香港は人気の海外旅行先の一つです。約4時間から5時間前後とアクセスも良く最近でLCCも多数、就航しておりお得な料金で行くこともできます。香港は活気に溢れた街並みやモダンな高層ビル群、100万ドルの夜景も楽しめる都会的な街です。一方でビクトリアピークやランタオ島のような自然豊かなところもあります。
また飲茶をはじめとしたグルメ天国でもあり数々のショッピングモールもある買い物天国もあります。コンパクトな土地に魅力の詰まっている香港ですがチップ事情は一体、どうなっているのでしょうか。本記事では香港のチップ事情をご紹介します。
目次
香港ではチップが必要なシーンはほとんどない
香港は現在、中国の特別行政区ですが昔はイギリス領でした。中国本土にはチップ文化はありません。しかし香港は元イギリス領なのだからチップの文化も根付いているのではと思う人もいるのではないでしょうか。しかし実際に観光してみるとチップが必要なシーンはほとんどありません。
本当に良いサービスを受けた時に感謝の気持ちを示すためにチップを渡す程度です。香港のサービス業に従事している人はアメリカのようにチップを主な収入源としている訳ではありません。確かにアメリカのようにチップを渡すことがマナーになっている国もありますが香港ではチップはほぼ不要です。
自分からチップを渡したくなるほどのサービスを受けた時に気持ち程度、渡せば香港のチップは十分です。
香港のタクシーではチップはいらない
香港のタクシーはメーター制でチップを払う必要はありません。メーター料金の端数の分がお釣りをもらう時に切り捨てて渡されることが多いのですが、それが強いていうならチップ代わりになる程度です。
香港には赤・緑・青の3種類のタクシーがあります。それぞれの色ごとに営業エリアが決まっています。赤ならランタオ島の南部を除く香港全域、緑なら中国本土に近い新界エリア、青はランタオ島内です。それぞれのタクシーの初乗り料金は約20HKD〜25HKD前後と日本のタクシーの初乗り料金よりも安く気軽に利用できます。
それぞれのタクシーでチップ不要なのでメーター料金で安心して利用できます。
香港の高級レストランでもチップは必要ない
結論から言うと香港なら高級レストランでもチップを払う必要はありません。香港の高級レストランの料金にはサービス料10%が含まれています。日本人観光客が多く訪れる飲茶の店でもサービス料10%が加算されているところがほとんです。
そのため特に追加チップを払う必要はありません。しかし良いサービスを受けてチップを払いたい場合はテーブルチェックの会計の後に戻ってくるお釣りをそのまま渡せばスマートです。
香港の大衆食堂でもチップは必要ない
高級じゃない香港の大衆食堂や普段使いのレストランの場合もチップを渡す必要はありません。香港の大衆食堂には高級レストランのようなサービス料10%は含まれていません。しかし現地の香港人もチップを渡す習慣はほとんどありません。そのため庶民的なお店では旅行者もチップを渡す必要はなく、もしも渡したければお釣りをそのまま受けとらずに渡せば十分です。
香港のホテルのポーターにチップは渡す?
香港のホテルでポーターに荷物を部屋まで運んでもらう機会もあるのではないでしょうか。ポーターにチップを必ずしも渡す必要はなく笑顔で感謝の言葉を伝えるだけでも問題はありません。ただ感謝の意をこめてチップを渡す場合は10HKDから20HKD前後が相場です。
香港のホテルのベッドメイキングにチップは必要?
アメリカなどではホテルのベッドメイキングのサービスにチップを渡すのがマナーの国もあります。しかし香港ではチップを必ずしも渡さなければならない訳ではありません。それでも渡したい時は朝、部屋を出る際にベッド横のサイドテーブルに5HKD〜10HKDほど置いておきましょう。
香港のホテルのルームサービスを頼んだ時のチップはどうする?
ルームサービスを頼むとホテルの配膳係の人が食事を運んでくれます。必ずしもチップを渡す必要はありませんがルームサービスを依頼した時は渡した方がスマートです。大体5HKDから10HKD手渡しすれば良いでしょう。
香港のマッサージ店ではチップを渡した方がサービスは良くなる
香港の街歩きは意外に疲れます。香港島の方は坂が多く半島側もネイザンロードからビクトリアハーバーまで歩くと人も多く意外に距離があります。地下鉄の駅やショッピングモールも慣れていないと複雑で迷いやすいかもしれません。
そんな時に目につくのがマッサージ店です。香港には手頃で本格的なマッサージを受けられる店が多くあります。マッサージの料金は150HKDから250HKDほどです。必ずしもチップを渡す必要はありませんが、もしも滞在中にまたお願いしたいと思うのであればチップを渡しておくと次回のサービスも良くなるかもしれません。
チップを渡す時はマッサージ料金の10%程度が目安です。
香港のトイレの清掃員にはチップを渡す?
東南アジアの国によってはトイレを利用する時に清掃員へのチップを払わなければいけないところもあります。しかし香港ではトイレを利用する際にチップを払う習慣はありません。そのためアジアの他の国のようにトイレを利用するために小銭を持ち歩く必要もありません。
香港のクレジットカードとチップ事情
香港はクレジットカードが普及しており現金があまり必要ありません。屋台や一部のタクシー以外ではクレジットカードがほぼ使えるため香港ではクレジットカードを持っていればほとんどの決済で困りません。
また日本のSuicaのような香港の交通機関のICカード「オクトパスカード」も交通機関だけではなくコンビニやスーパー、自販機、コーヒーショップ、ファストフード店などでも幅広く使えるため持っておくと余分な現金を持ち歩かずに済みます。
しかしチップを渡す時は現金をある程度、持っている方がスムーズに渡すことができます。例えばベッドメイキングのスタッフにチップを渡す時は現金でサイドテーブルに置くことになるのでクレジットカードは、あまり馴染みません。
ちなみにレストランなどではクレジットカードの計算書に5%程度のチップ代を書き込むことでチップをお店に渡すことはできます。ただし手渡しで本人に渡してこそチップで感謝の気持ちを表現できるところもあります。クレジットカードとは別に少し現金を用意しておけばチップを渡す時にも困りません。
まとめ
中国本土と違い香港はもともとイギリス領でチップの文化がない訳ではありません。しかし実際はタクシーに乗る際も高級レストラン、大衆食堂、ホテル、マッサージでもチップを必ずしも払う必要はありません。
サービスを受けた時に感謝の意を表したい時にタクシーやレストランならお釣りを、そのまま渡せば十分です。ホテルならポーターやルームサービスの配膳係りの人にチップを手渡ししベッドメイキングなら朝、部屋を出る時にサイドテーブルにチップを置いておきましょう。
もともとチップは心付けで強制して渡さなければならないことはありません。香港では本当に良いサービスを受けたなと感じた時に気持ち程度のチップを渡せば十分です。アメリカのようにチップの支払いに気を使うことはありません。
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