北アフリカのカラフルな国、モロッコ。日本でもエキゾチックなモロッコ雑貨のラグやバブーシュ、ランプなど人気を集めていますね。アフリカの文化にヨーロッパやイスラム文化が入り混じった独特の雰囲気のモロッコは、旅行者にも人気があります。
そんなモロッコに旅行に行くときに、注意すべきはモロッコの治安。どういうところに注意すべきか事前に知っておけば、旅を安心して楽しめます。
ここでは、そんなモロッコの治安状況と、注意すべきポイントをご紹介しています。旅行前にはぜひ一読してみて下さい。
目次
結局モロッコの治安はいいのか?悪いのか?
結局モロッコの治安はいいのか?悪いのか?
モロッコは西アフリカ地区では、治安はいいほうと言われています。しかし、日本の感覚の治安がいいとは少し違います。日本人にとっては治安いいとは言い切れない部分が多くあります。
モロッコの人気の観光地は、マーケットや夜の屋台などが楽しいマラケシュ、迷宮都市とも言われるフェズ、青い街のシャウエン、サハラ砂漠への観光などがあります。
観光地は比較的治安はいいと言われていますが、スークと言われる市場では値札はなく、交渉次第。親日家も多いですが、日本人はお金持ちと思われていて、日本語の挨拶からしつこくつきまとわれる、といったこともあります。
女性だけの旅の場合は、特に注意が必要です。
独特の文化のあるモロッコでは、特に日本人は目立つということを意識して、十分すぎるほどの安全対策をしたほうがいいでしょう。
治安の注意ポイント!モロッコはイスラム教の国
モロッコの旅で特に日本人が注意すべき点は、モロッコはイスラム教の国だということ。
街にはモスクがあり、朝はアザーンと言われる拡声器の声がが町中に流れます。また1日のうちの5回のお祈りの時間など、知らないとびっくりしてしまうこともあります。
日本では、あまりイスラム教の文化に触れることがない方も多いですが、モロッコに行くと当たり前のイスラムの習慣です。知らないばかりに、危ないことに巻き込まれないように気をつけましょう。
そんなモロッコのイスラム教での注意する点を3つ見ていきましょう。
ラマダンや宗教イベントの前後は特に注意
ラマダンの間は断食をしている方が多く、日没後は大勢の人が街にでかけています。このラマダンの時期には犯罪が増える傾向にあります。ラマダン時期に旅行中の方は、現地の文化を知りつつ、相手の思いを逆立てするような行動は慎みましょう。
女性の服装には注意
モロッコはイスラム教の国ですが、女性の服装は寛容です。頭にヒジャブをつけている人が多いですが、服装は半袖のTシャツだったり、伝統衣装だったり。
他のイスラムの国に比べると自由な印象ですが、日本の感覚のファッションは悪目立ちしてしまいます。暑くても肩を出すオフショルダーの服装やタンクトップ、短パンなど足を出すものは避けましょう。
お酒とタバコは場所を十分に考える
イスラム教ではお酒とタバコは基本的には禁止されています。モロッコではこちらも比較的寛容ですが、飲む場所、吸う場所はよく考えて行動しましょう。お酒やたばこに触れるのさえも嫌がる現地の人もいます。
治安のポイント!モロッコの旅行中にさらに注意する点は?
モロッコの治安で気を付けるべき他のポイントをみていきましょう。モロッコで日本人が巻き込まれやすい犯罪もあるので、予備知識として知っておくと便利ですよ。
自称ガイドには気を付ける
モロッコでは公認ガイド以外は、ガイドを行ってはいけない規則があります。ガイドをつけたい場合は必ず公認ガイドを見つけるようにしましょう。
そのほか、日本が好き、日本語を勉強しているなど話しかけてきたり、あまりに親切な人の場合も気を付けましょう。
夜間の一人歩きには注意
観光地によりますが、夜間の一人歩きは非常に危険です。複数であっても、観光客の多いところ、帰り道までのことを考えて慎重に行動しましょう。
女性はつきまといに注意する
モロッコは比較的安全といえど、女性を狙った犯罪があるのも事実です。特に日本人女性は目立ちやすく、カモにされやすい傾向にあります。毅然とした態度と、日本語で話しかけてくる人やあまりに親切な人は警戒するようにしましょう。
ひったくりやスリは常に意識する
特に観光客を狙ったスリや置き引き、ひったくりが多いのが現状です。特に日本人はお金持ちのイメージがあるので、ズボンのポケットには財布を入れない、スマートフォンも無造作に置かない、カバンは斜め掛けカバンなど、基本的な注意に気を抜かないようにしましょう。
へび使いなどの写真をむやみに撮るとお金を払わされるかも
マラケシュの街中などには、へび使いと一緒に写真を撮ってもらってお金を払う、という観光客向けのパフォーマーが多いです。このパフォーマーたち、遠くから別の写真を撮っていても、お金を払えと言われたケースもあるようなので、特に一眼レフカメラなどの場合は気を付けたほうがいいでしょう。
治安が心配?モロッコ旅行であると便利なもの
さて、ここからは、そんなちょっと治安に不安が残るモロッコで用意すべきものをご紹介していきます。
海外旅行保険付きクレジットカード
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ちなみに持参のクレジットカード番号とカード会社の連絡先などのメモは必ず別に持ちましょう。大事なメモ内容、フリーメールで自分にメールを送っておくと、ネットさえあればどこでも確認できるので便利です。
現金
モロッコはクレジットカードが使えない場所も多く存在します。多額の現金を持ち歩くのは危険ですが、買い物やチップを払う程度の現金はいくつかに分けて、持っていると便利です。
スカーフやストールなど
モロッコは日中暑い日でも朝晩は冷え込むことが多い気候です。寒さ対策や、観光地でのモスクなどの出入りにも便利なスカーフやストール。一枚持っておくと重宝します。
体にフィットするカバン
モロッコで、日本のように手に持つだけのカバンは実用的ではありません。
リュックも後ろが見えないので、理想は体にフィットした斜め掛けカバンでしょう。荷物が多いとモタモタしてしまうので、最小限で動きやすいカバンが便利です。
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外務省発表のモロッコ治安の最新情報をチェック
日本の外務省海外安全ホームページでは、その国の最新の治安情報が分かります。旅行前、旅行中にはぜひこちらのサイトをチェックしてみることをお勧めします。
2019年5月現在のモロッコの治安は、モロッコ全土で危険度は1です。これは、「十分注意してください」というレベルです。
また、テロに関しては全世界で起こりえることなので、人が多く集まる場所は十分に注意が必要との記載もあります。
日本人が巻き込まれやすい犯罪を一部表にまとめましたので、参照にして十分注意して下さい。
犯罪 | 日本人が巻き込まれた犯罪事例 |
スリ、置き引き | 宿泊中のホテルに荷物を置いて外出し、その後ホテルに戻ると荷物の中の貴重品全てが盗られている。 |
強盗、ひったくり | 深夜ひと気のない通りを歩いていたところ、突然後ろからバットのような物で殴られた上、首を絞められ気絶し、気がつくと所持していた貴重品をすべて奪われている。 |
詐欺 | 親切そうなモロッコ人に「君は大金を持っているが財布の中に入れておくと危ないからこの袋に詰めた方がよい」と勧められ、現金を移し替え、別れた後で袋を開けるとお金の代わりに紙切れが詰まっている。 |
女性へのつきまとい | モロッコ人男性に声を掛けられ、初めは親切に対応してくれたが、しつこく話し掛けてくるので逃げたところ、ホテルの前までしつこくつきまとわれる。 |
モロッコの治安まとめ
オリエンタルで不思議な魅力あふれるモロッコ。日本人にも注目の観光地です。日本とは文化も慣習も大きく違う国ですので、事前に知識を入れて安全な旅を楽しんで下さいね。
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