国土交通省の調査結果によると、日本人の海外旅行の宿泊日数の平均は、年間で「3.5泊」だそうです。このこともあり長期旅行の情報も少ないようですが、今回は短期と長期の荷造りの違いについて考えてみたいと思います。
目次
海外旅行が長期の場合、持ち物は変わるのか?
海外旅行が長期のときの持ち物は「変わる」というよりは、単純に「増える」ことになります。
私個人の例では1回の旅行が10日前後のことが多いです。また、留学でニューヨークに約1年という長期滞在も経験しました。なお3泊の海外旅行もしたことは、数回あります。現地で荷ほどきをする時間さえなかった記憶があります・・・。
私が留学したときには、あまり考えずに荷造りしたため足りないものだらけでした。3か月後に一時帰国したときには、足りなかったものをスーツケースに大量に詰めて再渡航しました。
長期旅行中は「不便」を作らないことが快適滞在のポイント
残り数日で帰国することが分かっている短期旅行の場合は、現地で多少の不便に気付いたとしても、我慢することができます。しかし長期の場合は、不便が続くと大きな精神的ストレスになります。旅行を楽しめなくなったり、体調を崩す原因となったりする可能性もありますので、できるだけ「不便」と感じることにならないように、持ち物を選定することがポイントです。
現地調達は、できるものとできないものがある
長期旅行のときこそ「現地調達」すればよいと考える方は多いと思いますが、「日本と同じもの」がほしくなったときは、どうしましょうか?日本と同じもの、これがありそうでないのです。日本製品は確かに売られていますが「私が普段使っていたもの」は、全く売られていない!これは実際に困ったことがあるからこそお伝えできる現実です。
衣類はどれぐらい持っていく?
長期旅行だと増えそうに思われる「衣類」は、せいぜい1週間分ぐらいの量があれば十分です。滞在日数が長ければ比例して増えるというわけでははりません。
数か月の滞在になるときにも、下着は洗濯すればいいですし、早い時期に現地でコインランドリーも見つけておけば、まとめ洗いもできてより安心でしょう。季節をまたぐような長期滞在では、現地で少々買い足したりもして、着回しして過ごすことになります。
長期の海外旅行には、愛用している日用品を必ず持っていこう
衣類よりも重要なものは、日本でしか手に入れることができない日用品の類です。以下は、私が留学先へ再渡航したときに持って行ったものでもあります。
スキンケア用品やシャンプー、トリートメント
スキンケア用品やシャンプー、トリートメントの類も、ホテルに準備されているアメニティが物珍しくてうれしいのは数日間のみです。イマイチ肌に合わなかったり、匂いが強すぎたり気に入らなかったり、髪がゴワゴワになったりなど、実際のところはかなり不満もあるはずです。
旅行先でそう判明して、「これじゃなくて、いつも日本で使っている、あれがほしい」と思っても、手に入れることはできず困ったままです。日本から持っていきましょう。
飲み慣れた市販薬は多めに
同じ理由で、飲み慣れている市販薬も、多めに買って持参しましょう。体調に直接関係してくるものは、特に重要です。
食べ慣れた味の食品や調味料
食べ慣れている味の日本の食べ物は、現地の食事が口に合わないときや、疲れが出始めて気分が落ち込みかけたときなどに、助けられた思いをすることがあります。インスタントみそ汁やパック醤油、またマヨネーズもけっこう活躍の場が多いです。
爪切りや耳かき
意外なものでは「爪切り」。現地調達しても切れ味が悪い!刃物全般は日本製が良いです。それから「耳かき」。綿棒はどこにでもありますが、耳の奥がかゆいときには耳かきのほうがいいですよね。
長期旅行ではこのように、「わざわざ買うほどではないかもしれないけれど、ちょっとあれば便利なのに」と思うものが意外に多いです。こういったものは、日本から持って行ったほうがよいのです。
男性のひげそり、女性の生理用品
男性はひげそりもあったほうがよいでしょう。髭の濃い方は特に、現地で探すよりも使い慣れているものを持って行ったほうがよいようです。女性のムダ毛処理のシェーバーもそうかもしれません。
生理用品も日本製は、使い慣れている以外に品質が高いため持参するのがおすすめです。タンポンが主流らしくよいナプキンがなかなか見つからない、という国もあります。
海外旅行が長期の場合、持ち物を「減らす」ことは考えない
一般的に海外旅行の持ち物は、少ないほど良いことだと思われている傾向がありますが、「旅慣れた人=荷物が少ない」では、必ずしもありません。例えば、これまでに70回以上海外旅行をしている私は、旅先で不便な思いをするよりも、現地で快適に過ごせるかどうかのほうを重要視しています。
特に長期の旅行の場合は、忘れ物をしないようにと細心の注意を払います。持ち物を減らす努力はしません。
さすがに航空会社の重量制限にひっかかるほどにはならないようにしていますが、身の回り品はできる限りいつも使っているものを旅先でも使うようにしています。家族の同行者がいるときは特にそうです。現地調達にはけっこう手間と時間がかかり、気に入ったものが見つかるまでが大変であることも何度も経験しているため、そのストレスを排除する目的もあります。
海外旅行が長期の場合に重要度が増す「クレジットカード」
海外旅行の持ち物として必須の「クレジットカード」は長期旅行の際、より重要度が増します。
しばらく日本を離れるからと、現地で使うことになる現金を大量に持っていくことは危険ですから止めましょう。それよりは、クレジットカードの限度額を上げる対応をしておく、追加でクレジットカードを新たに作っておく、などしたほうがよいです。
安全面や手数料の面から、現地通貨は現地のATMで必要都度キャッシングして入手するのが最もおすすめです。暗証番号や繰り上げ返済の方法を出発前におさらいしておきましょう。
繰り上げ返済は海外からでもできる
長期旅行の場合は、キャッシング利用分の「繰り上げ返済」も、帰国を待たずに行うとよいです。
無料のホットスポットを探してネット接続するとセキュリティに問題がありますが、近頃は日本でWi-fiルータをレンタルして、現地に持参している方がほとんどだと思います。セキュリティに問題がないネット接続ができるなら、外国から日本のインターネット・バンキングを利用して繰り上げ返済することも可能でしょう。
また、クレジットカード会社に繰り上げ返済の件で連絡をするときには、国際電話のコレクトコールを使用できます。そして返済が済んでしまえば、再び限度額まで利用できます。長期の海外旅行のときこそ、積極的に繰り上げ返済を利用しましょう。
JCB カード S/JCB CARD W
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まとめ
「海外旅行の持ち物」の記事は巷にたくさんありますので、まずはそれらも長期旅行の持ち物とすることにして、プラスアルファの持ち物とクレジットカードについて、長期旅行をする視点で書いてみました。お役に立てば幸いです。
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