オランダは治安が良く安全で、一人旅におすすめの国です。首都アムステルダムは運河の街と言われており、ゆったりとした雰囲気の中で多くの観光スポットを歩いて見て回ることができるので、一人旅であっても観光を満喫することができます。
ここでは、オランダの一人旅のコツや注意点を解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
目次
オランダの一人旅は楽しくておすすめ!見どころが多いのも魅力
オランダを一人旅すると、絵本のようなかわいい街並みや美術品、美しい景色を楽しむことができます。
オランダには、
- 首都アムステルダム
- たくさんの風車を見ることができるザーンセ・スカンツ
- 女王が住むエレガントな街 ハーグ
- ミッフィーの故郷として知られているユトレヒト
- 画家レンブラントの故郷であるライデン
- オランダの第二の都市で、近代的な魅力があるロッテルダム
など、観光都市がたくさんあるため、見どころがたくさんあり、飽きることがありません。
交通網が発達しており移動も簡単なので、いくつかの都市を周遊する一人旅もおすすめです。
オランダの一人旅では現金はどれくらい必要?
オランダの現地通貨は「ユーロ」ですが、現金を多く持ち歩くとスリに狙われる危険があるため、一人旅の間はクレジットカード決済をメインにした方が安心です。
ただ、郊外の観光地の売店など、ちょっとした買い物であったり、利用料金がかかるトイレなどで現金が必要な場合もあるため、ある程度は現金のユーロを持っておきましょう。
ユーロは、
- 日本の出発空港の両替所
- アムステルダムの空港の両替所
- アムステルダム市内の両替所
など、色々な場所で両替できますが、割高なレートで損をしてしまう場合もあります。
ユーロが必要なときには
現地のATMを使って、クレジットカードでキャッシングがおすすめです。
クレジットカードを使ってキャッシングをすると、数千円単位で必要な時だけ必要な分のユーロをこまめに出金することができ、多くの現金を持ち歩く心配がありません。
また、キャッシングと聞くと「利息が高いのではないか」と心配になる人も多いのですが、帰国後にすぐ繰り上げ返済をすると、ほとんど利息がかからないこともメリットです。
両替所を利用するとすぐに「観光客」とわかってしまいますが、現地の人と同じようにATMを利用すれば、スリにも狙われにくくなります。
まずはオランダの到着空港にあるATMで、海外キャッシングをしてユーロを用意するようにしましょう。
オランダの治安は良い?女性の一人旅でも大丈夫?
オランダはチューリップやミッフィーのイメージなど「平和で治安が良い国」という印象が強いのですが、実際も比較的治安が良く、女性の一人旅でも安心して行ける国となっています。
オランダは国民性も穏やかで優しく、一人旅でも不安を感じることなく、リラックスして旅を楽しめる環境にはありますが、気を付けるべき点もあります。
海外の中では比較的治安が良いとされるオランダであっても「日本とは違う」ことを常に頭に置いておきましょう。
殺人などの重犯罪は心配ありませんが、オランダの一人旅を楽しむための注意点を紹介していきます。
オランダの一人旅で気を付けるべきこと①自転車の盗難
オランダは自転車大国とも呼ばれており、多くの人が自転車を利用しています。
もちろん、観光客もレンタルの自転車を借りて、自転車で気軽に観光して回ることもできるのですが、自転車の盗難には気を付ける必要があります。
ほんの数分であっても、自転車から離れるときはチェーンなどを使ってしっかりとロックをするようにしましょう。
オランダの一人旅で気を付けるべきこと②自転車専用道路
オランダでは自転車専用道路というものがあり、自転車やスクーターなどがスピードを出して走っています。
歩道と間違えると、自転車の人から怒られたり、接触してケガをしてしまう場合がありますので、「歩道か自転車道路か」をよく確認するようにしましょう。
よくわからない場合は、現地の人達がどうしているかを観察し、同じように行動すると安心です。
オランダの一人旅で気を付けるべきこと③スリ
オランダでは重犯罪は少ないものの、観光客が多く訪れるため、スリやひったくりが多いので常に気を付けるようにしましょう。
特にアムステルダム中央駅周辺や、観光客で混み合っているところでは多く出没すると言われています。
リュックではなく、身体の前に持つタイプのカバンを利用する、貴重品から目を離さないないなどの工夫が必要です。
オランダの一人旅で気を付けるべきこと④飾り窓でのマナー
アムステルダムには、以前船の乗務員たちが利用していた売春地帯が今でも残っており、その地域は「飾り窓」と呼ばれています。
ここは観光客が訪れる観光スポットになっているものの、実際に働いている女性や利用客もいるため、写真撮影はしないようにしましょう。
カメラを持っているだけでも誤解を受けますし、観光客狙いのスリも潜んでいますので、カメラはかばんの中にしまったままにしておくと安心です。
また、周辺には合法ドラックを扱うお店も多く、夜間は合法なものだけではなく、違法ドラッグがやり取りされることもあります。
有名な観光スポットではありますが、夜間に飾り窓地域を訪れることはやめておきましょう。
オランダの一人旅で気を付けるべきこと⑤カフェの種類を確認
オランダでは素敵な雰囲気のカフェも多く、「どのカフェに入って休憩しようか」と考えるのも楽しみの一つです。
しかし、オランダでは、コーヒーなどのお茶をするのは「カフェ」、マリファナなどのソフトドラッグを扱うお店は「コーヒーショップ」という風に住み分けがされています。
「コーヒーショップ」は通常のカフェではありませんので、お店に入るときには看板を確認するようにしましょう。
オランダの一人旅で気を付けるべきこと⑥声をかけてくる人には注意
オランダでは、マリファナなどのソフトドラッグは成人は多少買うことができるものの、ハードドラッグはすべて違法となっています。
しかし、そのことを知らない観光客相手に「合法だから」とハードドラッグを売ろうとしてくる人もいますので、知らない人から話しかけられたらきっぱりと断るようにしましょう。
オランダの一人旅で気を付けるべきこと⑦カジノの換金所
オランダのアムステルダム、ライツェ広場の近くには、オランダ最大のカジノがあり、観光客も楽しむことができます。
しかし、カジノで遊び終わった後は注意が必要です。
換金所近くで待ち伏せて、大金を受け取った人に目星をつけ、長時間尾行したあと、隙を見てナイフで脅して現金を奪うという手口が多く報告されています。
彼らは、交換所で実際にお金をもらっているのを確認してから尾行しているため、「お金をもっていない」と嘘をついても逃れることはできません。
カジノを利用する時には、交換所周辺で不審な人がいないか、特に注意するようにしましょう。
オランダの一人旅の費用はどれくらい?ツアー利用の方がお得?
オランダへの一人旅の費用は、ローシーズンでは15万円前後、ハイシーズンでは30万円ほどとなっています。
アムステルダムへは日本から直行便が出ており、8万~20万ほどが相場です。
しかし、シーズンによってかなり価格が変わりますので、旅費を安く抑えたい人は、一人旅の時期を慎重に検討しましょう。
宿泊費は1泊4000円~15000円ほどで、ホテルのランクによって変動します。
オランダへの一人旅では、航空券やホテルなどを自分で探して手配する人が多いのですが、最近では「一人利用でも追加料金がかからないツアー」も多く販売されるようになってきています。
一人旅用ツアーに含まれている費用は
- 往復の航空券代
- ホテル宿泊代(朝食付き)
というシンプルな物が多く、希望に合わせて
- 空港からホテルまでの送迎
- 郊外を観光するオプショナルツアー
を申し込むことができます。
「一人旅をゆっくり楽しみたいけれど、航空便やホテルなどの手配は面倒」という人は、このような一人旅用ツアーを活用しても良いでしょう。
オランダの一人旅でのホテル選び おすすめの立地はどこ?
オランダの一人旅では、ホテルに滞在する時間も楽しみたいですよね。
一日の終わりをゆっくりと凄し、疲れを取るためにもホテル選びはとても大切ですので、価格だけではなく立地にこだわって探してみましょう。
アムステルダムのホテルは、ホステルであれば3000円~5000円ほど、ホテルであれば10000円~15000円程度をみておくと良いでしょう。
ホテルの場合は一室ごとの価格設定が多いため、1人利用は、2名利用時よりも割高になりますので、安く滞在したいならホステルが良いでしょう。
オランダ一人旅におすすめのホテル①アムステルダム中央駅周辺
アムステルダム中央駅は交通の中心のため、このあたりを宿泊の拠点にすると郊外まで観光に行くときにもとても便利です。
駅は東京駅のモチーフになったこともありとてもかわいらしく、立地も運河の中心にあたるため、いくつもの方角にのびる運河を眺めることができます。
また、このあたりは毎晩ライトアップされてとても美しく、夜遅くても観光客が多く出歩いているため、夜一人で外に出ても問題ありません。
夜遅くまであいているレストランやカフェで一人旅の夜を楽しむことができます。
オランダ一人旅におすすめのホテル②アムステルダム国立美術館周辺
アムステルダムはゴッホやレンブラントなどの芸術の街でもあり、世界の中でも美術館や博物館が多いと言われています。
美術品をじっくりと見て回りたいという人には国立美術博物館周辺のホテルがおすすめです。
どの美術館も混み合いますが、周辺のホテルに宿泊していれば朝一番に並ぶこともできます。
また、ゴッホ美術館は金曜日は夜22時まで開館しています。
この美術館エリアに宿泊していれば、夜の帰路を気にせずにギリギリまで鑑賞することができるのも魅力です。
オランダの一人旅で病気やケガになったら?海外旅行保険に加入していこう
オランダの一人旅の途中で病気になったりケガをしても、海外旅行保険に入っていれば安心です。
一人旅は自由に観光スポットを見て回ることができる楽しみがありますが、トラブルにあった時には、相談する人がいないため、心細くなりがちです。
しかし、海外旅行保険に入って入れば、体調が悪くなっても高い治療費のことを気にせず病院に行くことができます。
海外旅行保険の保険料がもったいない、わざわざ保険加入の手続きをする時間がない、という人は「海外旅行保険が付帯しているクレジットカード」を作っていきましょう。
年会費が無料で、海外旅行保険がついているクレジットカードを出国前に作っていけば、「実質保険料が無料」となり、なおかつオランダでケガや病気になったときでも、治療費を補償してもらうことができます。
また、最近はクレジットカードに付帯している海外旅行保険のほとんどが「キャッシュレス診療」となっており、治療費を立て替える必要がありません。
病気になったときには
- 海外旅行保険のデスクに電話をする
- 病院を紹介してもらう
- その病院に行って診察を受ける
- クレジットカードを見せれば、お金の立て替えも必要なく、支払額ゼロでホテルに戻れる
という仕組みになっているので、ストレスなく病院に行くことができます。
まとめ
オランダは治安が良く、女性でも安心して一人旅を楽しめる国です。しかし、安心して旅行するために「スリに狙われないように海外キャッシングを利用する」「もしものときのために海外旅行保険に加入する」などの工夫は必要です。オランダへの一人旅をしっかりと楽しんでくるためにも、保険などの準備はしっかりとして行きましょう。
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クレジットカードは海外旅行の必需品とはいっても、どのクレジットカードを作るとよいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
そんな方に胸を張っておすすめできるのが、百貨店マルイが発行しているエポスカードです。雑誌やトラベルブロガーに海外旅行用コスパ最強カードとして頻繁に取り上げられています。
海外旅行に行く際は、海外旅行保険に加入する必要があることは理解しているけど、実際海外旅行保険を使うことはなく、なんだか海外旅行のたびに海外旅行保険代5,000円程度を損した気持ちにもなりますよね。
エポスカードは年会費が永年無料であるにも関わらず、空港に向かうための鉄道代金(SuicaやPASUMOなどへのチャージ、定期券利用も含む)などで1円以上カードを利用するだけで海外旅行保険(三井住友海上火災保険提携)が無料で付いているのでカードを作ってしまえば、これらの悩みを今後将来に渡って解決してくれます。
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