ヤフーカードはTポイントがしっかりと貯まる、年会費無料のカードとして人気があります。しかし、ヤフーカードには海外旅行保険が付帯していません。海外旅行に行くときには、現地で病気になったりケガになったときのために保険をかけていくことが大切ですので、海外旅行保険が付帯したクレジットカードを持っていくことをおすすめします。ここでは、海外旅行保険が充実しているおすすめのクレジットカードの二点について詳しく説明していきますので、参考にしてください。
目次
ヤフーカードには海外旅行保険がつかないので注意!
ヤフーカードはTポイントを貯められることで人気のクレジットカードです。
・1%の還元率でTポイントを貯められる
・Yahoo!ショッピング・ロハコで買い物をすると、還元率が3倍になる
・ファミマやドラッグストラ、TSUTAYAなど、Tポイントと提携しているところでポイントを貯めたり、使ったりすることができる
という嬉しいメリットがあるので、普段使いのクレジットカードとしては優秀なカードといえるでしょう。
しかし、ヤフーカードには海外旅行保険がついておらず、海外旅行のときに持っていくカードとしては不安が残ります。
「海外で利用することができれば、どのクレジットカードでも同じでは?」と思う人も多いかと思いますが、最近は海外旅行保険が付帯しているクレジットカードが増えてきており、病気やケガをしたときに補償を受けられる「海外旅行保険が付帯しているクレジットカード」を持っていく方がお得です。
年会費無料のクレジットカードを選べば、別途海外旅行保険に入るための「保険料」をゼロにすることができ、何かとお金がかかる海外旅行の費用を抑えることができます。
海外での医療費は高額!海外旅行保険に加入しよう
海外では日本に比べて医療費が高く、1日の入院で100万近くかかったり、盲腸の手術で数百万円の費用を請求されたという話もあります。特にアメリカの医療費が非常に高いことで有名ですが、タイなどのアジア地域であっても、日本よりかなり高い医療費がかかってしまうのです。
もしも海外旅行保険に入っていない状態で、現地で病気やケガになってしまった場合、医療費が高額すぎて、命にかかわる状態であっても満足がいく治療を受けられなかったり、治療ができたとしても、残っている家族に大きな負担をかけてしまうことになります。
何事もなく海外旅行を楽しんでくる人がほとんどではありますが、万が一のために、海外旅行保険に入っていった方が安心です。
「海外旅行保険を改めて入るのは面倒だし、保険料がかかるのも気になる」と感じている人は、充実した海外旅行保険が付帯されているクレジットカードを選ぶようにしましょう。
海外旅行保険が充実しているクレジットカードは?
海外旅行では、必ず保険に入っていくことをおすすめしますが、最近ではクレジットカードに海外旅行が付帯しているものが増えてきており、わざわざ海外旅行保険に入る必要がなくなってきました。
特に、年会費無料のクレジットカードで海外旅行保険がついているものは、海外旅行保険目的でカードを作った後も、保有するコストがかからないのでおすすめです。
「海外旅行保険が付帯している年会費無料のクレジットカード」としては
① エポスカード
② 楽天カード
の二つが有名です。
これら二つのカードは、ユーザーからの評価も非常に高く、これらのカードを持っていくだけで、海外旅行中は安心して過ごすことができます。
海外旅行保険が充実しているエポスカードを解説
「海外旅行に行くならまずはエポスカードを作ろう」と考える人も多いのではないのでしょうか。エポスカードは、海外に行く人にとってはそれほど有名なカードです。
エポスカードは年会費無料で、一度カードを作った後に利用がなくても「年会費だけ毎年引き落とされてしまう」ということがないので、気軽に作ることができるのが魅力です。
また、学生も申し込みが可能で「審査が厳しくて通過できないのではないか」と不安を感じる人にとっても、比較的敷居が低いクレジットカードということができるでしょう。
エポスカードの補償額はこのようになっています。
利用条件 | 自動付帯 | |
傷害死亡・後遺障害 | 500万 | |
疾病治療 | 270万 | (1回の病気につき) |
傷害治療 | 200万 | (1回のケガにつき) |
救護者費用 | 100万 | (1旅行につき・年間限度額100万円) |
携行品損害 | 20万 | (1旅行につき・年間限度額20万円) |
賠償責任 | 2000万円 | (1旅行につき) |
海外旅行先のトラブルで一番多いのは「傷害治療」「疾病治療」となっています。
エポスカードの「疾病」「傷害」の補償額はそれぞれ270万と200万となっており、非常に充実しています。
年会費無料のクレジットカードの中では、一番補償額が多いことがメリットです。
年会費が無料で海外旅行保険が付帯している「リクルートカード」と「楽天カード」と比べても、一番良く利用されている「疾病や傷害の補償額」はエポスカードが一番高くなっています。
カード名 | リクルートカードJCB | 楽天カード |
年会費 | 年会費無料 | 年会費無料 |
利用条件 | 利用付帯 | 利用付帯 |
死亡・後遺障害 | 2000万 | 2,000万 |
疾病 | 100万 | 200万 |
傷害 | 100万 | 200万 |
賠償責任 | 2000万 | 200万 |
救護者 費用 | 100万 | 2,000万 |
携行品損害 | 20万 | 20万円 |
年会費無料で海外旅行保険が充実しているクレジットカードは「エポスカード」と「楽天カード」が有名ですが、「自動付帯(利用条件がなく、持っているだけで補償を受けることができる)」と「疾病・傷害の補償額」の2点において、エポスカードの方が優れています。
エポスカードは、海外旅行には必ず持っていきたいクレジットカードのうちの一つであると言えるでしょう。
エポスカードのメリットをまとめると、
・年会費が無料なこと
・疾病や傷害の補償額が多い
・自動付帯なので利用条件を満たす必要がない。カードを持っているだけで補償してもらえる
・学生でも作ることができ、審査があまり厳しくない
という3点です。海外旅行に行く人は、是非エポスカードを作っていくことをおすすめします。
海外旅行保険が充実している楽天カードを解説
海外旅行保険が充実しているクレジットカードとして、エポスカードの次に有名なのが楽天カードです。楽天カードも年会費が無料で、充実した補償を受けることができます。
楽天カードとエポスカードの大きな違いは「自動付帯か、利用付帯か」という点です。
エポスカードは、カードを作って保有しているだけで、補償を受けることができます。しかし、楽天カードは利用付帯のため、一定の条件を満たす必要があります。
楽天カードで海外旅行保険の補償を受けるためには、以下の2つの条件のどちらかを満たす必要があります。
① 自宅から出発空港までの交通費を楽天カードで決済する
② 海外旅行の代金(ツアー料金や航空券代)を楽天カードで決済する
楽天カードでは、海外旅行の代金を支払うのではなく「自宅から出発空港までの交通費を支払う」だけでも、利用条件を満たすことができるので、かなりハードルが引くくなっています。
決済金額も1円以上となっていますので、「自宅から最寄り駅までのバス代」「電車運賃の一部」「駅から空港までのバス代」など、1円以上の決済を楽天カードで行えば、それで海外旅行保険が有効になり、何かあったときには補償を受けることができます。
クレジットカードの中には「旅行代金を支払わなければならない」と決められているものもありますが、旅行代金のような高額な決済は、普段ポイントを貯めているクレジットカードで行いたいですね。
楽天カードは、交通費を1円以上決済すれば良く、旅行料金の支払いに楽天カードを使う必要がないのが嬉しいポイントとなっています。
もちろん、年会費も永年無料ですので、カードを持つコストもかからず、利用条件のハードルも低く、充実した補償を受けられるおすすめのクレジットカードです。
エポスカードと楽天カードを二枚持つと補償額がアップ!
エポスカードも楽天カードも、充実した補償が受けられる海外旅行保険ですが、実は「クレジットカードに付帯している海外旅行保険の補償額は合算できる(障害死亡や後遺障害は除く)」というルールがあります。
「傷害死亡や後遺障害補償」は、保有しているクレジットカードの補償額の中で「一番高いもの」が採用されますが、疾病や傷害治療費用など、その他の補償は、以下の表のように合算することができるので、補償額をより高めることができます。
保険の種類 | エポスカード | 楽天カード | 合計 |
傷害死亡・後遺障害 | 500万 | 2,000万 | 2000万(補償額が高い方を適用) |
傷害治療費用 | 270万 | 200万 | 470万 |
疾病治療費用 | 200万 | 200万 | 400万 |
救援者費用 | 100万 | 200万 | 300万 |
賠償責任(免責なし) | 2000万円 | 2,000万 | 4000万 |
携行品損害(免責金額3,000円) | 20万円 | 20万円 | 40万 |
海外での医療は高額なことで知られていますが、虫垂炎にかかったときの手術費用を国別に比較すると、このようになっています。
虫垂炎(盲腸)の手術 | |
日本 | 60万円 |
パリ | 100万円 |
ロンドン | 95万~140万円 |
ソウル | 50万~60万円 |
バンコク | 50万円 |
北京 | 10万~160万円 |
バリ | 70万円 |
ゴールドコースト | 80万円 |
カナダ | 80万円 |
ホノルル | 300万円 |
特にアメリカの医療費は高額であることが知られており、入院1日で100万かかる場合もあるとのこと。できれば、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持ち、万が一のときのために備えていく方が安心です。
年会費無料のクレジットカードであれば、海外旅行のために作ったあとも、費用が一切かかりませんのでおすすめです。
JCB カード S/JCB CARD W
JCB カード SやJCB CARD Wも海外旅行傷害保険が付帯した年会費無料カードで、空港に向かうための鉄道代金やタクシー代、バス代、航空券代、ツアー代金などでカードを利用するだけで最高2,000万円の手厚い海外旅行傷害保険が無料で付きます。
また、JCB カード Sなら年会費永年無料カードなのにAmazonやセブン-イレブンでは常時1.5%還元となっており、さらに、39歳以下の人限定で発行できるJCB CARD Wなら基本の還元率1%で、Amazonやセブン-イレブンでは常時2%還元なので普段使いも意識される方はJCB カード S/JCB CARD Wがとてもおすすめです。
最短5分で発行することができるので海外旅行出発まで時間のない方にもおすすめです。
- 年会費永年無料
- 海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)
- 最短5分で発行可能 ※9:00AM~8:00PMでお申し込みの場合
- Amazon/セブン-イレブンで常時1.5〜2%還元
まとめ
海外に行くときには、体調が悪くなったり、ケガをしたときのために海外旅行保険に入っていくことが大切です。風邪の診察だけで何十万円もかかることもありますので、エポスカードや楽天カードのような、年会費無料で海外旅行保険が充実しているクレジットカードをもっていくことをおすすめします。保険があれば、体調が悪くなったときでも気軽に病院に行くことができますし、安心して旅行を楽しむことができますよ。
エポスカード
クレジットカードは海外旅行の必需品とはいっても、どのクレジットカードを作るとよいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
そんな方に胸を張っておすすめできるのが、百貨店マルイが発行しているエポスカードです。雑誌やトラベルブロガーに海外旅行用コスパ最強カードとして頻繁に取り上げられています。
海外旅行に行く際は、海外旅行保険に加入する必要があることは理解しているけど、実際海外旅行保険を使うことはなく、なんだか海外旅行のたびに海外旅行保険代5,000円程度を損した気持ちにもなりますよね。
エポスカードは年会費が永年無料であるにも関わらず、空港に向かうための鉄道代金(SuicaやPASUMOなどへのチャージ、定期券利用も含む)などで1円以上カードを利用するだけで海外旅行保険(三井住友海上火災保険提携)が無料で付いているのでカードを作ってしまえば、これらの悩みを今後将来に渡って解決してくれます。
傷害死亡・後遺障害や賠償責任の補償金額が3,000万円と無料のクレジットカードでは最高レベル手厚い保証内容になっているので、エポスカードの海外旅行保険のみでより安心して海外旅行に行くことができます。
年会費無料で海外旅行保険がついているだけでなく、他にも下記のメリットもあるので、エポスカードは海外旅行に最適かつ国内でも使えるコスパ最強カードと言われています。
クレジットカード選びや海外旅行保険選びのために時間を毎回使い続けるのをやめるために、年会費無料のエポスカードをサクッと5分で作りましょう。