日本では今、台湾スイーツが大人気です。台湾かき氷の「ICE MONSTER(アイスモンスター)」や台湾ティー専門店の「Gong cha(ゴンチャ)」などが続々と日本店をオープンさせています。
台湾自体も人気を博しており、人気の海外旅行先ランキングなどでは常に上位にいます。日本からも飛行機で約3時間と近く、気候も1年を通して温暖なため、身近で手事な旅行先です。
今回は台湾旅行で気を付けたい治安面について解説していきます。一部、観光地にも危険な場所がありますので、あらかじめ注意点などを抑えておくといいでしょう。
目次
台湾の治安について
外務省「海外安全ホームページ」には、台湾の治安は「比較的良い」と書かれています。実際に、台湾で財布を落としたものの無事に見つかったというニュースがあるくらい、国民は親切で治安もいいです。
しかし、人口当たりの刑法犯認知件数を見てみると、数は日本の1.5倍となっており日本よりは治安が悪いことがわかります。犯罪件数は新北市(台北に隣接する台湾北部の都市)、台北市、高雄市の順番になっており、人口が多い都市で犯罪が多く見られています。
これは日本と同じですが、繁華街では犯罪に遭遇する危険性が高いです。危険を感じたらすぐにその場を離れる、怪しい路地には近寄らないなど周囲への警戒を怠らないようにしてください。
台湾で気を付けたい犯罪
外務省では日本人観光客を狙った犯罪として、「スリ(危険な場所や手口については後述)」に気を付けるようにアナウンスをしています。特にパスポートを狙った犯罪が多いとのことです。
万が一、パスポートを盗まれてしまった場合、再発給にはかなりの手間が必要です。
台湾当局への届け出、日本にいる家族などを通じた戸籍謄本等の入手、日本台湾交流協会への届け出など、とにかく時間がかかります。おまけに手数料や届け出に向かう交通費もかかってしまいます。
パスポートをなくすともう予定通りの観光を続けることはできません。楽しい旅行にするためにも、絶対にパスポートはなくさないようにしてください。行動の節目(買い物終わり、食後など)にパスポートが手元にあることを確認しましょう。
スリ
台湾で最も気を付けたい犯罪が「スリ」です。台北市内の龍山寺や台北101などでスリが頻発しています。観光スポットでは、スリはグループ単位で活動しているようです。単独犯よりも危険性が高いため警戒が必要となります。
観光客だと犯罪者にバレないようにするのは非常に難しいですが、なるべく目立つような服装は避けるのが無難です。
また、観光中は必要以上の現金を持ち歩かないのも大事です。現金は最低限にして、クレジットカードを使うようにするといいでしょう。
クレジットカードも盗まれる可能性はありますが、万が一の際にも盗難・紛失保険が付帯しているので安心です。各種届け出を済ませれば、不正利用代金は支払わないでいいケースがほとんどです。
タクシー内でのトラブル
台湾ではタクシー関係の犯罪も多発しています。代表的なのはぼったくりです。メーターを倒さないまま(場合によってはメーターを不正に操作して)出発し、到着後に高額な料金を請求するのが主な手口です。
台湾の正規タクシーには、後部の窓ガラスと車体横に車のナンバーが表示されています。あわせて車内には運転席付近に運転者登録証が置かれています。必ずこの3点を乗車前に確認してください。
どれだけ注意をしていても、どうしてもトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。台湾ではタクシーでのトラブルを巡って運転手が乗客に暴行を加える事件も発生しています。
ぼったくりや遠回りなどは到底納得できないかと思いますが、口論はせずにその場で料金を払って降車するのがいいでしょう。余裕があれば、運転手の名前やナンバーをメモして警察に通報するのもいいです。
とにかくその場で揉めて口論にならないよう努めてください。
台湾で気を付けたい場所
今回は台湾の中でも台北付近の危険なスポットを紹介していきます。有名な観光地も含まれていますので、事前に確認しておいてください。
龍山寺(ロンシャンスー)周辺
台湾で特に気をつけたい場所として、よく名前があがるのが「龍山寺」です。
龍山寺はお寺の名前で、台北最古のお寺とされ近年はパワースポットとしても有名です。場所も台北中心部からほど近く、台北駅から地下鉄で2駅の好立地にあります。
独特のおみくじの引き方が有名で台北観光の一環として訪れる方も多いはずです。この龍山寺周辺は日中は観光客や地元の参拝客が多く、治安もさほど悪くありません。
問題は夜です。実はもともとこの地域は下町で、古くからあまり治安の良い地域ではありませんでした。人通りも減り雰囲気もかなり怖くなります。龍山寺観光は日中に済ませておきましょう。
士林夜市(シーリンイエシー)
士林夜市は台湾最大規模の夜市です。台湾と言えば夜市文化ですので、士林夜市はぜひ訪れて頂きたい場所です。
そんな士林夜市で気をつけたいのはなんと言っても「スリ」。人気の夜市であるため常に人が多く、人との密着度も高くなっています。ズボンのポケットに財布を入れる、カバンの口を開けたまま移動をするといった行動は絶対にやめてください。
士林夜市では必ず財布はカバンに入れ、カバンの口をきちんとしめた上で、なるべか身体の前面でカバンを持つようにしましょう。
また、夜市ということもあり、どうしても帰りが遅くなってしまいます。比較的治安が良いとは言え、夜遅くまで出歩くの避けるべきです。夜市は17時過ぎから開いてますので、なるべく早く行って早く帰るようにしましょう。
路上全般(交通ルール)
台湾の交通マナーは残念ながら非常に悪いです。
信号無視をしてくる車もあるため、横断歩道を渡るときはよく注意してください。歩きスマホなどはもってのほかです。日本にいるときの2倍、3倍の注意が必要です。例え横断歩道の信号が青でも、周囲の車が停止していることを確認の上で渡ってください。
交通マナーの悪さはタクシーに乗った時にも感じるかもしれません。タクシーの運転は自分でどうすることもできませんが、必ずシートベルトをつけるようにしてください。
台湾では治安と同じくらい食中毒にも気を付けたい!
冒頭でもお伝えした通り、台湾スイーツをはじめとする台湾の食事が人気です。そこで治安と同じくらい注意したいのが、「食中毒」。
例えば、かき氷は一見すると安全そうに見えますが、水が汚れていた場合、氷を通して食中毒になってしまう可能性があります。かき氷を食べる時は信頼できる清潔なお店を選んでください。ガイドブックに載っているようなお店だと安心ですよ。
次に気を付けたいのが「海鮮」。台湾は海に囲まれていることもあり、海鮮も豊富です。ただし、生で海鮮を食べるのは控えるべきです。清潔そうなお店であっても、海鮮に関しては火の通った物を食べてください。
万が一の食中毒に備えて
気を付けていても体調によっては食中毒を引き起こす可能性があります。旅行前には必ず海外旅行保険に加入してください。
海外旅行保険が付帯されているクレジットカードもあります。自分のカードに保険が付帯されているかどうかも要チェックです。
台湾では治安の良さを過信し過ぎずないこと!
台湾は親切な人が多く、比較的治安もいいです。しかし、大事なのはその治安の良さを過信し過ぎないこと。スリにパスポートを盗られてしまっては大変です。
台湾でもホテルから一歩でも外に出たら、常に周囲への警戒を怠らないようにしてくださいね。
JCB カード S/JCB CARD W
JCB カード SやJCB CARD Wも海外旅行傷害保険が付帯した年会費無料カードで、空港に向かうための鉄道代金やタクシー代、バス代、航空券代、ツアー代金などでカードを利用するだけで最高2,000万円の手厚い海外旅行傷害保険が無料で付きます。
また、JCB カード Sなら年会費永年無料カードなのにAmazonやセブン-イレブンでは常時1.5%還元となっており、さらに、39歳以下の人限定で発行できるJCB CARD Wなら基本の還元率1%で、Amazonやセブン-イレブンでは常時2%還元なので普段使いも意識される方はJCB カード S/JCB CARD Wがとてもおすすめです。
最短5分で発行することができるので海外旅行出発まで時間のない方にもおすすめです。
- 年会費永年無料
- 海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)
- 最短5分で発行可能 ※9:00AM~8:00PMでお申し込みの場合
- Amazon/セブン-イレブンで常時1.5〜2%還元
エポスカード
クレジットカードは海外旅行の必需品とはいっても、どのクレジットカードを作るとよいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
そんな方に胸を張っておすすめできるのが、百貨店マルイが発行しているエポスカードです。雑誌やトラベルブロガーに海外旅行用コスパ最強カードとして頻繁に取り上げられています。
海外旅行に行く際は、海外旅行保険に加入する必要があることは理解しているけど、実際海外旅行保険を使うことはなく、なんだか海外旅行のたびに海外旅行保険代5,000円程度を損した気持ちにもなりますよね。
エポスカードは年会費が永年無料であるにも関わらず、空港に向かうための鉄道代金(SuicaやPASUMOなどへのチャージ、定期券利用も含む)などで1円以上カードを利用するだけで海外旅行保険(三井住友海上火災保険提携)が無料で付いているのでカードを作ってしまえば、これらの悩みを今後将来に渡って解決してくれます。
傷害死亡・後遺障害や賠償責任の補償金額が3,000万円と無料のクレジットカードでは最高レベル手厚い保証内容になっているので、エポスカードの海外旅行保険のみでより安心して海外旅行に行くことができます。
年会費無料で海外旅行保険がついているだけでなく、他にも下記のメリットもあるので、エポスカードは海外旅行に最適かつ国内でも使えるコスパ最強カードと言われています。
クレジットカード選びや海外旅行保険選びのために時間を毎回使い続けるのをやめるために、年会費無料のエポスカードをサクッと5分で作りましょう。