楽天プレミアムカードは、楽天カードの上位版的な位置づけのクレジットカードです。
海外旅行保険や空港のラウンジ利用などの付帯サービスが充実しているので、海外旅行へ行く方に特に人気が高いカードです。
楽天プレミアムカードの年会費は税込10,800円と、決して安くはありません。それなのに人気が高いのは、年会費10,800円分を十分に元が取れる仕組みになっているからです。
今回は、楽天プレミアムカードの人気の理由を徹底的に解説します。
目次
楽天プレミアムカードって何?
楽天プレミアムカードのサービスを、年会費無料の楽天カード・年会費2,160円の楽天ゴールドカードと比較した表が以下の通りとなります。
楽天カード | 楽天ゴールドカード | 楽天プレミアムカード | |
年会費 | 永年無料 | 2,160円(税込み) | 10,800円(税込み) |
利用可能額 | 最高100万円 | 最高200万円 | 最高300万円 |
楽天市場でポイントアップSPU | ポイント+最大3倍 | ポイント+最大4倍 | ポイント+最大4倍 |
海外旅行保険 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 | 最高5,000万円 |
国内旅行保険 | – | – | 最高5,000万円 |
動産総合保険 | – | – | 最高300万円 |
旅行デスク | – | – | 海外トラベルデスク |
プライオリティパス | – | – | 無料 |
国内空港ラウンジ | – | 主要国内空港ラウンジ無料 | 主要国内空港ラウンジ無料 |
他の二種類と大きく違う点は、
・海外旅行保険の補償が手厚い
・国内旅行保険や動産総合保険のサービスがある
・海外旅行のトラベルデスクのサービスが受けられる
・プライオリティパスが無料で発行できる
というところです。特に海外旅行に行く方にとっては必須のクレジットカードであるといえます。
海外旅行へ行く方への楽天プレミアムカードのメリット
海外旅行へ行く方にとって、大きなメリットとなるのが以下の2点です。
・海外旅行保険が自動付帯で、病気やケガへの補償は300万円まで可能
・プライオリティパス(年会費429ドル)が無料発行!空港VIPラウンジが無料で使える
これらのサービスについて詳しく解説し、楽天プレミアムカードのデメリットはないのか?についても見ていきます。
楽天プレミアムカードの海外旅行保険は自動付帯!
楽天プレミアムカードを持つ理由の一つが、「海外旅行保険が自動付帯」というところです。自動付帯ということは、旅行代金をカード払いしなくても、カードを持っている時点で保険が適用されるということですね。
ちなみに年会費無料の楽天カードの場合は、旅行代金か交通費をカードで支払うなどの利用条件を満たした場合のみ海外旅行傷害保険が適用される形となっています。
また、海外旅行保険の内容も、一般の楽天カードよりかなり手厚い内容になっています。
楽天プレミアムカードの海外旅行保険の手厚い補償内容
保険の種類 | 保険金額 | 楽天カード | 楽天プレミアムカード |
傷害死亡・後遺障害 | 最高額 | 2,000万円 | 5,000万円 |
傷害治療費用 | 1事故の限度額 | 200万円 | 300万円 |
疾病治療費用 | 1疾病の限度額 | 200万円 | 300万円 |
賠償責任(免責なし) | 1事故の限度額 | 2,000万円 | 3,000万円 |
救援者費用 | 年間限度額 | 200万円 | 200万円 |
携行品損害(免責金額3,000円) | 年間限度額 | 20万円 | 50万円 |
上の表で確認していただくと分かるように、楽天プレミアムカードは年会費無料の楽天カードに比べるとかなり保証が手厚くなっています。
特に海外旅行保険で最も使われている「病気・ケガ」への補償が300万円までというのは嬉しいポイント。一般的なクレジットカード付帯の海外旅行保険では100〜200万円ほどが主流となっているので、高い補償額が魅力です。
これだけの保証があれば、別で海外旅行保険を契約する必要はありませんね。しかも、キャッシュレス診療が使えるので、現地で治療費を立て替える必要もありません。
楽天プレミアムカードが選ばれる理由は「プライオリティパス」にあり!
楽天プレミアムカードの最大のメリットのひとつが、「プライオリティパス」で空港のVIPラウンジが無料で利用できることです。
プライオリティパスとは、世界120カ国400以上の都市や地域で、900ヶ所以上の空港ラウンジが利用できる会員制サービス。
楽天プレミアムカード会員なら、プライオリティパス会員カードが無料で発行できます。
多くのクレジットカードで使えるのは「カードラウンジ」と呼ばれるもの。カードラウンジでは、スナックやソフトドリンクといったちょっとした飲食が無料でできます。
「プライオリティラウンジ」の場合は、ちゃんとした食事からアルコール類まで食べ放題、飲み放題。併設してあるシャワールームでフライト前にシャワーを浴びたり、マッサージチェアで休むなんてことも。空港でかなり贅沢な時間を過ごすことができます。
プライオリティパスだけでもカードの年会費の元が取れる?
プライオリティパスは通常、会員プランによってこのような年会費がかかります。
会員プラン | スタンダード | スタンダードプラス | プレステージ |
年会費 | US$99 | US$299 | US$429 |
会員利用料金 | US$32 | 無料10回、その後US$32 | 全て無料 |
同伴者利用料金 | US$32 | US$32 | US$32 |
楽天プレミアムカードで受けられるのは、プライオリティパスの中でも最高ランクの「プレステージ会員」と同様のサービス。通常なら年会費429ドル、約47,000円ほどかかるので、これだけでも楽天プレミアムカード年会費の10,800円の元はとれる計算です。
他にもプライオリティパスの無料発行ができるクレジットカードとして「MUFGカード プラチナアメックス」や「セゾン プラチナビジネスアメックス」がありますが、どちらも年会費は約2万円と高くなっています。
楽天プレミアムカードのただ一つのデメリット?家族に保険が適用できない?→解決方法あり
「楽天プレミアムカードは家族に海外旅行保険が適用できない」という話を聞いたことがありませんか?
これは半分本当で半分違うといえます。
家族カードを作れば家族の海外旅行保険も適用される!
楽天プレミアムカードの海外旅行保険の適用範囲は本人のみ。
しかし、家族カードを持っている家族が同伴する場合は、その家族に海外旅行保険が適用されるのです!
ただし保険が適用されるのは「家族カードを持っている家族」のみ!家族カードを持っていない場合には、ぜひ申し込みしておきましょう。家族カードは年会費500円(税別)です。
家族カードを発行できない18才未満の家族には、別で海外旅行保険を準備する必要がありますね。
まとめ
楽天プレミアムカードの海外旅行保険は自動付帯ですが、家族特約がありません。年会費500円で家族カードを作ればその方にも保険は適用できますが、18才未満の家族には保険が適用できないということになります。
年会費10,000円で海外旅行保険が自動付帯で、空港のプライオリティラウンジも利用できるので、1人で海外旅行に行くという方にはかなりおすすめできるカードであるといえます。
他にも楽天プレミアムカードには「楽天市場での買い物でポイント5%還元」などのメリットがあります。普段から楽天市場でよく買い物をするという方は作っておいて良いかもしれません。
エポスカード
クレジットカードは海外旅行の必需品とはいっても、どのクレジットカードを作るとよいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
そんな方に胸を張っておすすめできるのが、百貨店マルイが発行しているエポスカードです。雑誌やトラベルブロガーに海外旅行用コスパ最強カードとして頻繁に取り上げられています。
海外旅行に行く際は、海外旅行保険に加入する必要があることは理解しているけど、実際海外旅行保険を使うことはなく、なんだか海外旅行のたびに海外旅行保険代5,000円程度を損した気持ちにもなりますよね。
エポスカードは年会費が永年無料であるにも関わらず、空港に向かうための鉄道代金(SuicaやPASUMOなどへのチャージ、定期券利用も含む)などで1円以上カードを利用するだけで海外旅行保険(三井住友海上火災保険提携)が無料で付いているのでカードを作ってしまえば、これらの悩みを今後将来に渡って解決してくれます。
傷害死亡・後遺障害や賠償責任の補償金額が3,000万円と無料のクレジットカードでは最高レベル手厚い保証内容になっているので、エポスカードの海外旅行保険のみでより安心して海外旅行に行くことができます。
年会費無料で海外旅行保険がついているだけでなく、他にも下記のメリットもあるので、エポスカードは海外旅行に最適かつ国内でも使えるコスパ最強カードと言われています。
クレジットカード選びや海外旅行保険選びのために時間を毎回使い続けるのをやめるために、年会費無料のエポスカードをサクッと5分で作りましょう。
JCB カード S/JCB CARD W
JCB カード SやJCB CARD Wも海外旅行傷害保険が付帯した年会費無料カードで、空港に向かうための鉄道代金やタクシー代、バス代、航空券代、ツアー代金などでカードを利用するだけで最高2,000万円の手厚い海外旅行傷害保険が無料で付きます。
また、JCB カード Sなら年会費永年無料カードなのにAmazonやセブン-イレブンでは常時1.5%還元となっており、さらに、39歳以下の人限定で発行できるJCB CARD Wなら基本の還元率1%で、Amazonやセブン-イレブンでは常時2%還元なので普段使いも意識される方はJCB カード S/JCB CARD Wがとてもおすすめです。
最短5分で発行することができるので海外旅行出発まで時間のない方にもおすすめです。