読者の皆さん、海外旅行をする時、現金など貴重品ををショルダーバッグに入れていませんか?そうすると、すられる可能性があるんです。
手持ちの現金は最小限にして、支払いはクレジットカードにすると、少しでも被害に合う率を減らすことができます。現金が必要な時は現地の銀行のATMを利用しましょう。
今回はショルダーバッグに貴重品すべてを入れ、大変怖い目に遭った筆者の苦い経験から、その危険性と被害に遭わないための対策方法についてお話しします。
ショルダーバッグの危険性
海外旅行では空港をはじめ、頻繁にパスポートを提示したり、搭乗券を見せたりするので、すぐ取り出せるようにショルダーバッグに貴重品や財布を入れている方が多いでしょう。
数年前の冬休み、大学の同僚と学生を連れて、スラムの子どもたちの支援をするためにインドに行きました。
それまでに25回ぐらいインドに行っていましたから、地理的なもの、文化的なものは一応分かっていたつもりでした。
目的地はラジャスターン州のウダイプルです。手配していたドライバー付きのバンで、デリーからジャイプルへ。
そこの大学生やスラムの子どもたちと交流し、翌日インドで一番神聖だとされるヒンズー教徒あこがれの巡礼の地、プシュカルに着きました。
しかし、その日の午後、フリータイムのためマーケットに行っていた私は、宿泊しているホテルの前まで同僚と歩いて帰って来た時、大変な目に遭いました。
ホテル前という心のスキをつかれ、インド人大学生二人が乗ったバイクに後ろから襲われ、ショルダーバッグをひったくられそうになったのです。
私が斜め掛けにしていたショルダーバッグをバイクの後ろに乗っていた大学生が取ろうとし、ゆっくりでしたがバイクが前進していたため、私は横向きに数メートル引きずられてしまったのです。
同僚の悲鳴でホテルのスタッフ全員が出てきて、すぐ医者を呼んでくれました。
幸い、首にも異常はなく、難を逃れたのですが、引きずられた体の右半分が内出血してしまいました。
その夜は、私はもちろん、一緒に行った学生も食事がのどを通りませんでした。
対策方法
以上の体験から、それ以後、私は海外旅行の際はショルダーバッグの斜めがけは止めました。
問題は2点あります。一つはショルダーバッグが斜めがけされていたこと。それにより、バッグごと盗まれることは免れましたが、怪我をしてしまいました。
バッグを盗まれたうえ、頭を石にでもぶつけていたら、、、と考えると恐ろしくなります。
もう1点はショルダーバッグは縦横30㎝ぐらいの大きさで、かなり容量があり、一緒に行っていた学生の資料、旅行関係の資料に加え、現金やパスポートなど貴重品のすべてが入っていました。
そういう経緯があって、今では、パスポートやカード、小銭、スマホは小さくて目立たないポシェットに入れています。
便利なクレジットカード
上記のような苦い経験から私がたどり着いた結論は、「海外旅行中は現金は最低限にし、必要な分だけカードで現金化する方法」に変えた方が安全だということです。
先日、バルカン半島5カ国をめぐってきました。国ごとに通貨が違うため、クレジットカードが大変役に立ちました。
現金しか使えないような小さな店や、国境越えで必要な少額の現金は現地のATMでおろしました。手数料はかかりますが、わずかです。
カードを落としたり、盗まれたら怖い!という声が聞こえてきます。それは国内の日常生活でも言える心配事ですよね。
あなたは落とすのが怖いからカードを日本の街でのショッピングに使いませんか?現金ばかり使いますか?
私は万が一の時に備え、日頃からカードの裏面にあるカード会社(または銀行)の緊急連絡先を控えています。
いまでは、旅先で現金が必要な時は、現地のATMで引き下ろすことに決めました。結局その方がレートも良く(その日のレートで、空港で両替するよりも率が良い)、小さなポシェットだけで身軽に動けることになりました。
これまで、50カ国以上、ずいぶんマイナーな土地にも行きましたが、ATMが一つもない所はありませんでした。山奥にでも行かない限り、銀行はあり、ATMは必ずあります。
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まとめ
以上、筆者の遭った怖い経験から学んだ旅の知恵、「ショルダーバッグは止める」「旅先ではクレジットカードで、現金化」についてお話ししました。
事故に遭った状況を、今思い返すとインド人大学生を刺激してしまった状況を反省します。
その大学生二人は、地元の政治家の息子でした。おそらくデリーからトヨタの新車大型バンでプシュカルの街に入った私たちを見かけたのでしょう。
極力、目立たないようにすることも海外旅行をする時の大切な心掛けではないかと思います。
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