国際線を利用するときは、空港へ何時間前に行くべき?その理由は?

海外旅行の出発当日、空港に一歩入ると「ああ、これから国際線に乗って海外に行くんだ。」とテンションが上がってきますよね。旅行好きの人には「空港好き」が多いといいます。あなたは空港、好きですか?

私は、空港の雰囲気は好きなのですが、待ち時間は嫌いで、できるだけ短時間で出発したいタイプです。今回は、「国際線を利用する際に、何時間前に空港に着いていればいいのか?」との疑問をお持ちの方に、実経験を踏まえながらお役に立つ情報を提供したいと思います。

国際線に乗るときには、何時間前に空港に着いていればよいのか?

この答えは、利用する空港によって異なります。

空港送迎つきのパッケージツアーを利用する時にはツアーの決まりに従えばよいだけですが、航空券だけ買って利用するときには、時間に間に合うように移動することは「自己責任」ですね。

しかし行きの日本発の情報も豊富でしょうけれど、帰りのことも考えなければなりません。そして外国の空港の情報はぐっと調べづらくなります。外国の空港での待ち時間は、日本と同じなのでしょうか?

一般論では、「2時間30分前」が最低ライン

世界的な一般論としては「飛行機の出発時間の2時間30分前」に空港に着けば大丈夫だということになっています。確かに、たいてい大丈夫です。そして日本の成田空港や羽田空港を利用するときには、大幅に時間が余ることも多いです。

しかしこれは、自分が困らず、周りにも迷惑をかけないようにするための最低ラインの時間と覚えておきましょう。

絶対に遅れてはいけない「チェックイン締切時間」

空港に着いて最初に行うべきは、飛行機の搭乗手続き、チェックインです。チェックインには締め切り時間があること、ご存知でしょうか?空港によって、航空会社によっても異なりますが、成田空港の場合は、ほとんどの航空会社が「出発時間の1時間前」としているようです。

この時間前までにチェックインをして搭乗券を受け取り、スーツケースを預ける手続きを済ませないと、予定の便に乗れないことが確定します。遅れると予約は無効になります。ですからまずは、空港に着いたらチェックインカウンターに向かいましょう。

なお、成田空港の出発便は、出発時間の50分前ぐらいから搭乗開始になり、早い人はもう飛行機に乗り込んでいきます。このことからも、出発の1時間前にチェックインするというのは、遅すぎる時間であるということも、覚えておきましょう。

実は「2時間30分前」は、チェックインの行列が最も長い

なお、一般論の「2時間30分前」という時間は、旅行者のほとんどがこの情報に従ってチェックインカウンターに向かうため、同じ便に乗る人々で最も混む時間帯です。私にとっては最も嫌いな時間です。

なお空港への到着時間を30分~1時間ずらすと、チェックインの行列での待ち時間はかなり短くなります。

また、自動チェックイン機も普及していますので、機械操作に抵抗がない方は、最初からこちらを利用するつもりでいるとよいでしょう。

ただし、海外の大きくない空港など、当日の出発全便が一つの入口になっているときには、待ち時間の長さはあまり変わりません。しっかり「2時間30分前」よりも早く着いたのに、行列が長くて1時間以上も待つこともあり、チェックインが締め切られるのではないかとハラハラすることもあります。

優先手続きも、あることはある

ただしこのような状況では、空港係員の方から「○○便に乗る方はいませんか?」と声をかけてくれて、対象者は優先的に通してもらえるので、結果的には乗り遅れるようなことにはなりません。

もし空港までの航空機関の遅延などの不可抗力で、空港に遅く着いてしまったときには、係員を見つけて出発時間が迫っていることを伝えれば、優先的に通してもらうことはできますから、覚えておくと安心でしょう。


国際線に乗るまでに、何時間も必要な理由は

フライトのチェックインが終わって2時間~1時間半以上はあるとして、この時間は何のために必要なのでしょうか?

次の関門、セキュリティ・チェックの行列

時間がかかる行列の次の関門は、セキュリティ・チェックです。機械で自動というわけにはいかず、出発全便の乗客が同じ入口から入り一人一人確認されるため、長い行列になっています。

でも、並んだ時はものすごい長蛇の列の最後尾だと思っても、人の流れは意外に速いんですよね。成田空港などだと、かなりかかったとしてもせいぜい20分もあれば抜けられることが多いです。

しかし海外の大きな空港は事情が異なります。さまざまなタイプの乗客がいるため、審査が念入りなことも理由でしょう。例えばロンドンのヒースロー空港やアメリカのジョン・F・ケネディ空港は、セキュリティ・チェックに時間がかかることで有名です。

また、ニュースで公になるほどではなくても、ある日突然テロの脅威の可能性が高まることはよくあり、検査が急に念入りになり、時間がかかることもあります。

出国審査はわりと時間がかからない

セキュリティ・チェックが混んでいても、直後の出国審査は混んでいないことが多いです。
稀に混んでいるときには、日本なら自動化ゲートを通れるように登録しておくと、ストレスなく通過できますのでおすすめです。

なおアメリカのように、出国審査が省略されている国もありますし、EU圏のように「そういえば出国審査場、通ったっけ?」と思い出せないほど手続きがスムーズな国も多いので、あまり心配しなくてもよいでしょう。

搭乗ゲートまでが遠い!海外の大きな空港は要注意

シンガポールのチャンギ空港や、ドイツのフランクフルト空港、パリのシャルル・ド・ゴール空港などは、セキュリティ・ゲートから搭乗ゲートまでが遠く、空港内のシャトルや「歩く歩道」などもろくにないため、徒歩30分ぐらい普通にかかることもあります。

いつも疑問に思うのですが、世界のどの空港も、日本行きの便が出発する搭乗ゲートは、なぜか空港の端っこのほうに追いやられていることが多いように感じます。なぜなんでしょうね。

いずれにしても、だから早め早めの行動が必要なのです。搭乗ゲートがどれぐらい遠いのか、何分かかるかは、初めて利用する空港ではよく分からないものですよね。(シンガポール空港で乗り継いだときには、乗り継ぎカウンターの係員が「ここから20分かかります」と教えてくれましたが。)

どの空港でもとりあえず、搭乗ゲートの近くまではいったん行ってみて、それから寛ぐようにしましょう。悠長に空港免税店など見ていると、ふいに空港アナウンスで「○○航空○○便にご搭乗の○○様、お急ぎご搭乗口までお越しください。」とフルネームで呼ばれて驚く羽目になります。私は国内、海外いずれも何度か経験があります。

日本やドイツのように時間に正確なお国柄の空港では、乗客皆が早めの行動を取るため、離陸準備も早くできて定刻より出発が早まることもあります。これにも要注意です。


まとめ

日本の出発空港へは、基本的に「2時間30分前」でOKです。どこかの国でテロ事件が起きた直後など、空港セキュリティが強化されそうなときには、「3時間前」がよいでしょう。

外国の空港については、旅行先や空港の大きさにもよりますが「最低で3時間前」と考えておいたほうがよいです。
時間に余裕を持って行動し、トラブルのない楽しい海外旅行にしましょう。

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