インドネシア半島で南北に細長い国土をもち、正式な国家名を「ベトナム社会主義共和国」というベトナムは東南アジアの国の1つ。フランスの植民地であったことから、フランスの影響を受けたベトナムは、アジアにフランスのエスプリが融合して作り上げられた洗練で独特の家具や食事文化が残る国です。
そんなベトナムに行こうと思った時に、ベトナムへの入国方法を知っておくと慌てることなく準備ができますね。今回は、日本人が申請するベトナムビザのなかでも、観光や留学あるいは海外出張などのように高頻度のビザを中心にご紹介していきます。
あなたが必要なベトナムビザはどのビザになるでしょうか。
目次
ベトナムビザ情報・種類について
日本を出国し、他の国へ入国する時に入国審査では査証と呼ばれるビザが必要となることがあります。ビザの種類は国ごとによって違い、ベトナムビザは全部で20種類存在します。(2019年調べ。)
20種類もあるベトナムビザですが、どのような時に、どのような人がビザを取得しないといけないのでしょうか?今回は、観光や留学及び海外出張などでベトナムに行く時に必要となるビザを中心に、ご紹介します。
条件を満たせばベトナムにはビザなし入国が可能
日本国籍で日本のパスポートを持っている人は、条件によってベトナムへの入国にビザが不必要な時があります。それは次の条件を満たしている時です。
・ベトナムへの入国目的が観光・業務・公用。
・滞在期間が15日以内の観光及び業務の場合と、90日以内の公用であること。
・パスポートが日本を出るときに有効期限が6ヶ月以上あること。
・パスポートの未使用ビザのページが、ベトナムに入国するときに1ページ以上あること。
・飛行機のチケットが往路・復路がある旅券。第三国への航空券がある。
・ベトナムから入国を禁止されていない人物であること。
これらの条件がすべてクリアになっている時に、ビザの申請をしなくてもベトナムへ入国できます。突然「ベトナムに行ってみたい!」と思ったときや、急な海外出張でも、日本のパスポートを既に持っている人であれば、基本的に15日間内の旅行及び出張ならビザ不要でベトナムへ入国することが可能となっています。
「電子で航空券を買うので、入国の時点では帰りの飛行機分が発券されていないけれど、大丈夫?」と思う人もいるでしょう。そのような時は、電子チケットの控えを見せることで、審査を通過できます。
15日以上の滞在に必要なDLビザとは
DLビザと呼ばれるベトナムビザは、観光を目的とした15日以上の滞在を可能にします。
このビザでベトナムに最長3ヶ月滞在できます。もしも、15日以上の滞在を最初から考えていた場合は、このDLベトナムビザを取得しましょう。
留学ならDHビザを
ベトナムで、12ヶ月滞在可能な学生ビザはDHです。一年間ほど学校に通う時に申請しましょう。
12ヶ月OKなDN及びNN3は出張向け
外資系あるいはベトナムと取引があるなどの場合に、いわゆる出張向けのビザと言われるのが、DN及びNN3です。こちらは12ヶ月間滞在可能なビザとなります。
ベトナムビザの取得方法とは
自分に必要なベトナムビザがわかったら、次は申請の方法です。ビザの申請は主に3通りです。
ビザ申請は自分でする
ビザ申請は難しいことではありません。ベトナム大使館に直接出向いて自分で申請をします。
大使館で自分でするデメリットは、月曜日から金曜日の9:30~12、14:00~17:00の間でのみ受付のため、仕事をしている人は申請しに行く時間がないということです。
そんな時に便利なのが、オンラインビザ申請があります。
時間がない時でも便利なオンライン申請
ベトナム外務省公式オンラインビザ申請制度というのがあり、インターネットを使える環境なら、オンラインから申請ができます。
オンラインの申請ページは英語、フランス語、ドイツ語での対応のため、それらの言語で申請が難しい場合は、駐日ベトナム大使館のHPから「領事業務」→「ベトナムビザ取得方法」へいきましょう。
ビザ申請書から、必要な書類をダウンロードして記入します。こちらの書類は日本語が書いてあるから、英語ができなくても困りません。
記入後、ビザ申請書を郵送で駐日ベトナム大使館まで送ります。返信用封筒、パスポート原本、写真など必要なものがあるので、しっかりと確認して代理申請をします。
エージェントを使う?
ホームページを調べるのも得意でないし、とにかく簡単に長期ベトナムに滞在できる観光ビザが欲しいなどの場合は、ビザの代理申請を行う専門の業者を探して利用するのもいいでしょう。
ただし、どの情報にしても大使館の情報が一番ただしいことになりますので、時間を見つけて大使館に出向くか、電話で確認をするなどをするのが、確実にベトナムビザがもらえるでしょう。
まとめ
最近はLCCなどを利用することで、格安で気楽に行けるアジアの国々ですが、事前にビザに関する情報をきちんと下調べをして、入国審査でトラブルがないようにしていくと、充実した観光旅行や出張になるでしょう。
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