人生で一度は行ってみたいエジプト!気になる現地のリアルな治安についてご紹介

歴史を感じるピラミッド、雄大なナイル川、世界遺産創設のきっかけとなったアブシンベル神殿・・・人生で一度はエジプトに行ってみたいと思う方も多いのではないのでしょうか。

2017年からエジプト航空の成田―カイロ間の直行便も再開し、さらに2018年からは週2便に増便され日本からグッと行きやすくなりました。

そんなエジプト、私たちが一番気になるのは治安ではないですか?

たまにテロのニュースを見るけど実際のエジプトの治安はどうなんだろう、気を付けなければいけないことってあるのかな、と言った不安が少しでも和らぐよう、この記事ではエジプトの治安について詳しくご紹介していきます。

外務省・海外安全情報のエジプトのページを見てみよう

外務省の海外安全情報のエジプトのページを見ていただくと、旅行でよく訪れるカイロ・ルクソール・アスワン・アブシンベルと言った主要観光地はレベル1(十分注意してください)になっています。

逆にシャルムエルシェイク・ダハブを除くシナイ半島のほとんどがレベル3(渡航は止めてください)になっています。このレベル3になっている個所、これといった見どころはなく、旅行者の方が行くようなエリアではないと言っても過言ではありません。

このように旅行者の方が観光で行くような場所はレベル1ですので、それほど大きな心配は不要です。


エジプト内で注意が必要なエリア

シナイ半島

紅海に面したシナイ半島のシャルムエルシェイクやダハブでダイビングがしたいという旅行者の方も多いエジプト。
シナイ半島は外務省の海外安全情報ではレベル3になっていますが、シャルムエルシェイク・ダハブへ陸路で行く場合はこのレベル3の地域を通って行くことになります。

治安面から検問が多いですが、長距離バスが運行しており外国人も乗車可能です。
決して安全とは言えないので陸路での移動はおすすめできないですが、利用される場合は最新の情報を確認し十分に検討をしてください。
※カイロ―シャルムエルシェイクまでは飛行機を利用し、シャルムエルシェイクからダハブまでバス、というルートもあります。

また、紅海でダイビングがしたいけどシナイ半島へ行くのは不安、という方はハルガダがおすすめです。こちらもカイロから長距離バス、または飛行機が運行しています。

白砂漠・黒砂漠

エジプトには茶色い砂漠以外に「バハレイヤオアシス」と呼ばれる白砂漠・黒砂漠という神秘的な砂漠があります。
白砂漠・黒砂漠へ行く方は基本的にツアーに参加することになりますが、この地域も外務省の海外安全情報ではレベル2になっており、治安面の理由からツアーの催行中止にしているツアー会社もあります。

催行しているツアー会社のツアーで参加する場合は、内容や治安面について再度確認し検討を重ねてから、個人の判断でご参加くださいね。


エジプト旅行中に注意すべきこと

詐欺・盗難

旅行者を狙った詐欺や盗難は度々発生しています。
偽物あるいは本物の警察官とグルになった巧妙な詐欺も度々発生しており、そのターゲットは旅行者です。

エジプト人が道行く旅行者に声をかけ仲良くなりカフェ等別の場所に移動すると、そこに警察官が現れ「そのエジプト人が麻薬を持っている。一緒にいた君も同罪だ。いくら払えば見逃す」と言われ大金を請求されるというのがよくある手口です。

エジプト人は非常にフレンドリーで道でも気軽に話しかけてきますが、こういった詐欺や盗難に発生する可能性もありますので十分注意をしてください。

痴漢

エジプト人の9割がイスラム教を信仰しており、エジプト人女性の多くが真夏でも長袖長ズボンにヒジャブ(スカーフ)を頭に被っています。
エジプト人男性には少なからず「外国人女性はオープン」という認識があるようで、旅行者の女性が地下鉄や道ですれ違いざまに痴漢に合うことが非常に多いです。
暑く日差しが強い国ですが、ノースリーブやホットパンツ等露出の高い服装は避け、出来るだけ男性を含めた複数人で行動するようにしましょう。

また、日本人女性は高確率で道を歩いているとエジプト人男性に声をかけられます。かなりしつこい男性も多いので、無視をするのが無難です。

タクシー

エジプトのタクシーは基本的に交渉制となります。乗車前にドライバーと料金を確認したにも関わらず下車時に高い金額を要求されるのはよくある話です。
特に空港で待機しているタクシーには要注意です。現地エジプト人ですら「空港のタクシーは使わない方が良い」というくらい空港のタクシーを利用するとトラブルが絶えませんので、ホテルや旅行会社の空港送迎を利用することを強くおすすめします。

タクシーを使いたい場合はエジプトでは配車サービスのUberが使えます。現地SIMカードやポケットWi-Fi等のネット環境がある場合はUberの利用が便利です。


交通事故

日本人から見てエジプトの交通ルールはあってないようなものです。突然の追い越し、車線も無視、常に鳴り響くクラクションと、まさにカオスな状態です。

そんなエジプトの交通事情の中、私たち旅行者が困るのが道路の横断です。横断歩道や信号も非常に少なく、道路を渡るのに非常に苦労します。現地エジプト人はそんな道路を縫うようにスイスイと渡っているのですが、見ているこちらは交通事故に合うんじゃないかと冷や冷やするほどです。

道路の横断には細心の注意を払い、十分に気を付けてくださいね。

ガイド・ラクダツアー

エジプト人は非常にフレンドリーで、特に私たち日本人旅行者は道を歩いているだけで声をかけられることも頻繁にあります。基本的には親切な彼らですが、私たち日本人からすると少々おせっかいに感じることもしばしばです。
中には観光地で頼んでもないのに勝手にガイドを始め、最終的にガイド料を請求するといったことも良くありますので、必要ない場合は「No thank you.」とハッキリ断りましょう。

ピラミッドエリアでは観光客をラクダツアーに誘い、「これはエジプトポンドではなくアメリカドルだ」等と言い、高額な料金を請求するといったトラブルもよく見聞きします。
ラクダツアーを利用する前に口頭だけでなく、メモに書いて金額を確認する、通貨を確認する等して料金を明確にしましょう。

一方でエジプトにはチップ文化がありますので、ガイドやラクダツアーを利用した後は基本的にはチップを払う必要があります。

エジプトのテロや爆発事件について

「エジプト」と聞くとどうしてもテロのイメージがつきまとってきます。
実際、年々少なくなってきてはいますが、テロや爆発事件というのは残念ながら発生しています。
ただ、そのほとんどが警察関係施設やキリスト教関連の宗教施設となり旅行者はほとんど訪れることがない場所です。

「エジプトは安全です」と胸を張って言えないのが非常に残念ですが、旅行者がテロの被害に合う可能性はそれほど高くありません。

また、テロが起こる場合、イスラム教の集団礼拝日にあたる金曜日にモスク等宗教施設を狙ったテロや襲撃が行われることが多いです。観光でモスクを見たい場合、金曜日は避けるのが良いでしょう。


エジプトの治安について・まとめ

2011年のアラブの春以降、観光業が低迷し職を失った方も多く、詐欺や盗難といった軽犯罪が増えてきました。徐々に観光業が活気を取り戻しつつある今、数年前と比べると減ってきてはいますが、旅行者を狙った軽犯罪は今も珍しくありません。

せっかくのエジプト旅行。旅の想い出を台無しにしないためにも、何よりも事前の情報収集と現地での分別ある行動が重要になってきます。

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