治安が安全で15の世界遺産を持つポルトガルは、日本人観光客にも年々人気の上昇しています。
そんなポルトガルの観光に欠かせないのが、ネット環境ではないでしょうか。
最近は手軽に現地のプリペイド/ツーリストSIMを購入できるので、海外でも格安で24時間ネットにアクセスできる便利な時代になりました。
この記事ではこれから初めて海外SIMを使う人には分かりやすく、ポルトガルのSIMの使い方をお伝えします。
目次
ポルトガルとSIMフリースマホ
「SIMフリーのスマホ」は日本でもすでに馴染みがありますが、もしも日本のキャリアでスマホを購入してSIMロックがかかっているスマホでも、現在ではSIMロック解除を行うことができます。
手続きもネットで完結して無料なので、ポルトガルのご旅行前にSIMロック解除をして現地のSIMを活用してみるのもいいのではないでしょうか。
Top-Up(トップアップ)とは?
Top-Upとは、プリペイド式のSIMに追加チャージをすることです。方法は、オンラインサイト、専用アプリ、コンビニなどのSIMを販売している店舗ですることができます。
TRIO SIM(トリオシム)とは?
ポルトガルのSIMは、TRIO SIM仕様、つまり標準サイズ、ミクロサイズ、ナノサイズ(standard, micro 、nano SIM card)どれにでも切り取れるようになっているSIMのことです。
キャリアによっては、自分のスマホにあったSIMを選ぶ必要がありますが、ポルトガルの場合はトリオSIMになっているので、好きな料金プランを選ぶだけでOKです。
ポルトガルのおすすめのキャリアのSIM
ポルトガルに大手キャリア、そして日本同様「格安SIM」という位置づけのMVNOがあります。
ポルトガル大手キャリア
・Vodafone
・NOS
・Meo
ポルトガルの格安SIM
・Lycamobile
SIMの種類は、主に2種類あります。
・Phone SIM card(一般的なSIM)
電話番号がついているので国内、国際電話、SMSなどが利用できる。
・Data SIM card(データ通信用のSIM)
インターネットのデータ通信専用で特徴としては、大容量の料金プランもある。
ポルトガルのプリペイドSIMは、ツーリストに合わせてパッケージされたものがあるので便利です。
代表的なポルトガルのキャリアの料金プランをお伝えします。
(料金はあくまで目安です、プロモーションなどにより料金やサービスは変動します。)
Vodafone
Vodafoneはポルトガルの最大手のキャリアで、イギリスに本社があります。日本でも馴染みのあるキャリアですが、ヨーロッパの多くの国でも、VodafoneのSIMをみかけることができます。
Vodafoneの特徴はスタンダードな料金プランと通信速度、ネットワークのカバーエリアが充実していて、旅行者にも安心して使えること、また空港などにブースを構えていることがあり言葉が喋れなくても、丁寧に接客してくれます。
SIMカードの入れ替えから、設定まで任せられるので初めての海外SIMを使う人におすすめです。
料金プラン:Vodafone Travellers(Phone SIM)
料金:20ユーロ(約2,420円)
通信:3G/4G
容量:5GB
有効期間:30日
通話/SMS:500/min
通話/SMS(国際/EU, USA, Canada, Angola, Brazil, Australia and New Zealan):30/min
料金プラン:Vodafone Travellers(Data SIM)
料金:30ユーロ(約3,620円)
通信:3G/4G
容量:60GB
有効期間:30日(Top-Upして延長可能)
MEO
MEOは15日間のツーリストSIMが販売されていて、Vodafoneと比べて少しお得、TOP-UPして30日間使うなら、サービスはVodafoneの方がいいですが、短い料金ならコスパがいいです。
4G回線でネットも快適ですが、日本への国際電話はプランの中に対応していません。
料金プラン:Connected Holidays(Phone SIM)
料金:15ユーロ(約1,800円)
通信:3G/4G
容量:2GB
有効期間:15日(Top-Upして延長可能)
通話/SMS:60/500(国際/E.U, USA, Canada, Angola, Brazil and Israel)
料金プラン:Connected Holidays(Data SIM)
料金:14.99ユーロ(約18,00円)
通信:3G/4G
容量:30GB
有効期間:15日(Top-Upして延長可能)
NOS
NOSの現在の詳しく料金プランは不明なので、ここでは割愛させてもらいます。
ポルトガルでも格安SIMがお得
日本でも格安SIMを使う人が増えています、ポルトガルでもお得な格安SIMは人気があります
・Lycamobile
コスパが一番いいのが、Lycamobileの料金プランです。
料金は安いですが、回線速度は十分、地方に行かなければ快適に使えます。
料金プラン:Lyca Flex 7Days(Phone SIM)
料金:3.25ユーロ(約390円)
通信:3G/4G
容量:1GB
有効期間:7日
通話/SMS:500/500
料金プラン:Lyca Flex XS(Phone SIM)
料金:10ユーロ(約1,200円)
通信:3G/4G
容量:1GB
有効期間:30日
通話:200
料金プラン:Lyca Flex M(Phone SIM)
料金:15ユーロ(約1,800円)
通信:3G/4G
容量:5GB
有効期間:30日
通話:600
料金プラン:Lyca Flex L(Phone SIM)
料金:20ユーロ(約2,420円)
通信:3G/4G
容量:7GB
有効期間:30日
通話:600
ポーランドでも使える海外SIM「Three」?
最近は、アマゾンなので簡単に海外SIMが購入できます。
そこでポーランドでも使える海外SIMで人気のSIM「Three」のメリットをお伝えします。
・日本で購入可能
日本で購入できて日本語のマニュアル付きでわかりやすい、現地のSIMを購入するのが煩わしい人には向いている。
・料金プランが豊富
1GB~12GBまで豊富な料金プランで現地SIMとほとんどコスパがもかわらず、都心部では4G回線が使えます。
・ThreeのSIM一枚でヨーロッパを回れる
ポーランド他約60の国でデータローミングに対応していて、国ごとに現地のSIMを購入しなくてもよくなる。
・口コミの評価がいい
Threeについての口コミの評価がよく、ポーランドに限らずヨーロッパのほとんど国で問題なく使えている。
・テザリングに対応
テザリングに対応しているので、ノートパソコンをネットに繋げたり、シェアして使うことが可能になる。
ポケットWiFiのご利用もおすすめ
海外でネット環境を利用できるポケットWiFiルーターのレンタルは、人気のサービスです。
国際ローミングより断然コスパがよくて、現地のツーリストSIMに比べて細かな設定なども必要とせず定額なので使いすぎる心配もありません。
またポケットWiFiをレンタルすれば、シェアをして複数の人で使うことができます。
「大人数で使ったらすぐに容量オーバーするのでは…」と感じかも知れませんが、海外では使うサービスといえばGoogleマップやSNSなどある程度限られています。
例えばLINEのメッセージなら250MBあれば、約125,000回以上送信できて、Googleマップの地図検索も約70回以上は可能です。
ポケットWiFiのレンタルで旅行好きに人気なのがイモトのWi-Fiです。 イモトのWi-Fiの特徴は です。 であれば、一緒にいる人全員使えて1000円/日程度しかかかりません。 値段が何よりやすい上に超大手がやっていて受け取りから返却までサポートがしっかりしています。 デメリットといえば予約が多く、直前の予約だと在庫切れになることです。 早めに予約すれば格安でWiFi環境を手にいれられるので早めの準備をおすすめします。イモトのWi-Fi
まとめ
海外でスマホをネット接続する方法は、日本のキャリアの国際ローミングだけでなく、SIMフリーのスマホがあれば現地でプリペイド式のSIMを購入することで、24時間の快適なネットライフを送ることができます。
「常にネットを使いたい人」「ときどきネットにアクセスできればいい人」「緊急時のためにネット環境を確保したい人」など、自分のネット利用のスタイルに合わせておすすめのサービスが選んでください。