歴史の深い味わいを醸し出すポルトガルの首都、リスボン。通称”7つの丘の街”とも言われる緑豊かな丘に囲まれております。隣国のスペインについ目がいってしまいますが、リスボンは、とても素朴で庶民的な味わいがあり、魅力的なスポットもたくさんあります。リスボンの街並み一望できる展望台、若者や観光客で賑わうショッピングモールやグルメを唸らせるレストランもあり、観光にはうってつけです。愛らしいデザインのトラムやケーブルカーを効率良く使えば、お得で楽に旅を満喫できます。
目次
リスボン基本情報
国 | ポルトガル共和国 |
面積 | 84.8k㎡ |
人口 | 547,631人 |
民族 | 先住民族であるイベリア人をはじめとし、ケルト人、ラテン人、ゲルマン人などの混血 |
言語 | ポルトガル語 |
宗教 | 国民のほとんどがローマ系カトリック |
通貨 | ユーロ |
観光ベストシーズン | 5~9月 |
日本との時差 | -9時間 |
ビザ | 観光目的であれば6ヶ月間で90日以内の滞在の場合は不要 |
アクセス | 日本からの直行便はなく、ヨーロッパの主要国際空港を乗り継ぐこと約20時間。 |
旅の前に
リスボンは西ヨーロッパのEU諸国の中でも物価が比較的安いですが、実際に現地でいくら現金が必要か読みづらいので、必ずクレジットカード持って行ってください。概して治安は安全ですが、外国人観光客の多いエリアや乗り物内では盗難事件が多いため、海外旅行保険付きのクレジットカードがおすすめです。また一人旅の場合は、万が一の事態も一人で対処しなければなりません。渡航前に必ず海外旅行保険に加入してください。
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サンタ・ジェスタのエレベーター
20世紀の初めに建設されたリスボンを代表する観光スポットです。見た目からその歴史を感じさせますが、堂々とした巨大な塔は、高さ約45メートルにもなります。当初はバイシャ地区とシアード地区とを通じるエレベーターとして建設されました。設計にはあのエッフェル塔の設計にも携わったギュスター・エッフェルの教え子であるポンサルドによるものです。建築好きにはたまりませんね。現在も交通用としての役目を果たしておりますが、何よりも塔の展望台から眺める情緒溢れるリスボンの街並が絶景です。リスボンを訪れたらまずは訪れたい観光スポットです。
基本情報
名称:サンタ・ジェスタのエレベーター
住所:R. do Ouro, 1150-060 Lisboa, Portugal
アクセス:地下鉄Baixa-Chiado駅バイシャ側出口より徒歩5分
営業時間:7:00~23:00(冬季は7:00~22:00)、展望台8:30~20:30
定休日:なし
入場料:5ユーロ
電話番号:(21)3613000
公式サイト・関連サイト:http://www.carris.pt
コメルシオ広場
リスボンから大西洋へと通じるテージョ川を臨む約200㎡になる大きな広場です。リスボン大震災以前には、ポルトガルの隆盛期を築き上げたマヌエル1世の王宮が建っていたため、通称「テレイロ・パソ(王宮公園)」とも呼ばれています。リスボン観光の中心的な場所で、ここを起点にしてリスボン観光のプランを立てると効率良く周ることができるでしょう。鮮やかなパステルカラーの建物が広場を囲み、広場の中央にはジョゼ1世の騎馬像がその堂々と立っており、観光客を歓迎するかようなアーチは大変魅力的です。休日には様々ンイベントやストリートパフォーマンスが多数行われており、一人で長時間居ても退屈しません。
基本情報
名称:コメルシオ広場
住所:Praça do Comércio, 1100-148 Lisboa, Portugal
アクセス:地下鉄Terreiro do Paco駅より徒歩すぐ
営業時間:24時間
定休日:なし
入場料:無料
電話番号:なし
公式サイト・関連サイト:https://lisbonlisboaportugal.com/Baixa-Lisbon/praca-do-comercio-lisbon-portugal-guide.html
サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台
丘の街リスボンにはいくつもの素晴らしい展望スポットがあります。リスボンの美しい街並みは眺めにぜひ訪れてほしいです。特にその中でも群をおすすめなのが「サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台」です。展望台からはテージョ川をはじめ、リスボンのシンボルである「サン・ジョルジェ城」、丘に連なる赤レンガで統一された家々を一度に見渡すことができます。特に夕日や夜の時間帯の景観は素晴らしく、夕日が沈み、真っ赤に染まるリスボンの街並みを眺めることができ、その美しさは感嘆の極みです。展望台へはレトロな味わいを醸し出すケーブスカー「グロリア線」で行くことができます。徒歩でも行けるのですが、勾配のきつい坂道を上るため体力的に少しきついです。展望台は停留所のすぐ横の公園の中にあり、リスボン市民の憩いの場になっております。カフェも隣接しているので、一人ゆっくりお茶を飲みながら、時間を忘れて美しい景色を満喫してください。
基本情報
名称:サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台
住所:R. de São Pedro de Alcântara, 1200-470 Lisboa, Portugal
アクセス:グロリア線ケーブルカーSao Pedro de Alcantara停留所より徒歩すぐ
営業時間:24時間
定休日:なし
入場料:無料
電話番号:なし
公式サイト・関連サイト:https://lisboacool.com/visitar/miradouro-sao-pedro-alcantara-mais-completa-vista-panoramica-lisboa
サン・ジョルジェ城
古代ローマ帝国時代に建設された「サン・ジョルジェ城」は、リスボンの街並みを見下ろすその堂々たる姿から「リスボンのシンボル」と言われる象徴的な存在です。リスボンの東側の丘に建っており、リスボンの街のどこを歩いもその姿が目に止まるでしょう。現在、城内は公園として一般開放されており、城内を自由に見て周れます。リスボンで古代の歴史のロマンを感じることができる唯一のスポットかもしれません。また、サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台と並ぶ、リスボンの絶好展望スポットでもあります。城から見下ろす赤レンガで統一されたリスボンの街は、ヨーロッパらしい美しさを見せてくれます。リスボンを訪れたら、必ず足を運んでほしい場所です。
基本情報
名称:サン・ジョルジェ城
住所:R. de Santa Cruz do Castelo, 1100-129 Lisboa, Portugal
アクセス:地下鉄Rossio駅から徒歩15分、37番バスの終点から徒歩1分
営業時間:9:00~21:00(冬季は9:00~18:00)
定休日:なし
入場料:大人8ユーロ、シニア4ユーロ
電話番号:(21)8800620
公式サイト・関連サイト:http://castelodesaojorge.pt
ロシオ広場(ペドロ4世広場)
リスボンの中心的な広場で通称ロシオ広場と呼ばれ市民に愛されております(正式名称はペドロ4世広場)。中央にある円柱の上にはブラジルの初代皇帝であるペドロ4世の銅像が立ち、広場の周辺にはたくさんのおしゃれなカフェやレストランあり、地下鉄・バス・市電もここに集中しております。ショッピングに最適な多くのお店もあり、お土産などはここで購入すると良いでしょう。リスボンに来たら必ずここを通ることになる場所です。
基本情報
名称:ロシオ広場(ペドロ4世広場)
住所:Praca de D. Pedro IV, Lisboa ,Portugal
アクセス:地下鉄Rossio駅すぐ
営業時間:24時間
定休日:なし
入場料:なし
電話番号:なし
公式サイト・関連サイト:https://www.travel-in-portugal.com/lisbon/praca-rossio.htm
エドゥアルド7世公園
緩やかな坂道に独特な幾何学模様が描かれた美しいフランス式の庭園です。1902年にイギリス国王のエドワード7世の名に因んで建設されました。ポンバル侯爵広場を起点に緩やかな坂が伸びており、両サイドには緑が生い茂る遊歩道があります。坂を上りきると巨大なポルトガル国旗があり、そこからテージョ川までまっすぐに伸びた美しい緑の景観は素晴らしいです。都会の喧噪の中にあるオアシスといった印象で、リスボン市民の憩いの場です。中心地にあるにも関わらず、観光地のような賑わいはなく、観光で歩き疲れたらここで一息付くと良いでしょう。また朝の散歩にも打ってつけです。
基本情報
名称:エドゥアルド7世公園
住所:Parque Eduardo VII, 1070-051 Lisboa ,Portugal
アクセス:地下鉄Marquês de Pombal駅から徒歩3分
営業時間:24時間
定休日:なし
入場料:なし
電話番号:なし
公式サイト・関連サイト:https://www.visitlisboa.com/node/771
まとめ
リスボンは大変景観が美しい街で、賑やかな街の中にも自然が見事に調和されております。数々の見どころがあり、一日で周るにはもったいない場所です。名所を周る中でも、適度に景色の良い場所で休憩を取ると良いでしょう。都会の中でも時間が止まったかのような気分を味わえます。また交通の便や治安も良く、食事もおしいです。1つの街でいくつもの魅力が凝縮された街、それがリスボンではないでしょうか?ぜひ一度リスボンを訪れてみてください。
エポスカード
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