UQモバイルは、利用しているプランによって、海外で通話とSMSができるものとできないものがあります。また、データ通信はUQモバイルのどのプランでも行うことができないため、インターネットで情報を調べたりLINEを利用することはできません。
海外でデータ通信したい人は海外での無料Wi-Fiスポットを利用するか、海外Wi-Fiのレンタルをしていく必要があります。ここでは、UQモバイルの海外での利用や通話料金について解説していきます。
目次
UQモバイルで海外通話ができるのは音声通話プランのみ
UQモバイルでは4種類のプランがありますが、海外通話ができるものは「データ高速プラン+音声通話プラン」と「データ無制限+音声通話プラン」の2種類です。日本で通話機能がついているプランは、国際ローミングサービスを利用できるため、海外でも通話することができます。
国際ローミングとは、日本の電波が届かない海外において、現地の携帯会社の電波を借りて通話することができる仕組みです。
日本の携帯電話料金は、パック料金の場合、通話料金が上限なく上がることはありません。しかし、海外での利用は1分ごとに通話料が細かく決められているので、使えば使うほど通話料金が上がってしまう仕組みとなっています。
海外での通話は費用が高く、日本と同じような感覚で利用していると、驚くような額の請求がきてしまうことになりますので注意しましょう。
UQモバイルではデータ通信が一切できないので注意
UQモバイルの「データ高速プラン」と「データ無制限プラン」は、日本ではデータ通信のみで音声通話はできないプランとなっていますが、海外ではデータ通信をすることができません。UQモバイルでは、どのプランも海外でのデータ通信はできないのがデメリットになっています。
海外旅行中は、インターネットを使うことができるととても便利です。行きたいお店の詳しい情報や行き方、時刻表などを調べたり、LINEを使って友達と連絡を取り合うことができるので、インターネットが利用できると旅行がよりスムーズで楽しいものになります。
また、最近ではインスタグラムやツイッター、旅行ブログなどを旅行先でアップする人も増えています。しかし、UQモバイルではデータ通信が一切できませんので、海外でインターネットをしたい場合は現地の無料Wi-Fiスポットを上手に活用する必要があります。
いつでもどこでもインターネットを利用したい、ホテルで夜調べものをしたいという場合は、日本から海外Wi-Fiをレンタルしていくことをおすすめします。
UQモバイルの海外通話料を解説
UQモバイルを使って海外通話をする場合、発信先によって通話料が変わります。1分ごとに料金が加算されますので、海外での通話はできるだけ短くすることをおすすめします。
海外で電話を使う場合
渡航先での国内電話 | 日本への国際通話 | 渡航先で着信した場合 | |
アメリカ本土(ハワイ含) | 120円/分 | 140円/分 | 165円/分 |
韓国 | 50円/分 | 125円/分 | 70円/分 |
ドイツ | 80円/分 | 180円/分 | 110円/分 |
フランス | 180円/分 | 280円/分 | 110円/分 |
オーストラリア | 80円/分 | 180円/分 | 80円/分 |
例えば、アメリカへ旅行中に、アメリカのホテルに電話をした場合は「渡航先での国内電話」が適用されます。
旅行中に、別行動していた同行者のスマホに電話をした場合は、「日本の携帯電話への通話」と見なされます。同じアメリカに滞在しているけれども「日本への国際通話」の料金が適用されますので注意しましょう。
渡航先で電話がかかってきた場合は、日本からの着信でも、現地のホテルなどからの着信でも、「1分165円(アメリカの場合)」の料金がかかります。
海外へ電話をする場合
日本から海外へ電話をする場合は、30秒ごとに料金が設定されています。日本から海外のホテルなどに問い合わせをする場合などは、こちらの料金になります。
発信先 | 料金(免税) |
北米、オセアニア(オーストラリア、グアムなど) | 20円/30秒 |
ヨーロッパ、東南アジア(フィリピン、タイ、ベトナムなど)、オセアニアの一部 | 65円/30秒 |
アフリカ | 85円/30秒 |
東アジア(中国、韓国、台湾、香港など) | 55円/30秒 |
中南米 | 95円/30秒 |
UQモバイルで、日本から海外へ発信する場合は、最初に010をつけ、「010」+「国番号」+電話番号の最初の0をつけた番号に電話をかける仕組みとなっています。ただしイタリアの場合は、0をつけたままで電話をしましょう。
UQモバイルで国際ローミングを使うための設定方法
UQモバイルを利用していて、海外で国際ローミングサービスを使うためには、利用している端末が「国際ローミング」に対応していることが必要です。持っている機種の製品ページを確認すると、国際ローミングができるかどうかが記載されていますので、まずはそれを確認するようにしましょう。
国際ローミングに対応しているか確認した後は、端末の設定を操作して「海外モード(国際ローミングモード)」にする必要があります。
アンドロイドの国際ローミング機能設定
アンドロイドの機種で国際ローミング設定をする手順は以下のようになっています。
① ホーム画面の「設定」をタップ
② 無線とネットワークから、「その他の設定」をタップ
③ モバイルネットワークをタップ
④ 「データローミング」をONにする
⑤ 「通信事業者」をタップ
⑥ 利用可能なネットワークから、利用する事業者を選択
iPhoneの国際ローミング機能設定
iPhoneの国際ローミング機能の設定も簡単に行うことができます。
① ホーム画面の「設定」をタップ
② キャリアをタップ
③ 「自動」のスイッチをOFFにする
④ 接続する事業者を選択
⑤ 設定画面にもどり、モバイルデータ通信をタップする
⑥ データローミングをONにする
UQモバイルはデータ通信不可能!海外でインターネットを使うには?
UQモバイルではどの料金プランにおいても「データ通信」が一切不可能となっており、これがUQモバイルのデメリットと言えます。
日ごろからスマホを使いなれていて、何でもすぐに調べられる環境から、まったくインターネットを使えない環境に変わると、戸惑いもありますし、意外とストレスがたまります。また、旅行中に調べものができないと、食事をするお店を探したり、行きたいお店への道順の確認などができません。
海外でインターネットを使えた方が、限られた時間で効率よく観光をすることができますので、できれば海外Wi-Fiをレンタルしていくことをおすすめします。
ただ、海外では無料Wi-Fiスポットの整備が進んでおり、「無料Wi-Fi完備」のホテルも増えてきています。ホテルでインターネットを使うことができれば、夜寝る前に次の日に行く予定の観光スポットのことを調べたり、買い物に行くお店をチェックしたりなど、色々な準備をすることができます。海外旅行先のホテルを選ぶ際には、ホテルで無料Wi-Fiが使えるかどうかということをポイントにしても良いでしょう。
無料Wi-Fiスポットは空港やホテルだけではなく、街中のカフェやショッピングモールなどでも使えるようになってきており、海外に行ったときに「まったくインターネットが使えない」ということはほとんどありませんが、より快適に「いつでもどこでも」インターネットを活用したいという人は、やはり無料Wi-Fiをレンタルしていくと良いでしょう。
無料Wi-Fiがあれば、迷ったなと思ったときにはすぐに地図を調べることができますし、どこかレストランに入りたいという場合は、近い場所にあるおいしいお店を調べることもできます。海外のポケットWi-Fiは軽くてかさばらないので、観光しているときに海外Wi-Fiを持ち歩くことで、いつでもインターネットを使うことができるようになりますのでおすすめです。
まとめ
UQモバイルを利用している人は、利用プランによって海外で通話ができる人とできない人に分かれており、音声プランがついている料金プランの場合は海外で通話することができます。
しかし、どのプランの場合もデータ通信はできないこととなっていますので、海外で自由にインターネットを使いたい人は海外Wi-Fiをレンタルして海外に行くようにしましょう。
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