香港とマカオはセットで回る方も多いですが、マカオだけ行きたいという方もいらっしゃいますよね?
日本からもマカオ行きフライトは出てますが、本数が少ないので利便性としてはイマイチ。
でも香港行きなら、フライトも多く地方からも運航しているので、香港経由でマカオに行くのがおすすめです。
そこでもっともおすすめなのは、香港国際空港から直接フェリーに乗るアクセス方法。
香港にいったん入国しなくてもマカオに行けるんです。
そんなおすすめなフェリーについてご紹介します。
香港からマカオへ行く3つのルート!フェリーは3か所から
香港とマカオは中国の特別行政区に指定されていますが、入国するにはそれぞれの都市で入国審査があります。
つまり空港外に出るためには、いったん入国審査を受ける必要があるんです。
マカオだけに行きたい場合、香港もマカオも入国審査を受けると余計に時間がかかり、移動の疲れも増します。
今回ご紹介する3つのルートのうち、2つは香港への入国審査が必要。
ただし1つは入国審査が不要なんです。
そのことも考慮してルートを検討しましょう。
2018年10月に開通した港珠澳大橋をシャトルバスで渡る
世界で最長の海上橋でもある港珠澳大橋は、完成までに約9年もかかった大作です。
全長約55㎞もある橋をシャトルバスを使って横断する方法。
今回の3つのルートの中でいちばん安い料金でマカオに行くことができます。
- 6:00~23:59・・・65HKドル(約880円)
- 0:00~5:59・・・70HKドル(約950円)
※2019年8月10現在:1HKドル=13.46円
なんと1,000円以下でマカオに渡れるんです。
料金をおさえたい方にはおすすめな方法。
ただし、香港に入国する必要があるため、その分時間がとられてしまうというデメリットも発生します。
香港とマカオ、両方楽しみたい方はいちばん安く行ける方法ですよ。
直行便がない飛行機は時間が想像以上にかかる
香港までフライトし、乗り継ぎでマカオに行こうとする場合、直行便はないため必ず1回は乗り継ぎが入ってしまいます。
その時間はトータルで4~5時間ですが、香港とマカオの距離は約65㎞。この距離を4~5時間かけて行くのは時間の無駄ですよね。
泉州や福州など、いったん中国本土で乗り継ぐためメリットはほとんどありません。
香港国際空港から直行で行けるフェリー
最後はいちばんおすすめのフェリーです。
香港国際空港以外にも、2つのフェリーターミナルがあります。
そちらは、香港の入国審査が必要なので、香港に行かない方にはおすすめできません。
その点、香港国際空港から出るフェリーは、入国審査をせずフェリーターミナルまで通過。
また所要時間も約1時間なので、移動時間も苦ではありません。
マカオへは香港の入国なしでフェリーで行ける!
香港への入国審査がないトランジット扱い、。
時間も短縮でき、わずらわしさも少ないので多くの観光客も利用している方法です。
それでは詳しく説明していきますね。
空港内に直結しているフェリーターミナル
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香港国際空港に到着してから、空港からいっさい出ることなくいけるフェリーターミナル。
ターミナルは「SkyPierⅡ」という名称です。
空港からフェリーターミナルまでの行き方はとても簡単。
- 空港到着したら「Transfer Areas Ferry Transit E2」を目指して進む
- フェリーの乗り継ぎカウンターがあるのでチェックインを済ます
- セキュリティを通過する
- APNのシャトルに乗ってフェリーターミナルへ向かう
フェリーの乗車券は、事前予約しておいてもいいですが、当日カウンターで購入しても問題ありません。
ちなみに運航しているフェリー会社は次の2社。
- ターボジェット
- コタイ・ウォータージェット
預け入れ荷物があった場合はどうしたらいいのかという点ですが、指定の航空会社に乗っていれば、荷物はフェリーに積み替えてくれるんです。
おもな指定航空会社は以下の通りです。
- JAL
- ANA
- キャセイパシフィック航空
- 香港エクスプレス
など。
日本から直行便で飛んでいる航空会社は、指定されているので安心ですね。
ターボジェットの料金設定
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ターボジェットには2種類の料金が設定されています。
- エコノミー・・・270HKドル(約3,700円)
- スーパークラス・・・435HKドル(約5,900円)
スーパークラスには、飲み物や食事が無料提供。
またVIP待合ラウンジも無料で使えるのでおとくです。
船内には、免税品も販売している売店もあるので1時間の船旅もあっという間に時間が過ぎてしまいますよね。
コタイ・ウォータージェットの料金設定
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こちらも2種類の料金設定になっています。
- エコノミー・・・270HKドル(約3,700円)
- ファースト・・・408KHドル(約5,500円)
ファーストならVIP待合ラウンジが使えるのはもちろん、無料WiFiサービスも提供しているので、インターネットも楽に使えます。
香港国際空港からマカオへフェリーで行くときの注意点は3つ
便利に乗り継ぎができるフェリーですが、飛行機の乗り継ぎとは多少違いがでてきます。
そのため次の3つについては注意が必要です。
航空券と同日でないとフェリーには乗れないのでフライト時間にも気を配る
意外な落とし穴ですが、香港に到着した同日にフェリーに乗り継ぐ場合でないと、このフェリーは利用できません。
そのため、マカオに行かれる場合は到着時間も視野に入れる必要があります。
また、フェリーの出発時刻も確認しておきましょう。
フェリーに乗るためには60分前までにチェックインが必要。フェリーカウンターと入国審査は近いので間違わないこと
フェリーカウンターへのチェックインは、フェリー出発の60分前と決まっています。
これは預け入れ荷物を移動する時間も含まれているため、時間は守るようにしましょう。
各航空会社が定めているフェリーまでの乗り継ぎ時間は2時間20分~。
個人で航空券・フェリーのチケットを購入される方は、この時間を目安にチケットを購入してください。
航空機遅延のデメリットを考えると、当日フェリーチケットを購入した方が無駄がありませんよ。
また、フェリー乗り継ぎカウンターと香港への入国審査の場所はとても近いため、誤って入国審査の方へ回らないようにしてください。
一度入国審査を受けてしまうと、空港からフェリーでマカオに向かうことはできません。
香港入国をしてしまった場合は、シャトルバスが安いのでそちらを利用しましょう。
預け入れ荷物は忘れずに申告をする
フェリーカウンターでチェックインするときには、次の3つの提示が必要です。
- パスポート
- 到着時のフライト航空券の半券
- 荷物のクレームタグ
航空券の半券とクレームタグで、係員の方が預け入れ荷物をフェリーまで乗せてくれます。
クレームタグの提示忘れは、乗り継ぎで荷物が運ばれません。
香港国際空港に置き去りになりますので、くれぐれもご注意を。
フェリーのチェックインが済むまではなくさないでおきましょう。
まとめ
マカオだけに行きたいという方は、断然香港国際空港からのフェリーがおすすめです。
香港の入国審査を受けなくていいので、時間の短縮にもなりますよ。
マカオは香港とはまた違った雰囲気で、カジノも盛んな都市。
異国情緒あふれる街並みとカジノ、思う存分楽しんでくださいね。
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