経済発展が目覚ましく、いまや世界経済の主軸である中国。日本からの海外出張先としても多くのビジネスパーソンが向かう国のひとつです。
中国出張が決まったら悩むのが持ち物。特に初めての中国出張であれば何を持って行ったらいいのか不安になります。中国出張の場合、他の国への海外出張とは違い、中国ならではの必要な持ち物もあります。
今回は、中国出張の持ち物を、必要なもの、あると便利なもの、に分けてリストアップし、中国出張ならではの持ち物についても詳しくご紹介します。
目次
中国出張に必要な持ち物
パスポート
残存有効期間に注意し、念の為にコピーも準備しておきましょう。
ビザ
中国は15日以内の滞在であればビザは不要ですが、ビジネスでの渡航の場合、15日以内であっても現地での仕事内容によってはビザが必要なケースがあります。会社側が準備することが多いかと思いますが、事前にしっかりと確認しておきましょう。滞在が15日以上の場合はビザが必要です。
航空券
最近はeチケットも多いですが、プリントアウトしたものとそのコピーも準備しておきましょう。
滞在先控え
中国では入国および出国時に出入国カードを提出する必要があります。滞在先を記入する必要があるため、滞在予定先の詳細が分かる予約確認書等を印刷しておきましょう。
ボールペン
ビジネス、特に出張時は筆記具が活躍します。中国では出入国カードを記入する必要があるため、ボールペンが必要です。すぐに使えるよう準備しておきましょう。
名刺
予備もしっかり準備しておきましょう。
出張先で必要な書類
先方に提示予定のプレゼン資料などの必要な書類は事前に準備しておきましょう。
海外旅行保険証
加入した海外旅行保険の保険証とそのコピーを準備しておきましょう。
クレジットカード
海外ではクレジットカードでの決済が最も便利かつメリットも大きいので、海外出張にも欠かせませんが、特にキャッシュレス化がかなり進んでいる中国ではクレジットカードは必須アイテムです。
パソコン、スマートフォン、カメラ、充電器
ビジネスに必須アイテムの電化製品は充電器も忘れないようにしましょう。中国では日本のコンセントがそのまま使えますので、変換プラグは不要です。
常備薬
中国ではゲストを盛大にもてなす文化があるため、接待など中国の方との会食がある場合、かなりの飲食量になります。また、街中の飲食店を利用した場合お腹を壊す可能性も十分に考えられますので、常備薬は必ず準備しておきましょう。
歯ブラシ、歯磨き粉
備え付けられていないホテルもあるので、使い慣れたものか、使い捨てのものをあらかじめ持参するのがおすすめです。
マスク
日本にも影響を及ぼしているPM2.5だけでなく、排気ガスなどでも大気の状態が良くないため、マスクは必須アイテムです。乾燥した機内やホテルでも活躍します。
ティッシュ、 除菌ウェットティッシュ
中国ではトイレにトイレットペーパーが備え付けられていないところも多いので、少し多めに持って行くと安心です。また、都市によっては衛生面で不安な場所もありますので、特に大都市部以外のエリアに行く場合などは、合わせて除菌ウェットティッシュもあると便利です。
スキンケア用品
中国はとにかく大気汚染がすごいので、ホテルに戻った後はしっかりと肌を保湿することをお勧めします。普段利用しているものを詰め替え、必要な分プラスアルファの量を持参するのがおすすめです。
中国出張にあると便利な持ち物
石鹸
ホテルによっては備え付けられていないことがあるので小さいものがひとつあると便利です。
スリッパ
備え付けられていないことも多く、機内や滞在先であるとリラックスもできとても便利です。
カミソ
ホテルに備え付けられていないことがあるので、必要な場合は持って行きましょう。
インスタント日本食
出張先の都市や利用するレストランにもよりますが、現地の中華料理は日本のものとは結構違い、人によっては口に合わないこともあります。滞在期間が1週間以上の場合や、短期でも荷物に余裕がある場合は持って行くことをお勧めします。
サプリメント
中国では生で野菜を食べることがほとんどありません。特に滞在が1週間以上になる場合はサプリメントを持参するのがおすすめです。
耳栓
中国のホテルでは外や宿泊客が騒がしいと感じることもありますので、耳栓があると役立ちます。
まとめ
中国は日本国内から3時間程度で行くことのできる日本からとても近い国ですが、環境だけでなく、文化や習慣なども日本と違う点も多くあり、出張の際の持ち物も他の国への出張とは違う点もあります。
中国には日系のコンビニなどもあり、割高にはなりますが日本のものも比較的簡単に手に入ります。長期滞在の場合は上記持ち物リストを基本にし、必要最低限のものを持参し、不足したり追加で必要になったものを適宜現地で調達すると荷物になりません。
ご紹介したリストをぜひ参考にして、より快適な中国出張にして下さいね。
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