台湾のタクシーは日本と同じメーター制のためとても安心。
そして料金が日本よりも安いため、気軽に利用することができるのも嬉しいです。
台湾のタクシーは安心といわれていますが、やぱり日本とは違う点も多くあります。
台湾へ行くときには、料金や乗り方をしっかりマスターしてトラブルのないようにしましょう。
台湾のタクシーの料金について
t_k_o2012
日本と同じメーター制を取り入れているので、安心して乗ることができます。
台湾のタクシー料金について詳しくみていきましょう。
台湾のタクシー料金:初乗り運賃
台湾のタクシーは安いので、移動の手段としてもおおいに利用できます。
初乗り運賃と、その後の追加料金は以下のとおりとなります。
- 6~23時(1.25㎞)・・・70元(約250円)
- 200m(1分20秒ごと)・・・5元(約18円)
日本の半額以下で乗れるので、気軽に利用できますね。
もし、タクシーを予約で呼んだ場合は、上記の料金にプラス10元かかる仕組みとなってます。
台湾のタクシー料金:夜間料金
日本と同じように、台湾のタクシーにも夜間料金が存在します。
ただし、夜間料金も安いので気軽に使えるというメリットもあります。
- 23時~6時・・・プラス20元(約70円)
メーター表示している金額に20元を足せば、夜間料金として成立。
外国人にも分かりやすい料金体系になっていますね。
台湾のタクシー料金:春節料金
日本でも大きく取り上げられる「春節」
台湾でも大型連休である春節の時期には、割増の春節料金が設定されています。
こちらはどの時間帯に乗っても
- プラス20元(約70円)
となります。
ここで注意することが。
春節の時期に、夜間タクシーを乗った場合は
- メーター料金+夜間料金+春節料金
- となりますので、メーター料金にプラス40元支払う必要があります。
台湾のタクシー料金:サーチャージについて
台湾のタクシーでは、メーター料金のほかにサーチャージが発生する場合があります。
これは、タクシーの料金に応じてプラスで支払わないといけないもの。
台湾での一般的な料金のサージャージを挙げておきますので、乗車時の参考にしてください。
メーター料金の表示(元) | サーチャージ料金(元) |
70~90 | 0 |
100~140 | 5 |
150~195 | 20 |
200~245 | 30 |
90元以上の距離を乗る場合は、サーチャージ料金を控えておくことをおすすめします。
台湾でタクシーに乗る方法
rau_taiwan
台湾でタクシーに乗るながれは、基本的には日本と同じ。
なので、それほど戸惑うこともありませんが、乗車方法を知っていれば、なお安心ですよね。
それでは台湾でのタクシーの乗り方についてみていきましょう。
タクシーに乗る方法:ドアは手動式
日本と大きく違うのが、ドアが手動式であるということ。
日本のように勝手にドアは開きませんので、タクシーを捕まえたら自分で開けましょう。
開けるときは、後方からバイクなど来てないかも確認してくださいね。
タクシーに乗る方法:目的地は紙に書くのがいちばん
目的地はGoogle MAPを見せてもいいでしょう。
ただし、いちばん確実なのは紙に書いてみせること。住所を言ってもわからないドライバーもいます。
目印になるものを紙に書いて渡すといちばんベスト。
もしくは主要な通り名を書くといいですよ。
タクシーに乗る方法:支払いは日本と同じ到着してから
支払いは後払い制なので、日本と同じように目的地についてから支払えば大丈夫。
ただし、先ほどの夜間の乗車や春節時期の乗車はプラス料金が発生しますので、メーターをみて確認しましょう。
なお、台湾ではチップ制はありませんので、金額通りの支払いで問題ありません。
台湾のタクシーに乗るときの注意点
takapprs
日本とは違うルールがある台湾では、タクシーに乗るときはいくつか注意することがあります。
日本のタクシーの自動ドアがどれほどありがたいものか、台湾に行くと身に染みるでしょう。
以下の5つの点にはとくに注意してください。
タクシーに乗ったらシートベルトは必ず締める
日本でもタクシーに乗ったら、シートベルトの着用を促されますが、台湾でも同じです。
ただ、日本と事情が違い、シートベルトの着用をしなかった場合は罰金が発生してしまいます。
その額は、4,500元(15,570円)も。
※2019/6/25現在 1元=3.46円
シートベルトをしなかっただけで高額な罰金を取られますので、近距離であっても必ずシートベルトの着用はしましょう。
お釣りをもらえないことがあるので100元札と硬貨を多めに用意
台湾のタクシーでは、お釣りをじゅうぶんに用意してない運転手は多いです。
なので、高額紙幣を出すとお釣りをもらえない可能性も出てきます。
タクシーに乗るときは、大きくても100元札、さらに硬貨も多めに用意しておくと安心。
多くの場合、200~300元で足りる移動になりますので、250元を目安にするといいでしょう。
クレジットカードOKな場合でも乗る前に確認を
台湾にもクレジットカード支払いが可能なタクシーはあります。
ただし、中にはクレジットカードの支払いを嫌う運転手もおり、断られることも。
タクシーに乗る前に、クレジットカードがOKか確認してから乗りましょう。
タクシーを降りるときは歩道側から。後方にも注意を
タクシーを降りる場合も手動なので、ドアは自分で開ける必要があります。
台湾は日本と違い、右側通行。ドアを開けるときは、右側のドア(歩道側)を開けるようにしましょう。
また、バイクが頻繁に通り危ないので、ドアを開けるときは後方にも注意してください。
くれぐれも左側のドアを開けることはしないようにしましょう。
日本のような歩行者優先というイメージは台湾にないので、とても危険です。
海外でよくある「客引き」タクシーには乗らない
台湾でも客引きタクシーはみかけます。中には悪質なドライバーもおり、トラブルのもとになりかねません。
メーターを動かしていない、または怪しいお店に連れていかれるなど危険なにおいがするドライバー。
台湾で安全にタクシーに乗るには
- 流しのタクシーをつかまえる
- 正規の場所で車列しているタクシーに乗る
を心がけるようにしてください。
台湾のタクシーは配車アプリも便利
liangdaoqi
台湾にも配車アプリは数多くあります。
その中でも、私たちが使いやすい配車アプリはUberです。
流しのタクシーは不安という人は、配車アプリを使う方法もありますよ。
配車アプリ:Uber
欧米を中心に人気のUberは、台湾でも活躍しています。
台湾のドライバーは中国語しか話せない人も多いため、会話なしで目的地まで連れて行ってくれる配車アプリは、旅行者の強い味方。
Uberの特徴として
- 支払いはクレジットカード経由なので、現金のトラブルがない
- Uberはいたるところで走っているため、呼んでも待ち時間が短い
- 目的地はアプリ上で設定するので、会話不要
- 事前に料金が把握できる
先ほどもお伝えしたように、台湾のドライバーはお釣りを用意してないことが多いです。
そんなときにも、Uberなら事前に登録しているクレジットカードでの支払いなので、お釣りをもらえなかった、小銭がないなどの心配はありません。
そして、台湾ではとくに女性の夜一人でのタクシー乗車は危険とされています。
Uberなら登録されたドライバーなので、そのような心配もなく、安心して乗ることができます。
台湾に行く前に、日本でアプリ設定をしておきましょう。
まとめ
台湾ではMRT(地下鉄)やバスの移動もいいけど、タクシーも安いので気軽に利用できるのが嬉しいですよね。
タクシーならディープな場所へも簡単に行けます。
夜間は配車アプリを利用するなど、工夫しながらタクシーを利用してみましょう。