【徹底解明】クアラルンプールと日本の時差は1時間?2時間?

シンガポールとタイの中間にあるマレーシアは、日本からの旅行客が多い人気の観光地です。首都のクアラルンプールには、世界一の高さを誇るツインタワーのペトロナスツインタワーや、20ヘクタールという広大な土地のKLCC公園などがあります。今回は、そんなマレーシアの首都であるクアラルンプールと日本の時差についてまとめてみました。

クアラルンプールの位置と日本との時差

国の時差は、国と国がどれくらい離れているかで決まってきます。まず、クアラルンプールがどこにあり、日本とどれくらい離れているか確認してみましょう。

クアラルンプールの位置

クアラルンプールが首都のマレーシアは、東シナ海を挟んで領土が2つに分かれています。1つはタイの南側にあるマレー半島の南部、もう1つはボルネオ島北部の部分です。1つの島が違う国で分かれているのは、島国の日本からすると考えられないですよね。マレーシアやインドネシアは島が非常に多いので、このように島の内部で国境があることが多いのです。

首都のクアラルンプールはマレー半島の南北のほぼ中央、西側にあり、観光大国として有名なシンガポールはマレー半島の南部にある島国を指します。クアラルンプールとシンガポールは近いように感じますが、約310km離れています。日本だと東京-名古屋間の距離に相当します。移動手段はバスや飛行機がありますが、バスだと5時間程度、飛行機だと1時間程度です。スケジュールに余裕がある場合は、ぜひシンガポールまで行ってみてください。

時差の考え方

クアラルンプールでは、UTC+8の時間が使われています。この「UTC」とは「協定世界時」といって、「世界で標準時として使われている時間」のことを指します。

日本では「日本標準時」として、兵庫県明石市が時間の基準になっていますよね。それの世界版ということです。

世界の基準になっているUTC(+0)はイギリスのロンドン周辺に設定されています。日本はUTC+9の時間が使われているので、「世界の標準の時間よりも日本は9時間進んでいる」ということになります。

小学校で時差の計算方法は「経度が15度違うと1時間の時差が生まれる」とされてきましたが、これは「経度が15度違うとUTCが±1になる」ということから、このように教えられています。

つまり、その国で使用されているUTCの±●という数字が分かれば、時差も簡単に計算できるということです。

また、UTCは±12まであり、プラスだと協定世界時よりも進んでおり、マイナスだと遅れているということになります。

クアラルンプールと日本の時差

上記の考え方で、クアラルンプールと日本の時差を考えてみましょう。クアラルンプールではUTC+8、日本ではUTC+9の時間が使われているので、日本のほうが+1になっていますよね。

ということは、日本のほうが1時間進んでいるということになります。

しかし、1つ気になることがあります。地図上ではクアラルンプールの真上にあるタイでは「UTC+7」が使用されているのです。

タイと日本の時差は、2時間ということになりますよね。それなのにも関わらず、経度がほとんど変わらないクアラルンプールと日本の時差は1時間です。なぜ、このようなことが起きているのでしょうか?

クアラルンプールの歴史から分かるUTC+8の謎

クアラルンプールが使ってる時間がUTC+8なのは、香港と貿易が盛んに行われていることが理由として挙げられます。香港ではUTC+8の時間が使われているため、連絡等の業務をしやすくするために同じ時間であるUTC+8を使ったのです。

クアラルンプールが首都のマレーシアと香港は、昔はイギリスの植民地であり、もともと同じイギリス領でした。そのため、香港の時間にマレーシアが合わせ、UTC+8を使った結果、今もそのまま使い続けているということになります。

なので結論的には、クアラルンプールは本来の適正だと思われる時間(UTC+7)よりも1時間早い時間になっています。

そのため、夏では朝6時になってもまだ暗く、夜遅い時間になっても少し明るいというようなことが起こるのです。クアラルンプールに行った場合は、UTC+7の時間、つまり、計を2時間戻して使用することをオススメします。

時差1時間のクアラルンプールへのフライト時間

日本と比べて時差が1時間のクアラルンプールですが、飛行機で行く場合、日本からクアラルンプール国際空港などへの直行便が出ています。フライト時間は、7時間から8時間前後です。

クアラルンプール行きの飛行機は、新千歳空港、成田空港、羽田国際空港、関西国際空港の4つの空港から出ています。1番遠いのはやはり北海道にある千歳国際空港で、クアラルンプールまでは8時間40分程度のフライト時間がかかります。

成田国際空港からは7時間30分程度です。そして、1番距離が短いのは関西国際空港からで、6時間40分程度のフライト時間でクアラルンプールに到着します。

飛行機に乗っている時間だけでも、これだけの時間がかかるので、空港までの移動時間やチェックインなどにかかる時間も含めると移動には半日程度かかると思っていたほうがいいでしょう。

日本から経由便で行くと大体10時間以上はかかる

上記では、直行便についてご説明しましたが、クアラルンプールに行くには「経由便」という手もあります。経由便は10時間〜11時間程度の移動時間になり、時間がかかりますが、直行便よりも20,000〜30,000円程度安く行けることが多いです。

経由便は、直行便が出ている4つの空港に加え、中部国際空港からも出ています。

旅行費を浮かせたいという方には経由便がオススメですが、トランジットなどの時間もあるので、体に疲れが溜まってしまうことは確実です。

また、トランジットも含めた移動時間が11時間程度になるので、クアラルンプールに到着してからホテルに移動するまでの時間なども含めると、1日がほとんど潰れてしまいます。

お仕事をされていたり、時間に余裕がない方は、短い時間で楽しみたいと思うので、できれば直行便を使用したほうが良いかもしれません。

ボルネオ島に行くには更に時間がかかる

ボルネオ島にあるクチンやコタキナバルに行く場合には、クアラルンプールからLCCに乗り継ぐことになります。

飛行機を乗り継ぐためにかなり時間がかかるので、時間の余裕をしっかり持つようにしましょう。クアラルンプール国際空港はとても広く、搭乗エリアまでは遠いことが多いです。

そのため、バスが出ています。マレーシア国内線のターミナルまではバス移動が良いですが、ターミナルが離れているとかなり大変なので、時間を多めに確保することをオススメします。

まとめ

クアラルンプールの場所や日本との時差、フライト時間などについて、ご紹介しました。

クアラルンプールは日本との時差が本来は2時間なのにも関わらず、使用している時間がUTC+8という理由で協定世界時上では1時間の時差ということになっています。

時差の考え方を歪めている珍しい国ということが分かりました。クアラルンプールの時差がずれている理由を知っていると、豆知識としても話せるので、ぜひ覚えてください。

また、クアラルンプールはアジア圏のなかでは治安も良く、ショッピングをするのには最高の場所です。ビーチも綺麗なので、リゾート地としても利用できますね。時差も1〜2時間と体に負担をかけずに旅行することができるので、非常にオススメです。

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