親日としても有名な台湾は、気軽に行ける旅行先としても人気。
そんな台湾では、中国語が学べると留学先でも人気なのはご存知でしたか?さらに世界中から留学生が集まるため、同時に英語もマスターできる、一石二鳥な留学先です。
台湾への留学で必要な持ち物や、台湾留学事情についてもご紹介します。
目次
台湾留学に必要なもの
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台湾へ留学が決まったら、必要なものは余裕をもってそろえておきましょう。
日用品や生活用品を除いたもので必要なものは、次の6項目です。
パスポート
台湾へ入国するために必要なものなので、留学が決まったら早めに作成しておきましょう。
またすでにお持ちの人は、有効期限の確認も留学期間内に合ったものか確認しておいてください。
航空券(できれば往復)
日本からは毎日台湾への運航ありますので、比較的取りやすい航空券。往路の航空券の必須性はありませんが、あらかじめ購入しておくと安心。
また最近はウェブチェックインができる航空会社も多いため、ペーパーレス化していますが万が一のために、e-チケットなど印刷しておくことをおすすめします。
入学許可証・必要であればビザも
留学が決まれば入学許可証が発行されますので忘れずに持っていきましょう。
なお台湾では90日以内であればノービザで留学できます。長期の留学を考えている人は、あらかじめビザが必要となりますので注意が必要。
ビザの種類は大きく分けて次の2つです。
- 停留ビザ・・・90日以上
- 居留ビザ・・・180日以上
いずれも、留学専用のビザとなります。
長期留学される人は、間違えないように手続きしてくださいね。
現金・クレジットカード
留学中は何かとお金がかかりますので、ある程度まとまったお金が必要となります。
ただし多額のお金を持っていくのは盗難などの理由からおすすめできません。為替の変動もあるため、現地ではクレジットカードを使った方が便利です。
クレジットカードは、対応していない国際ブランドもありますので、違った国際ブランドを2~3枚持っていくことをおすすめします。
海外旅行保険への加入は忘れずに
半年以内の留学を考えている人は、海外旅行保険への加入は忘れずに手続きを済ませておきましょう。
海外旅行保険は、携行品損害も付いているので万が一盗難にあっても安心です。
ちなみに、海外旅行保険は出国日の自宅を出るときから保険適用となりますので、早めの申し込みがベスト。
万が一半年以上の留学をする場合は、台湾の国民健康保険に加入することになりますので注意して下さい。
電子辞書
台湾に限らず、留学するときに便利なのが電子辞書です。
中国語を学ぶために必要な字体も載っているため、漢字を勉強するにはかかせないアイテム。
台湾でも購入できますが、やはり性能や使い勝手の良さから、日本から持っていくことをおすすめします。
台湾の留学は北京語が学べる!そして英語も!
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台湾で留学するときに学べる言語は中国語になります。
中国語には、北京語や広東語などさまざまな方言がありますが、その中でも標準語とされている北京語が台湾で学ぶ言語なんです。
台湾にも「台湾語」と呼ばれるものがありますが、実は話せる人は限られています。台湾人も日常会話は中国語で話しているほど。
台湾で学ぶ中国語は各数が多い「繁体字」
台湾で中国語を学ぶのにおすすめな理由は、漢字が日本とよく似ている点です。
中国で学ぶ漢字は「簡体字」と呼ばれるものに対し、台湾では「繁体字」という字体を使います。
たとえば「広い」という漢字をそれぞれに区別すると
- 繁体字・・・廣
- 簡体字・・・广
繁体字の方が、日本語により近いので頭に入りやすいのです。
また繁体字から学べば、簡体字もイメージが付きやすくなるので、今後簡体字も学ぼうという人にもピッタリ。
学校生活は英語を使うことが多い
治安のいい台湾へは、世界中から中国語を学びに留学生が集まります。
そのため普段の会話は英語を使うことがほとんど。英語が苦手な人も、強制的に英語を使わないといけなくなります。
初めのうちはうまく話せなかった英語も、気づけば日常会話ぐらいは話せるように。
同じ学生から英語を教えてもらえるので一石二鳥ですね。代わりに日本語も教えてあげると喜ばれるでしょう。
台湾への留学でおすすめの学校3選
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台湾にはたくさんの留学先があるため、実際にはどの学校を選んだらいいか迷います。
4年間しっかり大学生活を送りながら学びたい人、いつでも入校できる学校、とにかく学費を抑えたい人などさまざまな理由により、選ぶ学校も変わってきます。
今回はタイプ別に3つの学校をご紹介しますので、参考にしてください。
台湾師範学校:台湾の留学でもっとも有名な学校
台湾留学で必ず名前が挙がってくる台湾師範学校。
台湾師範学校のおすすめポイントは
- マンモス校で留学に力を入れており外国人が多い
- 外国人向けの語学教育に関しては最大規模
- 初級クラス~あるため、レベルに合わせてクラスを選べる
世界中からの留学生が集まるこの学校では、中国語は授業で学べるほか、英語も飛び交うので二言語を自然とマスターできるというメリットがあります。
また日本語のボランティアの人も滞在しているので、私たちには心強い味方。
多くの日本人も留学先として選んでいる人気の学校です。
阿甘語学学校:台湾のリゾート地でリーズナブルに
台南市に近い海に浮かぶ島、澎湖島にある語学学校です。
この阿甘語学学校は、少ないながらも全寮制となっており、その宿泊費もゲストハウス並みに安いんです。
阿甘語学学校のおすすめポイントは
- 少人数制で学べる(マンツーマン・グループレッスンは希望で選択可能)
- 1日4コマ制で、好きなときに好きなコマ数を選べる
- 台北市よりも物価が安い
- ご飯もリーズナブルで、とくに海鮮が美味しい
素朴な街並みでどこか懐かしい雰囲気の澎湖島は、台湾のリゾート地としても有名。
その島にある学校は授業料も宿泊費もリーズナブルなんです。
たとえば相部屋でグループレッスンを受けた場合の1ヵ月の料金は、宿泊費込みでも約56,000円。授業は自分のペースで選べるので、集中的に勉強したい日は、夕方までレッスンを組み込むことも可能。
休日は国内線を利用して台北に遊びに行くこともできます。
家電製品も必要なものは寮に完備されているので、支出も抑えることができ穴場の学校といえますね。
中国文化大学:時期を選ばす入校が可能
私立の大学で近くには台北市立図書館もあり、勉学に励むには最適な場所にある学校です。
中国文化大学のおすすめポイントは
- 毎月開学しているので、自身のプランに合わせて入校が可能
- 早く申し込めば割引もあり、長く学ぶなら長期割引もある
- 日本語での説明会がある
アジア圏からの留学生がとくに多く集まり、台北にある留学先でも比較的リーズナブルな学校です。
また学校行事も盛んでさまざまなイベントが開催されているため、友達作りにもいい機会となりますね。
外国籍の実習生を設けているため、学校での困ったことや相談にものってもらえ、留学生の不安を払拭してくれます。
この中国文化大学は、勉強に集中できるよう施設面も充実。
パソコンルームや図書館はもちろん、自習室などさまざまな部屋が設けられていますので、気分転換に部屋を変えながら勉強するのもいいですよ。
まとめ
台湾への留学は、中国語(北京語)はもちろん、世界各国からの留学生が多いため英語も自然と学べます。
一度に2言語学べるのは大きいですよね。
親日国の台湾で、留学ライフをエンジョイし、世界中の友達を作ってみませんか。