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飛行機には飛行機専用耳栓がある?気圧によって起こる症状と対処法

飛行機には飛行機専用耳栓がある?気圧によって起こる症状と対処法

よく標高が高いところへ行くと、耳が詰まったような感覚になったり、キーンとなって気分が悪くなったりすることがありますよね。これは気圧の違いによって引き起こされるものなのですが、当然地面から空の上まで一気に上昇すると、あまりにも気圧が激しく変わるためにこういった違和感を生じるのです。

この記事では、飛行機に乗って耳がキーンとなってしまう原因・耳栓の使い方・その他の対策について詳しく触れていきます。

飛行機に乗って耳栓が必要になる理由は?

飛行機に乗って耳へ違和感を生じるのは「気圧」が原因になっているとお話しました。ちょっとした山でもそうなのですが、標高が高いところへ上ると気圧が下がるので、よくポテトチップスの袋が膨らんでいるのがイメージで紹介されます。あれは山の上の方が気圧が低く、袋を押さえつける力が少ないので膨らんでしまうのです。

これを耳に当てはめるとどうなる?

同様にして、離陸時は気圧の変化が不安定になり、耳の中に空気が入った感覚を生じるでしょう。これは鼓膜の奥にある中耳に、空気が入り込んだり出たりを繰り返しているからなのです。通常は、耳に空気が入っても耳管を通じて喉に抜けきり、空気が溜まっている感じはしません。

しかし、特別に離陸時でまだ体が環境の変化に慣れていない時に、空気が上手く体外に抜けないと、耳がキーンとする不具合が生じてしまうというわけです。

飛行機で使う耳栓は通常のものと違う

耳がキーンとするのを防ぐためには、実は飛行機専用の耳栓が必要で、耳から入り込んだ空気を口から出せるような工夫がなされています。普通の耳栓は単に真っすぐな形をしているのですが、飛行機専用の耳栓は、そこに逆流用の心臓弁にも似た円形のものがついているのです。

気圧の変化の影響で耳に空気が入ってしまっても、元に戻ることはないために、口から空気を出すように促し耳がキーンとするのを防いでいるのです。

普通の耳栓を使っても意味はないのか?

飛行機の耳栓用のものより柔らかく、真っすぐな素材で出来ている通常の耳栓ですが、飛行機の耳栓としての効果は少ない傾向にあります。飛行機の気圧の変化には対応しきれないということなのでしょう。しかし、気持ち的に何もしないよりも「耳栓をしている」と事実だけで、気持ちは落ち着くということは多いというのです。

飛行機に耳栓は添付品として置かれていることもあります。しかしもし万が一、普通の耳栓を使う事態に遭遇した場合にも、念のためつけておくと安心でしょう。

飛行機用の耳栓がない時の他の対処法は?

飛行機用の耳栓がない時・どうしてかこの方法が効かない時などに、他の改善策はないのでしょうか?人によって合う・合わないは異なりますから、色々試してみてください。

あくびをする

あくびのような大きく口の近辺を動かす運動をすることで、顎の辺りが動き、内耳に溜まった空気を外耳と同じくらいに保とうとする働きがあります。飛行機へ乗車する前にあくびをして、耳の違和感を取り除いて解決させる方も多いといいます。

飴をなめる、ガムを噛む

これも大きく口を動かす運動の1つです。しかし、どちらかと言うと耳がキーンとする前に、予防として行われることの方が多いでしょう。少し気分が悪くなった時に気分転換にも使えるため、海外旅行の際には常に携帯しておくことをおすすめします。

耳抜きを正しい方法で行なう

「バルサルバ法」という耳抜きの方法があるので、ぜひ実践してみてください。飛行機に乗る前に、予め花粉症・アレルギー性鼻炎のある方は、口や鼻から空気を出せなくなりたいへん危険なので、診察を受けておくことが望ましいでしょう。

まずは鼻から息を出して鼻をかむようにして、息がほぼ出せたと思ったら一瞬鼻をつまんで止めて、口からではなく鼻から空気を体外に出します。あまり極端にやると逆に具合が悪くなることもあるため、注意してください。鼻から出そうとすると耳の下の辺りに動きを感じて、上手く耳抜きできることが多いです。

症状が酷くならないように、あくび・飴・ガムなどと併用して取り組むのが理想的だといえます。

飛行機で耳栓をしないと航空性中耳炎となることも…

航空性中耳炎とは、耳のキーンという音だけにとどまらず、軽い痛み・耳が詰まる感覚などを生じる病気です。通常は適度な予防をすることでそこまで酷くはなりませんが、鼻炎の方・花粉症の方など鼻が詰まっていると、重症化しやすいと考えられています。

傷口を触られた時の痛み・耳鳴りが生じてきたら、中程度に酷くなってしまっています。

日本の航空会社には機内に点鼻薬が用意されていることも!

鼻の通りを良くする「点鼻薬」が薬局や病院で手に入ることでしょう。それに血管収縮剤が入ったものを患者の鼻から注入して、様子を見るというものです。中耳炎防止のためには、耳と鼻が繋がっていることを理解する必要があり、使い慣れている点鼻薬があるなら持参すべきでしょう。

気圧が安定するまでは飴やガムを噛んで過ごす

飛行機が離陸する直前は気圧が安定していないため、口を積極的に動かして、耳への障害を防ぎましょう。気圧が安定しないうちに眠り始めると、鼻と耳の呼吸が安定しなくなるため、上空に来てから耳の異常を訴える方も多い傾向にあります。

飛行機で耳栓をしないとこんな病気の発症リスクが高い

 

実は飛行機で耳栓をしないことに関しては、航空性中耳炎だけでなく、他の病気のサインも隠されていることまであるといいます。そう考えると改めて、飛行機用耳栓で耳・口を守ることの大切さが痛感できますよね。顔の表面にはいくつか副鼻腔という穴が開いてます。肉眼では確認することができない小さな穴でしょう。こちらも鼻の詰まりが悪いことで、副鼻腔も詰まるように炎症を起こしてしまい、口や鼻からの空気の出入りが上手く行かなくなってしまうわけです。

顔というのは鼻の近くだけでなく、眼の周辺やおでこの近辺に痛みを伴う可能性が高いです。航空性中耳炎同様、耳栓で対策を施しておきましょう。

乗り物酔い

人によって乗り物酔いする乗り物は異なりますが、三半規管の異常により、乗り物によっては酔ってしまう方がいらっしゃいます。飛行機で酔ってしまう方を「空酔い」と呼んでいます。風の影響を受けやすい場所での行動は避け、もしも不安が大きいならば酔い止めをあらかじめ服用しておけば安心します。

一般の乗り物同様に、食べ過ぎ・飲み過ぎ・空腹・長時間の読み物は、気圧が安定するまで避けるべきでしょう。

飛行機に乗る前にあらかじめ受診し耳栓などの相談をしておく

元々アレルギー体質の方、うっかり風邪をひいてしまった方は、飛行機に乗る前に耳鼻科へ相談しておくことが理想的です。あらゆる可能性を想定して、さまざまな症状別の薬を処方してくれる可能性も高いでしょう。

そして大切なのは、自分もさぞかし辛いことでしょうし、周囲の方にも少なからず迷惑をかけてしまいます。その不安が最小限になるように、ご自身でも十分対策をしておいてください。

まとめ

飛行機と耳栓に関して、ここまで大切な働きをしていることに驚いた方も多いのではないでしょうか?元々鼻が弱い方・知らずに耳抜きができてあまり支障が出ない方・いつも顔が痛くなる方など、それは個人差によって異なります。

初めて飛行機に乗る際には、最低限の飛行機用耳栓を持参し、風邪をひかないようにしっかり予防しておくことが重要でしょう。

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