2019年10月には、日本も消費税10%に突入しますね。
私たちの負担がさらに増えるわけですが、このご時世、消費税がない都市があるんです。
それが100万ドルの夜景で有名な香港。
何を買っても消費税がゼロ。まるで一昔前の日本のように羨ましい限りです。
そんな香港でおとくに買い物をしてみませんか?まさかのブランド品も消費税がかかりませんよ。
目次
香港は消費税とは無縁。さらに酒税もかからない

香港には消費税というものが存在しません。
主要な国は、消費税の導入を取り入れてますが、香港は消費税を徴収しなくても財政が回る、なんとも羨ましい都市なんです。
余談ですが、日本の消費税の移り変わりも載せておきます。
日本の消費税の歴史 | |
1989年 | 3% |
1997年 | 5% |
2014年 | 8% |
2019年(10月) | 10% |
香港には消費税がない
私たちが買い物をするのにわずらわしいのが消費税。
お店によっては税込み価格や税抜き価格など、統一されていないのでレジでは思った以上に金額がかかることもあります。
香港では消費税がないから、このような心配も一切必要ありません。
表示されている価格だけを支払えばいいという、なんともシンプルに買い物ができます。
消費税だけでなく酒税も免除
なんと香港は消費税だけでなく酒税もかからない都市。
関税(輸入税)もかからないので、輸入物のお酒も安く飲むことができます。
たとえば、日本の主力ビール「アサヒスーパードライ」は日本よりも安く飲むことができるんです。
海外の方が安く飲めるのもおかしな話ですが、日本ではそれだけ酒税がかかっているということですね。
ただしアルコール度数30%以上のものは、酒税がかかる仕組みになっていますのでご注意ください。
ブランド品も消費税・関税なしの香港

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消費税がないから、ブランド品も日本より安く買うことができます。
さらに国外のブランド品は輸入しているため関税が別にかかりますが、これも香港ではなし。
二重の税金がかからないので、必然的に安くなります。
香港で免税店を利用するメリットは⁈
街中すべてが免税の香港で、免税店を利用するメリットってどうなのでしょう。
どの国でも、免税店で買い物をすれば空港での受取になりますよね。
香港では街中のハイブランドショップも免税だから、買ったその場で商品を受け取れます。
免税店を利用するメリットとして
- 正規品だから安心
- 免税店オリジナルの商品やお土産が買える
- 一度にブランド品を見ることができる
ということが挙げられます。
香港にはまだまだコピー商品が出回っているのは事実。なかなか自分で見分けが付かないものもあります。
その点、免税店なら正規品だから安心。
また限定品などがそろっているのも免税店ならではです。
香港のアウトレットでお買い得なブランドを買おう
香港にはアウトレットモールがいくつもあり、買い物意欲をそそられます。
消費税がかからない香港なら、もっと安くブランド品を手に入れたいですよね。
そんなときは、ぜひアウトレットモールを利用しましょう。
香港で安く買えるブランド品は
- プラダ
- ミュウミュウ
- ル・ブタン
- ロエベ
- フェラガモ
など。その他のブランドもアウトレットなら正規品よりも30%オフとかで買えます。
中には80%オフの掘り出し物も見つかるかもしれません。
数あるアウトレットモールの中でも、香港空港に行く途中にある「シティーゲートアウトレット」は品揃えも豊富なので、帰国日の寄り道として便利です。
ブランド品の化粧品も狙い目
同じく外国製の化粧品を使っている人は、香港での購入が狙い目です。
CHANELやLANCOMなど、高い化粧品も税金がかからない香港なら安く買うことができます。
日本人に合うように作られているアジア用の化粧品は、香港で買っても同じ成分。
普段使っている人は、まとめ買いをするチャンスです。
香港に行ったついでに、気になっている化粧品を試しに購入してみるのもいいですよ。
消費税のない香港で買い物を楽しもう!おすすめスポット

香港の買い物はブランド品だけにとどまりません。
香港はアジアの流通の拠点ともなっているので、日本に商品が入るよりも先に出回ります。
さらに香港のいいところは、日本では品切れ商品であっても在庫が残っていることが多いこと。
おしゃれ好きな人には、香港は最高の場所なんです。
スニーカー好きなら「スニーカーストリート」

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日本未発売も数多く取り揃えている、スニーカー好きには持ってこいのストリート。
大手スポーツ店やスニーカー専門店がひしめく通りです。
この通りのおすすめは
- 日本未発売のスニーカーが見つかる
- 日本では品切れの人気商品が見つかる
- レアなスニーカーがある
日本未発売のスニーカーはポイント高くないですか?
コンバースはアメリカのコンバースだと、日本で買うのは皆無。その点、香港なら手軽に購入することができます。
もちろん限定モデルも買えるので、コンバースファンにはたまりません。
日本で品切れの人気商品やレアなスニーカーは、プレミア価格がついて日本より高いこともありますので気をつけてください。
インテリア好きなら「ホライズンプラザ」

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香港島の最南端にあるホライズンプラザはアウトレットモールになります。
こちらは電車の開通によりアクセスの便がよくなり、さらに観光客も少なめなので穴場のスポット。
ブランド品も安く、スニーカーも安く手に入ります。
それ以上に、このモールはインテリア雑貨が豊富に取り揃えてあるため、インテリア好きにもおすすめ。
アウトレット価格だからお値打ち品が見つかる可能性大ですよ。
27階建てのモールでエレベータも4基ありますが、あまり来ないうえに混んでいるので、いっきに最上階に上り、階段を使って降りた方がスムーズ。
ホライズンプラザは、ショッピングに焦点を当てているので飲食店が非常に少ないです。
食べ物や飲み物持参で行かれることをおすすめします。
若手デザイナーのショップが集まる「PMQ(元創方)」

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1951年に建てられた歴史ある建物のPMQは、以前は警察宿舎でした。
しばらくの間、廃墟となり使い道がなかったこの建物は、リノベーションされて2014年6月にPMQとして生まれ変わりました。
このPMQはセレクトショップの宝庫。
多様多種なクリエイター・アーティスト・デザイナーなどが自らの作品を販売しています。
どれも個性あふれるデザイン、ハイセンスな商品ばかりで、女性の人はとくにこの場所を気に入ること間違いなしです。
館内の案内図や標識などもおしゃれで可愛い。
そして館内(宿舎)のなかは、無機質に見えるけど一つ一つの部屋はおしゃれに洗練されていて、ここの写真を撮るだけでもSNS映えしそうなほどです。
PMQにはたくさんのレストランやカフェも併設。
ショッピングの合間の休憩にピッタリです。グルメ好きもここなら飽きることはありません。
商業施設ですが、中には絵画のアトリエも。
アーティストがここで作業をして、そのまま絵の販売も行っています。
ここはウィンドウショッピングだけでも十分に楽しめる場所。
MTR上環駅のすぐそばなのでアクセスもバッチリです。
まとめ
今では当たり前になった消費税ですが、消費税がない買い物ができる香港は羨ましいですね。
ブランド品も日本よりおとくに買えるのは間違いなし。消費税がかからない分、買い物もおもいっきり楽しめます。
また、酒税もかからないから、旅行中のお酒代も安く済みますよ。
まさに旅行者にとっては天国の香港、ぜひ楽しんでください。