愛煙家は知らないと大変な目に遭ってしまう香港のタバコ事情

愛煙家は知らないと大変な目に遭ってしまう香港のタバコ事情

香港にタバコってどのくらい持ち込み可能だったっけ?確か2カートンまでは持ち込んで大丈夫!そんな事を考えていると香港に入国した瞬間に悲惨なことに…今回は、愛煙家が知っておかないと大変な事になる香港のタバコ事情についてまとめてみました。

香港のタバコ事情:どこで喫えてどこで喫えない?

タバコ

香港では基本的に屋内の公共の場所は全面的に禁煙です。ということで、レストランやバーの店内は禁煙です。喫煙所以外の場所でタバコを喫っているのを発見されると罰金をとられます。お店の中や公共の場所には「罰金」の張り紙があちらこちらにペタペタと貼られています。

室内にはペタペタ「禁煙」の張り紙がある割には、屋外は禁煙が厳しくなく街中には、下がゴミ箱になっているオレンジ色の灰皿が設置してあります。屋外でも禁煙が騒がれていて路上で喫煙すると罰金をとられる日本と比べると屋外の規制は強くないです。なので、香港では歩いていると歩きタバコをしている人を見かけるし、それをそのままポイ捨てしている人も見かけることがあります。

屋内の公共の場所は全面禁煙と言っているわりに、香港国際空港には「喫煙室」があるし、その他の公共の場所にも喫煙室があったり、喫煙所と書いてなくても灰皿が設置してある場所があったりで、日本みたいには厳しく禁じられていません。

なので、愛煙家の方にとってもそんなに「喫えない」と嘆く環境ではないです。ちなみに、

その「違反禁煙」に違反したした場合の罰金は5,000香港ドル(約7万円)という金額になっています。

喫煙者が多く禁煙に関する諸策を施したにことによって香港の今の喫煙率は11%と一番最初に禁煙法令が施行された1982年当時の23.3%から大幅に下がっています。

香港のタバコ事情:香港に持ち込み大丈夫なタバコの本数

instagram-image

ri.uj.0193

では、タバコの持ち込みについてどうでしょう?香港に持ち込み大丈夫なタバコの本数は19本までです。あれ?普通の一般的なタバコって1箱20本入っていなかったっけ?そうです。行きに空港で1本吸ってその残りを持ち込んだ程度なら大丈夫!とでも言いたそうな中途半端な本数が香港に持ち込みOKなタバコの本数です。2カートンというのは以前の話で2019年現在では19本となっています。

この数だと、タバコ好きの旅行者が数日滞在するにはちょっと少ない本数だと思います。

香港のタバコ事情:2カートン持ち込んだらどうなるの?

instagram-image

ayumi5531

2カートンのタバコを香港に持ち込んだ場合

自分でタバコを持ち込んだことを報告して香港に19本以上のタバコを持ち込んだ場合

2カートンのタバコだと合計本数が400本となり、19本は免税なので残りの381本に課税対象となってしまいます。

1本につき1.7香港ドル(22円程)を支払う必要があるので381×22円(1.7香港ドル) = 8382円 と8400円程の税金を徴収されます。

国内でタバコを買うのと同じような金額になってしまい、運んだだけ手間がかかって免税の意味がなくなってしまいます。

自分でタバコの持ち込みを申告しなかった場合

上に、自分でタバコの持ち込みを申告した場合を載せましたが、普通は持ち込んだことを申告せずに隠しておくか、よく知らないから申告しないかのどちらかでしょう。

タバコの持ち込みを申告せずに税関に入国審査の荷物から2カートンのタバコがみつかってしまった場合に、5倍ほどの罰金が追加されてします。

そうなると

381本にタバコに対して1本あたり9香港ドルの金額が必要になります。

381×124 = 47244円 ということで、5万近くの金額を徴収されます。

香港に入った瞬間に約万円ものお金を徴収されてしまいます。「知らなかった」といってみても「香港の法律だから」と言われて支払いは免れません。

なので19本以上のタバコを持ち込まないよう注意しましょう。

香港のタバコ事情:隠しておいてバレる可能性はあるのか?

Airport security check

香港に20本以上のタバコを持ち込むと罰金をとられたりしますが、隠しておけばいいんじゃない?そんなに簡単にはばれないでしょう?そんなことを思う人もいるでしょう。スーツケースに隠しておけばバレないでしょう?そんなことを考える人もいるでしょう。基本的に、香港に入国する人すべての荷物を全てチェックしているわけではありません。香港に入国する人の荷物を抜き打ちでX線検査をしていて、入っていた場合にはバレてしまいます。その確率がどのくらいかはわかりませんが、検査で発覚してしまった場合には別室に連れていかれて、罰金刑と没収のとなってしまいます。別室に連行されるとなんとなく怖いし、日本国のパスポートを持つものとして恥だし、時間がかかってしまう場合もあり観光に支障をきたす場合もあります。

香港のタバコ事情:紙巻きタバコ以外のタバコの持ち込み

instagram-image

qianpp_cigar

今まで紹介してきたのは、紙巻きたばこの話ですが現在日本では電子タバコなども大分普及しています。ここからは紙巻きタバコ以外はどうなのか見てみます。

葉巻

少し前の香港映画では、香港のマフィアのボスなどは葉巻をふかしているシーンをみかけますが、そんな葉巻は…

葉巻の持ち込みは1本まで大丈夫です。ボスのマネをするなら現地で調達するしかなさそうです。

電子タバコ

「アイコス」「グロー」「VAPE」まどの電子タバコは、全面持ち込み禁止…バレてしまって愛機を没収となってしまった悲しいので持ち込まない方がよさそうです。

その他たばこ製品

具体的にはわかりませんが、その他たばこ製品25gか持ち込み大丈夫とありました。

香港のタバコ事情:香港でタバコを買うととっても高い

instagram-image

kido_arata

たった19本しかタバコを持ち込めないのではヘビースモーカーのような人では1日で喫いつくしてしまって、2日目にはタバコが無いという事態になってしまい仕方ないから「購入する」ということになります。香港ではコンビニなど簡単にタバコが買える場所でタバコの金額を見てみるとほとんどが日本円にして800円超えとなっていて、最近は高くなったな…と思う日本よりもさらに高い金額でタバコが販売されています。コンビニ以外でもタバコを売っている店もあるようですが、地理に詳しくなく、よく言葉もわからない中簡単にタバコを入手できるのはセブンイレブンなどのコンビニになります。また、国の税金の問題などの問題でこの金額になっているので、どこに行ってもそんなに安売りしているとは思えません。

国で税金を決めているものと言えば、タバコの次にはお酒が浮かびますがビールなどのお酒は日本とあまり金額が違わない200円台で売っています。

香港のタバコ事情:まとめ

instagram-image

la.mia.luce

香港は、「禁煙」箇所が多いのにかかわらずそんなに厳しくない一面もあるので、タバコを喫うところが無いというほどは厳しくありません。が、香港へのタバコの持ち込みは19本以内なので本数は厳し目になっています。それ以上持ち込んで発覚した場合には5倍ほどの罰金をとられてしまい、2カートンも持ち込んだ場合には持ち込んだタバコは没収されて日本円にして50000円近くもの罰金をとられてることになります。なので、タバコを多く持ち込むのは避けた方がいいです。電子タバコは全面的に持ち込み禁止なので、持っていけません。あまり持ち込めないのでコンビニなどでタバコを購入することになりますが、香港はタバコが800円以上と日本よりは結構高い価格で販売されています。