アメックスゴールドの海外旅行保険を徹底解説!グリーンとの比較も

アメックスカードには、通常のゴールドカード相当の「アメリカン・エキスプレス・カード(通称:アメックスグリーン)」と、更に上のランクの「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(通称:アメックスゴールド)」があります。

もともと旅行事業やトラベラーズチェックなどを手がける「アメックス」が発行していることもあり、海外旅行に行く方向けのサービスが充実しているのが魅力のカードです。

今回は、海外旅行へ行く人にはアメックスゴールドとアメックスグリーンのどちらが最適なのか、両者のスペックを徹底比較していきます。
海外旅行保険の補償や、その他のサービスに大きく違いがあったので、アメックスカードを検討中の方や海外旅行保険を探している方はチェックしてみてください。

アメックスゴールドとアメックスグリーンの年会費

年会費で見ると、アメックスゴールドの方が2倍近く高く、その差額は17,000円です。
ただし、アメックスゴールドは家族カードが1枚無料。
基本カード+家族カード1枚を作る場合では、年会費はアメックスゴールドで29,000円、アメックスグリーンで18,000円とその差が11,000円まで縮まります。
家族でアメックスゴールドカードの恩恵を受けたいという方には、かなりお得な料金設定です。

アメックスグリーンアメックスゴールド
年会費12,000円+消費税
(初年度無料)
29,000円+消費税

(初年度無料)

家族カード6,000円+消費税1枚目無料
2枚目以降12,000円+消費税
ポイントプログラム100円=1ポイント、無期限、ANAなど15社のマイルや楽天、Tポイント、ヒルトン・SPGホテルなどに交換可能


アメックスゴールドとアメックスグリーンの海外旅行保険比較

アメックスゴールドと通常のアメックスグリーンは、どちらにも海外旅行保険が付帯しています。ゴールドの方が保険金が2倍ほど高い設定です。

基本カード会員の補償

アメックスグリーンの傷害死亡・後遺障害保障金が最高5,000万円。一方アメックスゴールドは2倍の最高1億円です。

海外旅行保険で1番重要なのが、ケガや病気で病院へ行ったときの治療費を補償してくれる、傷害治療・疾病治療保険金。だいたい300万円以上が必要だと言われています。
グリーンでは最高100万円なのに対し、アメックスゴールドでは最高300万円の補償を受けることができます。
アメックスグリーンの場合は他の保険で上乗せが必要ですが、アメックスゴールドであればこれ1本で足りる感じですね。

また、アメックスグリーンは「利用付帯」(旅行代金などの決済をそのクレジットカードでした場合に保険が適用される)。
アメックスゴールドは「自動付帯」(カードで何も支払わなくても保険が適用される)と「利用付帯」の二段構えとなっています。

基本カード会員アメックスグリーンアメックスゴールド
自動付帯利用付帯自動付帯利用付帯
傷害死亡

後遺障害

最高5,000万円最高5,000万円最高1億円
傷害治療費用最高100万円最高200万円最高300万円
疾病治療費用最高100万円最高200万円最高300万円
賠償責任最高3,000万円最高4,000万円最高4,000万円
携行品損害

(免責3千円/

年間限度額

100万円)

1旅行中

最高30万円

1旅行中

最高50万円

1旅行中

最高50万円

救援者費用保険期間中

最高200万円

保険期間中

最高300万円

保険期間中

最高400万円

基本カード会員の家族(家族特約)

アメックスカードの良いところは、カード会員の家族にも保険が適用できるというところです。
補償を受けられるのは、本人、配偶者、生計を一つにする家族。家族の範囲は、カード会員の配偶者、家族カード会員と生計を共にする6等親以内の血族、3等親以内の婚族となっています。
夫婦だけでなく両親や、家族カードを持つことができない18才未満の方の保険もカバーできるのがメリットです。

基本カード会員の家族アメックスグリーンアメックスゴールド
自動付帯利用付帯自動付帯利用付帯
傷害死亡

後遺障害

最高1,000万円最高1,000万円最高1,000万円
傷害治療費用最高100万円最高200万円最高200万円
疾病治療費用最高100万円最高200万円最高200万円
賠償責任最高3,000万円最高4,000万円最高4,000万円
携行品損害

(免責3千円/

年間限度額

100万円)

1旅行中

最高30万円

1旅行中

最高50万円

1旅行中

最高50万円

救援者費用保険期間中

最高200万円

保険期間中

最高300万円

保険期間中

最高300万円

家族カード会員

アメックスゴールドとアメックスグリーんの家族カード会員の補償は以下の通りです。

家族カード会員アメックスグリーンアメックスゴールド
自動付帯利用付帯自動付帯利用付帯
傷害死亡

後遺障害

最高1,000万円最高1,000万円
傷害治療費用最高100万円最高300万円
疾病治療費用最高100万円最高300万円
賠償責任最高3,000万円最高4,000万円
携行品損害

(免責3千円/

年間限度額

100万円)

1旅行中

最高30万円

1旅行中

最高50万円

救援者費用保険期間中

最高200万円

保険期間中

最高400万円

航空便遅延補償

航空便遅延補償は、アメックスゴールドのみ。カード会員本人が対象です。
飛行機の遅延で必要になった宿泊や食事の代金や、手荷物遅延や紛失で必要品を購入した費用を補償してくれます。

保険金の種類保険金の最高金額こんな時に使える
乗継遅延費用1回最高20,000円乗り継ぎ地点までの到着便が遅れ、予定の4時間以内に代替便に乗れなかった場合の宿泊代や食事代。
出航遅延、欠航、搭乗不能費用1回最高20,000円予定から4時間以上の出航遅延もしくは欠航で、予定の4時間以内に代替便に乗れなかったときの食事代。
受託手荷物遅延1回最高20,000円航空便の到着6時間以内に、航空会社に預けた手荷物が目的地に届かなかった場合。目的地で負担した衣類や生活必需品の購入費用。
受託手荷物紛失1回最高40,000円航空便の到着48時間以内に、受託した手荷物が目的地に運搬されなかった場合。到着から96時間以内に目的地で負担した衣類や生活必需品の購入費用。


他にも海外旅行で役立つ特典がたくさん

海外旅行保険以外にも、アメックスゴールドには海外旅行で役立つサービス特典がいろいろ。アメックスグリーンと比較してみました。

アメックスグリーンアメックスゴールド
空港ラウンジ本人+同伴者1名が無料で使用可能
空港VIPラウンジ

(プライオリティパス)

1回32米ドル年2回まで無料

(3回目〜は1回32米ドル)

手荷物無料宅配サービス往復1つずつまで無料
海外での日本語サポートグローバルホットラインオーバーシーズ・アシスト
キャンセルプロテクションなしあり

空港ラウンジ

国内28空港、海外2空港の空港ラウンジを本人+同伴者1名が無料で利用できます。
(国内空港:新千歳/函館/青森/秋田/仙台/羽田/成田/新潟/富山/中部国際/小松/伊丹/関西国際/神戸/岡山/広島/米子/山口宇部/高松/松山/徳島/北九州/福岡/長崎/大分/熊本/鹿児島/那覇)
(海外空港:ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港(旧・ホノルル国際空港)/韓国の仁川国際空港)

空港VIPラウンジ

国内外1200ヶ所以上の空港VIPラウンジが利用できる、「プライオリティ・パス」に無料で登録できます。通常の年会費は99米ドルかかるので、大変お得です。
しかも、通常では1回32米ドルかかる利用料が、年間2回まで無料。カード会員本人と家族カード会員が対象です。

手荷物無料宅配サービス

海外旅行の出発と帰国の際に、自宅と空港の間をカード会員1名につきスーツケース1個まで無料で配送してくれるサービスです。羽田空港、成田空港、中部国際空港、関西国際空港でサービスが受けられます。

エアポート送迎サービス

海外旅行の出発と帰国の際に、タクシー会社の車をチャーターしてくれるサービスです。
利用可能地域内の指定場所から空港まで、割安の定額料金で乗ることができます。羽田空港、成田空港、中部国際空港、関西国際空港でサービスが受けられます。

オーバーシーズ・アシスト

海外旅行先から、日本語で電話サポートが受けられるサービス。レストランの予約や、トラブルがあったときの支援などさまざまなシーンで助けてもらえます。世界中のほとんどの国から24時間無料で使用できます。

キャンセル・プロテクション

カードで購入した旅行やコンサートに行けなくなったとき、キャンセル費用などを年間10万円まで補償してもらえます。急な出張や病気、けがでの入院などに対応が可能です。


まとめ

アメックスゴールドは、通常のアメックスグリーンよりもサービスが充実しており、特に海外旅行で使えるサービスが幅広いのが特徴です。

海外旅行に行く人で、サービスをがっつり使っていきたいという人や、家族でフルにサービスを使いたいという人は、グリーンよりもゴールドが良いでしょう。
アメックスゴールドは、他の一般的なゴールドカードよりワンランク上のカードなので、ステータス重視の人にもおすすめです。

年会費は29,000円と高いのですが、なんと初年度は無料です。海外旅行に行く予定があるなら、試しに1年間無料で持ってみてサービスをフル活用してみても良いかも。

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