「クロアチアのプリペイド/ツーリストSIM事情が知りたい!」という人の為にこの記事では、クロアチアで快適にネット環境を作る方法についてお伝えします。
現在ではSIMフリーのスマホで、現地のプリペイドSIMやEU各国で使える周遊SIMなど種類も豊富で、年々身近になって価格もお手頃になっています。
目次
SIMフリーのスマホでクロアチアで快適にネットに繋がる
ヨーロッパの国々のネット環境やプリペイドのSIMの価格や料金プランなどは異なりますが、クロアチアは短期旅行者にも最適化されたSIMが販売されていて、とてもコスパがいいです。
そこで必要なものが、SIMフリーのスマホです。日本でも普及してきましたが、まだまだSIMロック解除していないのが現状です。
大手キャリアのスマホでSIMロックがかかっている場合は、クロアチア旅行前にSIMロック解除を申請してSIMフリーにしてからでしか、海外SIMは使えないので注意しましょう。
海外SIMを使うときに必要な知識
・SIMフリー
海外を含めどの通信事業者でも使えるロックがかかっていない状態のスマホのことです。
・Top-Up(トップアップ)
プリペイド式のSIMに追加チャージをすること。方法は、オンラインサイト、専用アプリ、コンビニなどのSIMを販売している店舗ですることができます。
・TRIO SIM(トリオシム)
クロアチアのSIMはTRIO SIM仕様、つまり標準サイズ、ミクロサイズ、ナノサイズ(standard, micro 、 nano SIM card)どれにでも切り取れるようになっているSIMのことです。
キャリアによっては、自分のスマホにあったSIMを選ぶ必要がありますが、クロアチアの場合はトリオSIMになっているので、好きな料金プランを選ぶだけでOKです。
EUのローミング料金撤廃とは?
日本のキャリアのスマホを海外で国際ローミングして使うと、料金がとても高額になります。
・データローミングとは?
データローミングとは、契約しているキャリアの電波の届かない国に行ったとき、現地のキャリアの電波を利用できる仕組みのことで、その場合自国のサービスが適用されないので高額なデータ通信料になることが多いです。
EUでも国ごとにローミング料金が発生していましたが、2017年6月15日から撤廃されました。
それがどういう意味だというと、クロアチアのSIMカードを他のEUの国で使っても、自国と同じ料金/サービスで通話、SMS、データ通信ができるというものです。
これらを「Roam like at Home」という新たなルールができ、より海外SIMがEUで使いやすくなっています。
クロアチアのおすすめのSIMキャリアはどこ?
クロアチアには大手キャリアが3社あり、すべてが外資系企業です。
ヨーロッパではよく名前をきく大手キャリアで、通信速度、ネットワークのカバーエリアはどれも良好です。
・TELE2:スウェーデン系キャリア
・A1:テレコムオーストラリア系キャリア
・T:ドイツテレコム系キャリア
(ツーリスト向けのプランの料金やプラン内容は頻繁にアップデートされるので、参考程度にしてください。2019年11月現在)1HRK=16.24円
SIMの購入は空港、や街中にある直営店、コンビニ、ニューススタンド、スーパーマーケット、ガソリンスタンドなどで入手するのは簡単です。
TELE2(テレツー)
スウェーデン系キャリアのTele2は8ヵ国にサービスを展開している巨大企業、クロアチアではコスパのいいサービスが人気です。
料金プラン:Starter Pack
料金:59HRK(約950円)
通信:3G/4G
容量:10GB
有効期間:30日
通話:200/min(ローカル)
A1
短期旅行者にパッケージされたおすすめSIM、特徴はなんといってもデータ通信が無制限で使えるところで、ネットをバンバン使いたい人には最適ではないでしょうか。
料金プラン:The A1 Tourist 4G SIM
料金:10ユーロ(約1,200円)
通信:4G
容量:無制限/Unlimited Surfing
有効期間:7日
通話/SMS:100/min(ローカル)
T-Mobile(ティー・モバイル)
Tはクロアチア最速のデータ通信速度とネットワークを武器にしている、最大手キャリアです。日本でわかりやすく例えると、Docomoのような存在になります。
料金プランも短期旅行者に最適化されていて、無制限、Top-Upでローカル通話45/minを10HRKでチャージも可能です。
クロアチアの地方の方まで旅行をする人には、カバーエリアの広いTがおすすめです。
料金プラン:7days of FLAT mobile internet
料金:85HRK(約1,380円)
通信:4G(75 Mbit/s)
容量:無制限/Unlimited Surfing
有効期間:7日
クロアチアのツーリストSIMのメリット・デメリット
コスパのいいツーリストSIMはとても便利で旅を快適にしてくれるます、海外でもスマホでネットにアクセスできるだけで、Googleマップがあるので道にも迷うことなく目的地にたどり着くことができ、わからない言葉なども直ぐに翻訳することができます。
メリット
・プリペイド式なので追加料金の心配がない
・通信速度が速い4G回線でストレスフリー
・空港で簡単に購入可能
・ツーリスト向けのプロモーションがある
・滞在日数に十分な期限と容量がある
デメリット
・日本のキャリアの電話番号が使えない
・SIMカードを取り替える手間がある
・不具合がある機種がある
ツーリストSIMを一度も購入したことがない人や、英語がしゃべれない人は、空港でツーリストSIMを上手く購入できるか不安になると思います。
そんな時には日本でも購入可能な海外SIMから試してみていかがでしょうか。
クロアチアでも使える海外SIM「Three」?
最近は、アマゾンなので簡単に海外SIMが購入できます。
そこでクロアチアでも使える海外SIMで人気のSIM「Three」のメリットをお伝えします。
・日本で購入可能
日本で購入できて日本語のマニュアル付きでわかりやすい、現地のSIMを購入するのが煩わしい人には向いている。
・料金プランが豊富
1GB~12GBまで豊富な料金プランで現地SIMとほとんどコスパがもかわらず、都心部では4G回線が使えます。
・ThreeのSIM一枚でヨーロッパを回れる
クロアチア他約60の国でデータローミングに対応していて、国ごとに現地のSIMを購入しなくてもよくなる。
・口コミの評価がいい
Threeについての口コミの評価がよく、クロアチアに限らずヨーロッパのほとんど国で問題なく使えている。
・テザリングに対応
テザリングに対応しているので、ノートパソコンをネットに繋げたり、シェアして使うことが可能になる。
ポケットWiFiのご利用もおすすめ
海外でネット環境を利用できるポケットWiFiルーターのレンタルは、人気のサービスです。
国際ローミングより断然コスパがよくて、現地のツーリストSIMに比べて細かな設定なども必要とせず定額なので使いすぎる心配もありません。
またポケットWiFiをレンタルすれば、シェアをして複数の人で使うことができます。
「大人数で使ったらすぐに容量オーバーするのでは…」と感じかも知れませんが、海外では使うサービスといえばGoogleマップや通話アプリ、SNSなどある程度限られています。
例えばLINEのメッセージなら250MBあれば、約125,000回以上送信できて、Googleマップの地図検索も約70回以上は可能です。
移動中以外のホテルのカフェではフリーWiFiが使えるので、容量はあまり消費しないことが多いのです。
大切なのは、手間なく安心して使えることではないでしょうか。
ポケットWiFiのレンタルで旅行好きに人気なのがイモトのWi-Fiです。 イモトのWi-Fiの特徴は です。 であれば、一緒にいる人全員使えて1000円/日程度しかかかりません。 値段が何よりやすい上に超大手がやっていて受け取りから返却までサポートがしっかりしています。 デメリットといえば予約が多く、直前の予約だと在庫切れになることです。 早めに予約すれば格安でWiFi環境を手にいれられるので早めの準備をおすすめします。イモトのWi-Fi
まとめ
この記事では、クロアチアで快適にネットの使い方をご紹介しました。
クロアチアのプリペイドSIMを利用すればコスパもよく、快適な通信速度でストレスフリーで使えるので外国人観光客にも人気です。
空港や街中のコンビニでも簡単に手続きできるので、初めての方でも挑戦してみましょう。