香港の治安はどんな感じ?気を付けたい犯罪や場所について解説!

香港は日本(羽田空港)から4時間程度で行ける、日本人にとって身近な観光地です。長らくイギリスの統治下にあったこともあり、香港では英語もよく通じます。そのため、中国語※に不慣れな方でも旅行しやすいのが特徴です。
(※香港では普通話ではなく広東語が主に用いられています)

今回は香港の治安について解説していきます。「帰ってくるまでが遠足」という言葉があるように、海外旅行も元気に自宅に帰るまでが旅行です。

旅行前に香港の治安について知っておき、安全な香港旅行を実現しましょう。

香港の治安について

外務省「海外安全ホームページ」には、「香港の治安は犯罪発生率でみる限り良好と言える」と書いてあります。実際、香港の治安は比較的良く初めての海外旅行にも適した場所です。

ただし、同ページには「日本人がスリや置き引きの被害に遭い、旅券(パスポート)などの所持品を盗まれるケースが多く報告されています」とも書いてあります。

治安の非常に良い日本と同じような感覚で旅行するのは大変危険です。香港は外国であるという意識をもち、周囲に気を付けながら観光するようにしてください。


香港旅行で気を付けたい犯罪

日本人観光客が香港で気を付けたい犯罪は主に「軽犯罪(スリ・置き引きなど)」です。命にかかわるような犯罪に巻き込まれる可能性は低いですが、軽犯罪でも巻き込まれるとせっかくの旅行が台無しになってしまいます。

以下で、具体的な犯罪の手口を解説していますので、防犯にお役立てください。そして、犯罪者にとってカモに見られるような行動はしない、危ないと思ったらすぐに逃げる、ということを徹底してください。

スリ・置き引き

香港で日本人観光客が最も気を付けたいのが、「スリ」と「置き引き」です。繁華街や駅、フェリーターミナルなど人が多い場所でスリが多発しています。

手口としては、改札口や切符売り場などで急に声をかけ、注意をそらしてくるのが主な手口です。注意がそれてしまっている隙に所持品を奪っていきます。駅などで声をかけられても、絶対に貴重品からは目をそらさないようにしましょう。

置き引きに関しては、駅やフードコートなどで一瞬の隙をついて行われています。日本では座席をとるために、何かしらの荷物を置いて注文に行くことが一般的です。しかし、これは大変危険な行為なので海外では絶対にやめてください。

フードコートなどは同行者と交代で注文に行き、トイレで席を立つ際にも必ず交代で行くようにしましょう。いくら治安が良いとは言え、気を付けて行動するにこしたことはありません。

偽ブランド品の販売

香港では偽ブランド品の販売が横行しています。特にナイトマーケットの女人街(ノイヤンガイ)では、頻繁に「ブランド品あるよ。安いよ」などと声をかけられますが、絶対に耳を貸してはいけません。

香港では模造品(偽ブランド品)の持ち出しは違法です。法に触れるだけではなく、偽ブランド品の購入を強要されるなどのトラブルに巻き込まれる危険性もあります。

女人街はとても楽しい場所ですが、偽ブランド品の声掛けには気を付けてください。


香港旅行中に気を付けたい場所

前述の通り、香港は比較的治安がよく特別危険な場所はありませんが、やはり繁華街はトラブルが起こりやすいこともあり注意が必要です。

どのような場所でどのように気を付けるべきかを見ていきましょう。

重慶大廈(チョンキンマンション)

重慶大廈は映画「恋する惑星」にも使われたマンションです。一見するとマンションというよりただのビルなのですが、中は複雑に入り組んでおり、雑貨屋や安いゲストハウスが入っていることで有名です。

場所は九龍・尖沙咀地区にあります。換金レートがいいからと、重慶大廈での両替をオススメしているガイドブックもあり立ち寄る観光客も多いです。

気軽に立ち寄る観光客も多いのですが、重慶大廈は長らく強引な客引きやぼったくりが多発していた治安の悪いビルです。

警察による取り締まりが強化されたあとも、やはり客引きに強引さを感じるという声もありますので、観光中は気を付けるようにしましょう。

また、そのような背景がある場所ですので、両替をする際は周囲によく確認して、財布やパスポートから目を離さないようにしてください。

尖沙咀(チムサーチョイ)一帯

先程の重慶大廈があるのも尖沙咀です。尖沙咀は海に近く高級ホテルが立ち並ぶ非常に華やかな場所です。水辺の景色を見るために訪れる予定の方も多いでしょう。

特段危険性が高いわけではありませんが、典型的な繁華街ですのでスリには気を付けてください。強引な客引きを行う店もありますので、そちらにも注意が必要です。

また、深夜帯は治安が急激に悪くなりますので、夜景を見たら早めに引き上げることをオススメします。特に女性だけの旅行の場合、21時には尖沙咀をあとにした方がいいでしょう。

女人街(ノイヤンガイ)

先程、偽ブランド品の警告で登場した女人街ですが、偽ブランド品以外にも注意したい犯罪があります。それは「スリ」です。女人街は簡易的な店舗が軒をなしているナイトマーケットです。道幅が狭く常に人で混雑しています。

人と人との距離も非常に近くスリにとっては格好の場所です。女人街を訪れるときは、必ず前にかけるバッグや斜め掛けのカバンを前で抱くようにして持ってください。リュックは危ないので避けたほうが無難です。

心配な方は不必要な現金や私物などをホテルにおいてから出かけるといいでしょう。ズボンのポケットにスマホを入れる方が多いですが、女人街散策中は絶対にカバンの中に入れておいてください。


香港で安全に過ごすために

ここまで香港で気を付けたい犯罪や場所について解説してきました。ここからは香港滞在をより安全にするためのワンポイントアドバイスを紹介していきます。

食事

香港は広東料理(海産物を取り入れたあっさりした味が特徴)のレストランが多く日本人の口にもよくあいます。飲茶やマンゴーデザートなども有名ですね。

衛生状態は良好ですが、生ものは避けるようにしましょう。火がしっかり通った料理を食べるようにしてください。

一部のお店では水道水で氷を作っている可能性があります。信頼のおける飲食店以外では、水や氷にも口をつけないようにすることをオススメします。

ホテルに置いてある無料のミネラルウォーターを持ち歩いたり、コンビニで購入したりしたペットボトルに入った水を飲んでください。

フルーツを絞ったジューススタンドなども包丁・まな板が水道水で汚れている可能性があります。ジュースも信用できる衛生的なカフェやレストランでのみ飲むようにしてください。


海外旅行保険に入っておこう

どれだけ気を付けていても、不運なことにトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。万が一に備えて必ず海外旅行保険に加入してから出国するようにしてください。

事故や病気に備える以外にも、スリや置き引きが多いことに留意して携行品損害保険が入っている海外旅行保険を選ぶといいでしょう。

海外旅行保険はクレジットカードにも付帯されていますので、事前に自分のクレジットカードに保険が付帯されていないかを確認し、付帯されていない場合は別途保険に入ることを強くオススメします。

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香港の治安はいいけど注意は怠らないこと!

香港の治安は比較的良好で衛生状態も悪くありません。ただし、繁華街や人の多いところではスリや置き引きに気を付ける必要があります。

カバンの口は閉める、不必要に現金を多く持ち歩かない、荷物から目を離さないなど基本的なことをきちんと守りましょう。