目次
マニアックな海外旅行先「バルバドス」
カリブ海に浮かぶ小さな国
世界的にも有名な歌手リアーナが育ったカリブ海に浮かぶ島国バルバトス。
バルバトスはカリブ海の西インド諸島の小アンティル諸島の南東に位置します。
日本からの直行便はなく、アメリカ、カナダ、イギリス乗り継ぎで行くことができます。
イギリス植民地時代があり、イギリスの独立後も良好な関係を続けており「リトル・イングランド」と呼ばれるほど、文化的にイギリスの影響を強く受けています。
1987年の独立21周年を記念してアーチがかけられたことでそこも観光地となっています。
世界遺産の街、ブリッジタウンは可愛い街並みがとっても素敵です。
実際に海賊が昔住んでいいたこともあり、海賊船体験アトラクションなどもあります。
街の人も親切で国民性も良く、治安面が不安なカリブ海の国々において、安全な国と言える場所です。
また、バルバトスの海はどこもとってもきれいです!
写真で見たことないような青く美しいグラデーションの海は、ビーチに着いた瞬間から目を奪われます。
ハワイなどの有名リゾート地よりも空いていて、リゾートアクティビティも楽しめます。
スキューバ―ダイビングやシュノーケリングでは魚やカメ、エイなどと一緒に泳ぐこともできます。
ほかにも、海上トランポリンやジェットスキーでアクティブに海を楽しんだり、岩場のない入り江で小さな子供も一緒に遊んだりできます。
そして、ぜひ行ってみてほしいのが、ハリソンズケイブという地下洞窟です。
バルバトスの観光スポットの中でも注目度が高い場所のようです。
洞窟内には、グレートホールと呼ばれる高さ15m以上の吹き抜けをはじめ、いろいろ観光できます。
ちなみに2種類の観光ツアーが選べますが、1つはトラムに乗って洞窟内を移動する方法で所要時間は1時間程度となります。
12月から4月が観光に最もよい時期とされています。
有名なリゾート地に飽きてしまった人いかがでしょうか?
マニアックな海外旅行先「パラオ共和国」
親日家が多い国!
火山とサンゴ礁からなる200以上の島々で構成された国のパラオ共和国。
太平洋のミクロネシア地域の島々から成り立っています。
成田空港からは直行便があり4時間45分です。
手間や時間のかかる経由便が苦手な方は、成田発の国際便を使うといいでしょう。
パラオは第一次世界大戦後に日本の統治領になり、日本語教育を受けることになったため、年配の人は日本語が話せます。
現在は親日家が多い国になります。
パラオの海には400以上の小さな島々が浮かんでおり、それらをロックアイランドと呼びます。
それら小さな島はマッシュルームのような形をしていおり、エメラルドグリーンのきれいな海に映えます。
ダイビングの聖地でもありますが、まずクルージングを楽しみましょう!
ダイビング、シュノーケリングでは大きなサンゴを見ることもできます!
きれいな海はハワイやグアムなどでも見ることができますが、パラオならではと言えばロングビーチです。
干潮時だけに出現するので奇跡のビーチと言われています。
時期や天候によって見られないこともあるので、もし見ることが出来たら幸運です。
だいたい、ロックアイランドとセットのツアーになっていますので、旅行を計画するときに調べてみましょう。
そして、ロックアイランドの間を抜けていくと、海の色が途中からガラリと変わります。
ここがミルキイウェイです。
乳白色のエメラルドグリーンは「石灰質の泥」によるもの。
この泥は美容効果があるという事で、顔や体に塗るのも楽しみ方の一つで全身真っ白になってみましょう!
さらにパラオでおススメしたいのが、ドルフィンズ・パシフィックです。
名前の通り世界最大規模のイルカの施設です。
イルカと直接触れ合うことができ、その特殊能力を思いっきり楽しむことができるプログラムがたくさんあります。
憧れのイルカの背びれにつかまって引っ張ってもらうドルフィン・シンフォニーや素潜りやダイビングしながらイルカが触れ合えるプログラムも用意されています。
さらには、イルカのトレーナーの仕事を一日体験できる素敵なプログラムもあります!
泳げない方でも、イルカと握手したりと楽しむことができます。
食では、マニアック中のマニアック、コウモリ料理を食べることができます。
その風貌から世界中でも良い印象を持つ人々は少ないと思いますが、パラオをはじめとしたミクロネシアの国々では名物料理となっています。
食感は鶏肉に似ているそうです。
スープで出てくることが多いそうで、まずくはないが、身が少ないと感じる方が多いようです。
コウモリを食べたことがある人はそうそう、いないと思いますので、パラオに来たら勇気を出して食べてみるのもいいでしょう。
半世紀にわたり、スペイン・ドイツ・日本の統治を受けてきた影響で様々な文化が混在しています。
その反面、昔ながらの宗教や風習、儀式も行っていますよ。
マニアックな海外旅行先「ジョージア」
行けば虜になること間違いなし!
ジョージアというと缶コーヒーしか思い浮かばない方も多いのでは!?
北はロシア、南はトルコとアルメニア、東はアゼルバイジャンに接しているコーカサス地方の国です。
日本からの直行便はなく、イスタンブールやモスクワ、カタールを経由することが多いです。
マイナーな国でありながら、美しい自然と独特の文化、おいしい料理で旅人の心をつかんで離しません。
ジョージアの玄関口となるのが、首都トビリシです。
中央にムトゥクヴァリ川が流れ、周囲を丘に囲まれた落ち着いた街です。
トリビシの街から坂道を30分ほど、上がれるのがナリカラ砦です。
ちょっとしたハイキング気分で上がれます。
ナリカラ砦の上まであがると、トビリシの景色を一望できます。
ちなみに、けっこう歩くのが大変なので、麓からロープウェイがあるので、ご安心を!
トリビシからも近く、地下鉄とバスで1時間程度の場所にあるのが、かつて繁栄したイベリア王国の首都だったムツヘタ。
ここは街全体が世界遺産になっています。
とても気軽に行ける世界遺産の街です。
また、トビリシから数時間で行けるのがシグナギ。
18世紀に建造された城壁に囲まれた城塞都市です。
城塞都市と聞くと軍事的な雰囲気なのかと思いますが、おそろいの屋根が並んでいる景色を見るとそんな感じはまったくしません。
しかも、ここは丘の上にあるので、北に連なる山脈と見渡す限りの平野の景色が最高です。
ゲストハウスに宿泊して散歩を楽しむのもいいでしょう。
そして、ジョージアは実はワインの発祥の地といわれています。
現在はグルジアワインとして、最近は日本でも販売されるようになりました。
ワインの生産が盛んなのは、テラヴィという街です。
この街では、ワインセラーで試飲もできます。
とても、飲みやすいということですので、ワイン好きの方は必見ですが、ワインが苦手な人も一度試してみてはいかがでしょうか?
マニアックな海外旅行先「イラン」
中東の世界遺産の宝庫!
中東で世界遺産が最も多く、モスクや遺跡など数多くの見どころがあるイラン。
現在、直行便(イラン航空)が運休しています。
そのため、トルコのイスタンブールやドバイあるいはドーハで経由していくことになります。
イランというと治安が心配な方が多いと思いますが、少なくとも現在のイラン国内ではそのようなこともありません。
むしろ安全な地域ともいえます。
イランを旅行した人によると、イラン人は非常に親切で優しいとのことです。
まず、イランで行ってみていただきたいのがゴレスターン宮殿です。
450年前に建てられた世界遺産にも登録されている宮殿です。
最初に城壁を造り、そのあと、宮殿が建てられました。
18世紀から20世紀まで始めてテレランをイランの首都としたガージャール朝の宮殿として建てられました。
重要な文化遺産として、宮殿内には多くの写真が収蔵されています。
そして、伝統的なペルシャ様式の工芸で施され、多くの装飾品は近代の技術が施されています。
現在は当時の10分の1の大きさになってしまっていますが、テヘランの城砦の中で最古で最も美しいと言われています。
そして、美しいと言えば、イラン、シーラーズの街にある礼拝道で早朝になると鮮やかな光と色が堂内に入り込み美しい世界をあらわすモスクがあります。
それが、マスジェデ・ナスゥーロル・モスク、通称ピンクモスクです。
外見のピンクがかった美しい装いから、そう言われるようになりました。
朝日の差し込む朝早い時間帯で、なおかつ、冬の天気がいい日を選ぶといいでしょう!
48本もの重厚な柱があり、床にはじゅうたんが敷き詰められています。
美しい荘厳な世界を楽しんでみてください。
最後にご紹介するのはツアーの名所であるペルセポリスです。
イランの南部にある世界遺産になっています。
古代オリエント紀元前に存在したアケメネス朝ペルシャの王都があった遺跡群です。
総面積約13万平方メートルの大基壇の上に諸宮殿が乗っているというかたちの、荘厳な土木建築物です。
100年かけて建築されたという記録があり、政治都市というよりかは祭りを行うために使われていたようです。
アレクサンドロス大王の攻撃で都市は破壊されてしまい遺跡となってしまいました。
遺跡となって2500年経った今も、圧倒的な存在感があります。
観光の注意点としては、砂漠の中にあるため、夏の昼間は非常に高温になることです。
飲み物を必ず持参して水分補給を忘れないようにしましょう。
驚くほど、治安が良く、見どころ満載なイランですが、まだまだ観光地としてはマイナーなスポットなので、いまのうちに行っておくべき国だと思います。
隠された魅力に気づける!
旅行好きで、もうありきたりなところには行き切った、もう飽きた、という方もいるのではないでしょうか。
人が行ったことないところに行きたいと感じているでしょう。
もちろん、有名な国や観光地には魅力がありますが、マニアックな国にはその国の知られていない隠された魅力があります。