでは、事前に知っておくと安心な、ビジネスに関わる中国文化を紹介します。
トイレットペーパーが設置されていない
ホテルのトイレにはトイレットペーパーが設置されていますが、飲食店や公共のトイレにはトイレットペーパーが設置されていません。飲食店の場合、トイレの出入り口付近に手拭き用のペーパーが置いてあり、それを取って個室で使用します。不安な人は、ポケットティッシュを持参するのがベターです。
スーツは平社員と見られることも
中国では「スーツ=平社員」と見られることがあり、スーツで商談に臨むと話を真剣に聞いてもらえないこともあります。仕事の内容にもよりますし、会社で中国出張が決まった際などに、上司から指導されることがあるはずです。中国の正式な場面では、スーツ以外の襟のある服がベストです。スーツよりポロシャツの方が、決定権のある有力な人物と認識されます。
お腹いっぱいになったら残してOK
取引先との食事では、相手が注文する量にびっくりしてしまうこともあるかもしれません。中国では相手をもてなすため、また、自分の力を誇示するために、たくさんの料理をふるまう習慣があります。食べきれずに残してしまっても、失礼には当たらないので、お腹いっぱいになったら素直に残しましょう。逆に、食べきってしまうと「注文した量では足らなかった」と思われてしまい、失礼に当たります。
もてなされている場合は最初に箸をつける
取引先が食事に招待してくれた際には、自分はもてなされている側になるわけです。中国では、「一番えらい人が箸をつけないと食べてはいけない」というルールがあります。周りが食べられなくなってしまうので、もてなされている場合は、遠慮せずどんどん箸をつけていきましょう。
お酒「もう飲めない」と言わないとどんどん注がれる
中国ではおもてなしの際に、「白酒(ばいちゅう)」というアルコール度数50%越えのお酒をふるまう習慣があります。中国には「良い白酒は二日酔いにならない」という言葉もあるようで、白酒がどんどん追加されることも多々あります。頑張って飲んでしまうと、次の日二日酔いになってしまうので、飲めないときは「もう飲めない」とはっきり伝えるようにしましょう。
まとめ
中国出張の事前準備や、持ち物、知っておきたい中国のルールなどを紹介してきました。距離は近いと言っても、日本とは全く違う文化や慣習があるため、事前に中国に関する基本情報はおさえておくと安心です。中国出張が成功するように、準備も抜かりなく進めていきましょう。
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