海外旅行の必須アイテムと言えば「スーツケース」です。まず、海外に行く予定が決まれば、どんなスーツケースを持っていこうかと考えるところから旅の楽しみが始まります。
スーツケースは、サイズも様々ですし、色も形もスタイリッシュで素敵なものから実用的なものまで種類や機能も豊富です。
海外では、レストランによって服装に制限がある場所が多いです。靴もビーチサンダルでは入店できない場所もあり、そうなると靴を何足か持っていかないと…そうやって準備をしていくと、楽しい旅行の計画とともに、荷物も増えていきます。
では、大は小を兼ねる思考で、「大きなスーツケースに越したことはない」と闇雲に大きなスーツケースを買う方もいるのではないでしょうか。ちょっと待ってください。
飛行機内に持ち込みにするのか?それとも荷物は預けるのか?によっても大きさが変わってきます。
何泊の旅なのかも重要なポイントです。また、海外旅行は移動が多いため、自分の体格に合って、持ち運びしやすいサイズであることも大切です。
今回は、様々あるスーツケースの大きさについて紹介していきます。
目次
スーツケースの大きさと目安
スーツケースの大きさの目安を簡単に表にしました。
泊数 | 1泊~3泊 | 3泊~5泊 | 5泊~8泊 | 8泊以上 |
サイズ(高さ) | ~54cm | 55cm~62cm | 63cm~68cm | 69cm~ |
容量 | 10~30ℓ | 31~60ℓ | 61ℓ~85ℓ | 86ℓ |
スーツケースの容量は、1泊10ℓを目安にするのが一般的です。また、季節や旅の目的に応じて、持参する服や荷物の量も変わってきます。どうしようかと迷われた場合は、少し大きめのスーツケースにするか、別にコンパクトに折りたためるバッグがあると安心で便利です。
大きさの目安として海外旅行で4泊~6泊程度の日程であれば、上記のサイズの中で60ℓ程度のスーツケースが最適です。持つ方の体格にもよりますが、荷物が入っても小回りがきき、持ち運びしやすいサイズです。
高さが同じスーツケースでも、容量が異なるものもあります。使用される方の身長や体格によって持ち運びしやすい容量を選ぶこともできます。
サイズが自分の体に対して大きすぎると、たくさん詰め込んでしまい、重くなったものを常に持ち運ぶのは一苦労です。移動するときには必ず段差や階段といった場所が出てきます。重い荷物だと持ち上げるたびに疲れてしまいますね。
また、旅行で気分も楽しくなり、現地で洋服を買って荷物も増えてしまうという可能性もあります。出発したときは、スーツケースにきれいに収まっていた荷物も帰りになると同じ量でも入れ方の違いだけで入りきらないというケースも多々あります。
ただ、スーツケースが小さすぎてもお土産を入れるスペースがなく、小袋をたくさん持つという状況にもなりかねません。
出発時はスーツケースに少しゆとりがあるくらいがベストですね。
スーツケースの大きさ 機内持ち込みサイズ
スーツケースを機内に持ち込むことができます。搭乗手続き時に「持ち込みにするのか」「預けるのか」を選ぶことができます。航空会社によって規定は違いますが、目安として座席数100席以上で「3辺の合計が115cm未満」(スーツケースのキャスター(タイヤ)、ハンドルも込みです)です。重量は「7~10kg」です。
機内の座席上の収納棚に収まり、他の乗客とスペースを共有するので規定があるのは納得ですね。
ただ、あれもこれもと荷物を準備すると重量10kgはあっという間に超えてしまいます。2、3泊の洋服だけでも7~10kgにすぐになります。重量が超えるとその分は機内に持ち込むことができず、取り出すかもしくは受託手荷物として預けることになります。
LCC(Low Cost Carrierローコストキャリア)は格安で航空券が購入できる分、
機内持ち込みの制限が厳しい会社がほとんどです。受託手荷物1個目から料金がかかることがほとんどです。
あらかじめ荷造りした際に、重量を計測されると安心でしょう。
スーツケースの大きさ 機内持ち込みのメリットとデメリット
スーツケースを機内持ち込みにする一番のメリットとしては、到着後、ターンテーブルに荷物が出てくるのを待たず、すぐに出発できる点が挙げられます。また、預けた場合、航空会社の扱い方によってはスーツケースが破損してしまうという状況があるので、それを避けることができます。
一方でデメリットとしては、入国審査、税関、待ち時間などずっと荷物を持って移動しないといけないという不便さがあります。
スーツケースの大きさ 無料で預けられる重量
機内に持ち込むのではなく、航空会社に受託手荷物として無料で預ける時にもサイズに規定があります。こちらも航空会社によって違いはありますが、重量は20~23kgです。このサイズを超えてしまうと超過料金が発生します。
ただ、LCCは1個目から有料になることがあるので気を付けましょう。こちらは事前に料金を支払う場合と当日支払う場合では金額の差があることもありますので要チェックです。
お金をかけてでも持っていきたいものがあれば利用価値はありますが、「うっかり荷物が多くなってしまってお金も払わないといけなくなった」となると出発時のわくわく気分が吹っ飛んでしまうので、ここはぜひ気を付けておきたいポイントです。
また、LCCで格安チケットを購入しても、荷物の超過料金などで支払いが増えてチケットを格安で買った意味がなくなってしまうということもあります。現地で調達できるものは持っていかないのも得策です。
スーツケースの素材
スーツケースには多様な素材があり、その素材によって重さや収納できる荷物の容量も変わってきます。
簡単に分けると「ソフト系」と「ハード系」があります。
素材 | メリット | デメリット | |
ソフト系 | ナイロン ポリエステルなど (布、革) | 外側にポケットが多い 軽い | 衝撃に弱い ナイフ等で切られる恐れあり 雨や水に弱い |
ハード系 | アルミ カーボネート ABS樹脂など (金属系)、 | 衝撃に強い 丈夫 水に強い | 航空外会社に乱雑に扱われ壊れる可能性あり 外側にポケットがほぼなし |
主に、ソフト系の方が素材がナイロンなどでできているので軽いものが多いです。片方のみ収納できるタイプが多く、収納部分が深くできているので、奥行きが深いほうが収納しやすい方におススメです。
一方でハード系は、軽量なものもでてきていますが、基本的には堅い素材で内側も頑丈な作りになっているものが多いので、ソフト系に比べると重いものが多いです。両側に同じ容量の収納部分があるので荷物の多い方が利用しやすいです。
空港を見ると、日本人やアジア人は大きなハード系を持っている方が多く、欧米の方はソフト系のスーツケースと大きなリュックを背負っている方が多いです。
これは、人それぞれ旅の目的も違ますし、自分に合ったものを快適に使うのが一番ですね。
スーツケースの大きさのまとめ
今回、スーツケースには様々な大きさがあることを知っていただけましたね。
また、入れたい荷物の量だけでスーツケースの大きさを決めて購入してしまうのは危険性もあり、機内に持ち込めたり、超過料金が発生したりすることもわかりました。
「スーツケースを買っても、一年に数回しか使わない…」そんな声も聞こえてきそうですが、スーツケースは、普段は収納にも使えます。衣替えで着ない服を入れたり、防災グッズを入れたりと重宝します。
何より、スーツケースは旅を快適にしてくれる最高のアイテムです。大きさを熟知して、自分に合うものや旅の目的に合うものを選びましょう。
海外旅行とは、お金を貯めて、計画を立て、準備をして…時間もお金もたっぷりかけます。
そして、出発まではワクワクして、仕事も勉強も頑張れますね。また、旅先のことを考えるだけで楽しくなります。
それほど時間とお金と気持ちをかけていてもスーツケース選びを失敗すると、入国から出国時、そして、滞在中の楽しい気分が台無しです。
待ち焦がれて迎えた旅が素敵で快適な時間になるよう、ぜひ今回ご紹介したスーツケースの大きさを参考にしてください。
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